本センターニュース第40号(1997.6)でお知らせしたオープンシステム対応情報検索システム(新IRシステム)のテスト公開を次のとおり行いましたので,その結果を報告します。
平成9年7月8日(火)〜29日(火)
情報検索サービス(NACSIS-IR)利用者(既利用者ID取得者)
(1)利用回数 643回
(2)実利用人数 99人
(3)データベース毎の利用回数(かっこ内は,実利用者数)
16種のデータベースをテスト公開し,利用の多かったデータベースは次のとおりです。
目録所在情報データベース(図書) 251回(28人)
雑誌記事索引データベース 241回(56人)
科学研究費補助金研究成果概要データベース 106回(28人)
学術雑誌目次速報データベース 76回(27人)
学会発表データベース 48回(15人)
Science Citation Index Expanded 37回(19人)
お寄せ頂いた意見の主なものは,次のとおりです。
・現行のIRよりも検索コマンド,表示コマンドともに分かりやすくなった。
・検索結果の表示がきめ細かく指定できるのは便利。
・検索の応答が全般に遅い(とくに複数データベース検索時)
・ヘルプメッセージが分かりにくい。
・現行IRとの違いがよく分からなかった。
利用者の方々には,貴重なご意見などをいただき厚くお礼申し上げます。
平成10年1月に,平成9年度第2回目のテスト公開を予定しており,次回は,利用者数の拡大を計画しています。なお,今後も新IRシステムの概要やテスト公開予定などについては,センターホームページhttp://www.nacsis.ac.jp/ir/new-ir/new-ir-j.htmlに継続的に掲載してまいります。
(データベース 課)