イベント情報
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2009年(平成21年度)

日本動物学会第80回大会(第4回 SPARC Japan セミナー2009)
「ZSプロジェクトについて」

日時 平成21年9月17日(木)11:00〜11:45
場所 静岡グランシップ 交流ホール

主催

共催

社団法人 日本動物学会 Zoological Science 編集委員会

国立情報学研究所 国際学術情報流通基盤整備事業 (SPARC Japan)

 

セミナーは終了しました。

 

※講演資料を公開しました。(2009/10/21)

概要

機関リポジトリの効用に関して、デポジットされた論文は、さらなる読者を獲得して、引用につながるのか、といったテーマが図書館情報学の立場から検証が行われつつあります。日本動物学会は、北海道大学、筑波大学、京都大学のそれぞれの機関リポジトリと連携し、Zoological Science論文のリポジトリでのパーフォーマンスを明らかにしようとZSプロジェクトを2008年度より開始しました。本セミナーは今まで得られたアクセスからの解析を行うものです。

 

参加を希望される方は、以下のURLを閲覧してください。

http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?Zoological%20Science%20meets%20Institutional%20Repositories

 

参加対象者: 図書館等機関リポジトリ担当者、学会出版者、研究者

プログラム
司会: 永井 裕子 (日本動物学会)
時間

内容

講師 (敬称略)

講演資料
11:00

開会挨拶

 

 
11:05-11:35

学術論文を機関リポジトリに登録することの効果:ZSプロジェクトから見えてきたもの

[講演要旨]

佐藤 翔

(Sho SATO)

(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)

(1.59M)pdf
11:35-11:45 ディスカッション
11:45

閉会

参加費
無料
参加申込

申し込み不要、自由参加です。

講師紹介

佐藤 翔 (筑波大学大学院博士前期課程図書館情報メディア研究科)

 Sho SATO (Graduate Student, Graduate School of Library, Information and Media Studies, University of Tsukuba)

博士前期課程在籍(大学院生)。2008年からZSプロジェクトに分析担当として参加。 第5回SPARC Japan セミナー2008(Open Access Day特別セミナー)をはじめ、第4 回DRF(デジタルリポジトリ連合)ワークショップ、平成20年度CSI委託事業報告交流会、アジ研ワールド・トレンド(アジア経済研究所発行の情報誌)誌上等にて同プロジェクトの成果について発表。2009年9月26日には2009年度三田図書館・情報学会研究大会でも研究発表を行う予定である。

2008年筑波大学図書館情報専門学群卒業。同年博士前期課程図書館情報メディア研究科進学。専門は機関リポジトリのほか、大学図書館経営、学術情報流通、計量書誌学 等。

講演要旨

学術論文を機関リポジトリに登録することの効果:ZSプロジェクトから見えてきたもの (佐藤 翔) 

 (Sho Sato)

近年、大学・研究機関等で構成員の生産したコンテンツを大学自身が収集・管理・発信するサービスである機関リポジトリの取り組みが盛んになりつつある。機関リポジ トリに登録された学術論文は誰もが、無料で、自由に読むことが出来るようになり、 そのことにより学術論文がより多くの読者を獲得し、引用される機会が増えること等が期待されている。講演者らは日本動物学会、京都大学、北海道大学、筑波大学等と協力し『Zoological Science』掲載論文を各大学の機関リポジトリに登録、その後の 利用状況と引用状況を分析することで機関リポジトリへの論文登録が学術論文にもた らす効果を検証するプロジェクト「ZSプロジェクト」に従事している。本講演ではこ のZSプロジェクトから見えてきたもの、学術論文の機関リポジトリ登録にはどのよう な効果があることがわかったのか(あるいはわからなかったのか)について報告する。

ディスカッションでは学術論文の著者である研究者自身にとってこのような分析に興味があるか否かも含めてご意見をいただきたい。

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最終更新日: 2009年10月21日