イベント情報
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2009年(平成21年度)

第2回 SPARC Japan セミナー2009
「非営利出版のサステイナビリティとは−OUPに学ぶ」

日時・場所

平成21年8月4日(火)13:30〜17:00
国立情報学研究所 12階 1208,1210会議室

 

セミナーは終了しました。

 

更新記録

・ドキュメントを公開しました。(2009/11/17)

・ビデオ映像を公開しました。(2009/8/25)

・開催報告を公開しました。(2009/8/13)

・発表資料を公開しました。(2009/8/7)

・ウェブページを公開しました。(2009/7/1)

 

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概要

学術出版をめぐる動きは80年代の商業出版者の寡占化、90年代インターネットによるさらなる集中化、そして00年以降本格化したオープンアクセス活動へと目まぐるしく動き、最近では世界規模の経済危機も影を落とすようになってきました。特にオープンアクセスの解釈については、商業出版者、学会出版者、そして図書館と、それぞれの事情に応じた取り組みが行われています。学術情報は誰でもアクセスできるようになってしかるべきですが、どうやってその事業を維持していくのか、従来の購読費モデルですらその維持が危ぶまれている今、日本の学術出版関係者も論文誌事業に関して真剣な考察と取り組みが必要とされています。
今セミナーでは、オックスフォード大学出版局の全面的な協力によって、大学出版局であり、非営利的な出版活動として永く学術に携わってきた方々に、OUP が非営利出版としてどのようなビジョンで事業運営を行っているか、オープンアクセスを含む昨今のトレンドへの対応を含めお話いただき、OUPのサステイナビリティ(持続性)の源を探ります。また、ビジョン実行にあたってどのような具体的活動を行うかについてもお話いただきます。

 

参加対象者: 研究者、図書館員、学術出版職 にある方々

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プログラム
司会: 永井 裕子 (日本動物学会)
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(English)

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(Japanese)

13:30-13:40

開会挨拶

林 和弘 (日本化学会 学術情報部課長)

-グラスゴーからWeb会議システムを通じて参加-

 

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(00:02:30)

   
13:40-15:10

The Evolution of Academic Publishing at Oxford University Press

[講演要旨]

Martin Richardson

(Managing Director, Academic Books and Journals, Oxford University Press)

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(00:56:05)

(1.5M)pdf (593K)pdf
15:10-15:20

休憩

15:20-16:30

How Operations support OUP's business

[講演要旨]

Pam Sutherland

(Operations Director, Oxford Journals, Oxford University Press)

video

(00:51:30)

(1.74M)pdf (883K)pdf
16:30-17:00 質疑応答
17:00 閉会
 
※逐次通訳つき
 
※講演映像(オンデマンドストリーミング配信)映像をご覧いただくためには、 Microsoft 社のWindows Media Player(最新版)をご利用ください。ストリーミング データの転送速度は500Kbpsです。ご利用のネットワーク環境によってはアクセスに 時間がかかる場合があります。また音質も利用環境によって異なります。また、公衆 無線LAN環境等ではファイヤーウォールの設定により、ストリーミング配信に関わる プロトコル制限がかけられ、映像を閲覧できない場合があります。
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参加費
無料
参加申込

・氏名 ・所属 ・連絡先をご記入のうえ、【第2回SPARCセミナー参加申込】と題して、電子メールまたはFAX にて下記宛にお申込ください。また、【受付票】を返送しますので、当日ご持参ください。

 

※ご連絡いただいた個人情報は、今後のセミナーのご案内と開催変更等の緊急連絡に使用いたしますのでご了承ください。

 

申込期限: 平成21年7月31日(金) ※定員は80名です。 定員に達し次第、受付を締め切らせていただきますので、悪しからずご了承 ください。


申込先: 国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課図書館連携チームSPARC担当
E-mail co_sparc_all@nii.ac.jp FAX 03-4212-2370

講師紹介
Martin Richardson (Managing Director, Academic Books and Journals, Oxford University Press)

Martin Richardson has held a variety of positions at Oxford University Press over the past 20 years. He is currently Managing Director of the Academic Books and Journals Divisions, where he is responsible for over 3,000 print and online publications across a broad range of subjects. As a department of the University of Oxford, OUP is keen to experiment with new ways of increasing dissemination of research and educational material by employing new technologies and business models. Under Martin’s leadership OUP began online journal publishing in the early 1990’s and in 2000 launched the first of many online reference publications - the Oxford English Dictionary. In 2004 Oxford Scholarship Online was launched, providing a platform for the publication of OUP’s extensive monograph programme. Martin has represented OUP on a number of publishing industry organizations, including ALPSP, PLS and CrossRef. He is a regular speaker at conferences and has also published papers on various aspects of online publishing.

 
Pam Sutherland (Operations Director, Oxford Journals, Oxford University Press)

Pam has worked in publishing for the last 20 years, where she has held positions in finance, project and programme management, IT, and operations. She has a degree in Politics, an Oxford MBA, and is a qualified Chartered Management Accountant. She has worked for Oxford Journals (a Division of Oxford University Press) for the last seven years, first as Head of Journals IT and then Journals IT Director. She is currently the Operations Director, responsible for Production, Customer Services and IT.

