平成22年度委託事業公募について、学術コンテンツ運営・連携本部会議で審議し、下記の基本方針が決まりましたので、お知らせいたします。
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基本方針 |
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- 研究教育の活性化を図り、学術コンテンツのオープンアクセスを進展させるために、平成22年度〜平成24年度の3年間を第3期と位置付ける。
- 委託事業の内容として、領域1を引き継ぐ「コンテンツ構築支援」、領域2を引き継ぐ「先導的プロジェクト支援」に加え、新たに「リポジトリ担当者コミュニティ支援(仮称)」を設定し、機関リポジトリの構築連携、機関リポジトリの高度化および付加価値向上、担当者コミュニティの活性化を支援する。
- 機関リポジトリの構築を検討している機関向けに、NIIがシステム基盤(ハードウェア・ソフトウェア)を第3期中に整備し、リポジトリシステム構築の選択肢として提供する。
- 原則として、公募により委託先を決定する。
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委託内容 |
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- コンテンツ構築支援
- 平成22年度以降に機関リポジトリを新規に立ち上げる機関、平成20年度以降に機関リポジトリを立ち上げたが領域1を受託したことがない機関、及び第2期(平成20年度)以降に領域1を受託した機関を対象に、コンテンツ経費を支援する。システム経費は委託対象としない。
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重点コンテンツは特に設けない。また、図書館等で所蔵している貴重資料の電子化(いわゆる「デジタル・アーカイブ」)は委託対象としない。
- 先導的プロジェクト支援
- 領域2の既存プロジェクトのうち基盤的プロジェクトと考えられるものについては、第2期までの成果を評価し、第3期のコンセプトに合う内容に調整したうえで改めて委託する。
- 新規のプロジェクトは、具体的なテーマを示し厳選する。自由な提案枠も用意する。
テーマ例:
- リポジトリ担当者コミュニティ支援(仮称)
- 第2期までに得られた経験・知識・ノウハウ等を共有し、機関リポジトリの裾野を拡げることを目的とし、第1期・第2期のリポジトリ担当者コミュニティ(DRF、 ShaRe)や地域拠点大学等からの提案を募り、委託する。
- 地域型共同リポジトリの活動支援、人材育成(研修)、アドボカシー活動、国際連携、NIIが提供するリポジトリシステム基盤の活用等を委託内容に含む。
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対象機関 |
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日本国内の大学、短期大学、高等専門学校、大学共同利用機関を対象とする。 |
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スケジュール(予定) |
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公募開始時期:平成22年3月中の予定で調整中 |
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