近年,読者が無料で論文を読めるオープンアクセスジャーナルが増加しつつあります。これらの多くは,著者が論文処理費用(Article Processing Charge: APC)を負担することにより出版費用を賄う方式が採られています。しかし,国内大学等の研究者によるオープンアクセスジャーナルに対する論文発表の状況は必ずしも明らかになっていません。本調査は,オープンアクセスジャーナルへの投稿の現状を把握し,今後のオープンアクセスモデルの在り方について検討するための基礎データとして活用することを目的としています。
■調査対象者 調査にご協力いただける47機関の理学・工学・農学・医学・歯学・薬学等の自然科学系分野の研究者(大学院生は含みません)。オープンアクセスジャーナルへの投稿・発表の経験・予定の有無は問いません。 アンケート調査対象機関リスト(82K)
(予備調査で協力可能とご連絡いただいた機関)
■調査期間
アンケート調査は終了致しました。ご協力ありがとうございました。(平成25年12月追記)
※調査期間を以下のとおり延長いたします。
平成25(2013)年12月2日(月)〜12月26日(木)
■調査対象 調査にご協力いただける機関に研究支援組織(図書館または担当部署)にインタビューを実施いたします。インタビューをさせていただく機関に個別にご連絡いたします。 インタビュー調査対象機関リスト(54K)
インタビュー調査は終了致しました。ご協力ありがとうございました。(平成26年1月追記)
■調査対象掲載全論文がAPC支払論文であるオープンアクセスジャーナルに投稿した著者数の多い所属機関宛に予備調査を行いました。このリストは学術図書館研究委員会(SCREAL,研究代表:佐藤義則)から提供を受けたものです。予備調査対象選定の詳細は報告書に掲載します。 予備調査対象機関リスト(144K))
■調査期間 平成25(2013)年10月11日(金)〜10月31日(木)
調査の結果については,個人情報等を特定されない形で分析を行い,本ウェブサイトおよび調査報告書等の刊行物等にて,結果を公表します。
報告書を公開しました。(平成26年5月追記)
国際学術情報流通基盤整備事業運営委員会(SPARC Japan)が設置する,「オープンアクセスジャーナルへの投稿に関する調査ワーキンググループ(APC調査ワーキンググループ)」が行っています。
APC調査ワーキンググループリスト(91K)