 
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講演要旨
The Evolution of Academic Publishing at Oxford University Press (Martin Richardson)

Oxford University Press first began publishing books more than 500 years ago. This presentation reviews the history of OUP, which has led to it becoming the largest University Press publisher in the world. Looking to the future, the second half of the talk presents the results of a recent survey examining what types of information sources are used by researchers and how they are using online information. The presentation concludes with some comments on how OUP is responding to the challenges facing all academic publishers in an online world.

 
How Operations support OUP's business (Pam Sutherland)

This presentation looks further at some of the challenges faced by academic publishers worldwide, and reviews how the Operations functions can help assist the business in meeting these challenges. In a market where competitive advantage is increasingly conferred by scale, it is important to find ways to support the publishing programme which are cost efficient and competitive, but at the same time fully aligned with the academic mission of quality, dissemination, and support for the parent institution.

 
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開催報告
平成21年8月4日(火)に第2回SPARC Japanセミナー2009「非営利出版のサステイナビリティとは−OUPに学ぶ」を開催しました。
   
  参加者数
   
      参加者数:68名
 
 
アンケート結果
 

 

 

 

 

  回答数:38

 

  ※ご意見は、公開の同意をいただいたものです。

 

今回の内容について
 

  

  参加目的

 

    業務に関連するため:32   研究に関連するため:1   教養:5

 

  目的達成度

 

    役に立つ:26   普通:11   期待と異なる:0

 

  ご意見 (所属/職種)

 

  • OUPの先進的な取り組みの細部まで聞くことが出来、非常に参考になりました。ただ、規模が大きいからできるのではという部分も多々ありました。これだけの内容を日本の学協会が個別にやるのは、あまりにもハードルが高いです。(学協会/学術誌編集関係)

  • OUPの状況が大変良く分かりました。(学協会/学術誌編集関係)

  • 非営利出版のあり方を学ぶことができました。(学協会/学術誌編集関係)

  • OUPのような大学出版会のサステイナビリティの方向性は明らかになったが、日本の小規模な大学出版会や学協会が参考にできる部分は非常に限られているのだろうか?大学出版局が個々のブランドを維持しながら、シンジケートのような組織を構成して、コスト軽減などをはかれる道はあるのだろうか(なさそうだけど…)?(学協会/研究・教育関係)

  • 内容としては面白かったが、まだまだ大学図書館として、この講演と私どもの大学図書館との関係性が考えられないのが残念である。(大学/図書館関係)

  • 技術面に関する内容は勉強不足のため、むずかしい点もありましたが、大学出版に関して、また、リポジトリ事業に関して考えさせられる点が多く、大変参考になりました。(大学/図書館関係)

  • Open Accessオプションの選択率が下がっているというのは非常に興味深かった。機関リポジトリやPubMed Centralへの登録状況とあわせて見ると面白いかも?またPamさんのお話でアウトソーシング(戦略的な)をかなり積極的に活用されているという部分も大変興味深かった。(大学/大学院生・学生)

  • 大学出版会の活動について、はじめて網羅的にお話を伺え大変勉強になりました。貴重な機会を有難うございました。(企業/出版業)

  • 長い歴史と確固とした運営基盤を持つOUPをモデルにするのは難しいところもあるが、今後の大学出版局の進路(方向性)の一つの在り方(案)は非常に示唆に富んでいた。(国立機関/学術誌編集関係)

  • OUPの努力目標と自館の目標の違い(差)には如何ともしがたいものがあるが、選択的アウトソーシングなど有益な部分もあった。(国立機関/学術誌編集関係・図書館関係)

  • 学術出版の現状と課題について非常によく理解できたと思う。きちんとした現状認識とストラテジーがあるというふうに感じた。Operationという話があったが、ただのOperationではなく、しっかりしたストラテジーに基づく活動であると思い感心した。(その他/図書館関係)

 

 
今後、聞いてみたい内容・テーマ・講演者について
 

 

  • 機関リポジトリ、電子ジャーナル(オンライン)無料提供などの方針や、それにともなう検討課題(学協会/学術誌編集関係)

  • 欧米の小さくて苦労している学協会の話(学協会/学術誌編集関係)

  • Giants"のお話を伺って大変面白かったので、次はmiddleやmicroのお話も聞いてみたい。(大学/大学院生・学生)

  • 著作権、PubMed Centralのポリシー、二重投稿への対策(企業/学術誌編集関係)

  • オープンアクセス/機関リポジトリ、eBooks(企業/出版業)

  • 土屋先生(千葉大)(その他/学術誌編集関係・図書館関係)

 

 
その他、当企画に関する意見、感想
 

 

  • 行けない時もネットで資料を拝見しています。非常にいい内容だと毎回思っています。(学協会/学術誌編集関係)

  • オンラインでの林さんとのやりとりは大変興味深い。一歩進んで、SPARC Japanのリアルタイム配信とかはどうでしょうか?(大学/大学院生・学生)

  • 今後もユニークな深い企画をお願いします。グラスゴーとの通信おもしろかったです。(国立機関/学術誌編集関係)

  • 今回は少し難しかったので、より初級向けのものもお願いします。(国立機関/学術誌編集関係・図書館関係)

 

 
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最終更新日:2009年11月17日