事業について
SCOAP3

お知らせ

・平成28年12月7日,8日開催
  「高エネルギー物理学分野における論文投稿の仕組みを考える−SCOAP3と日本の現状−」
  のお申し込み受付を締め切りました。本イベントの概要はイベント欄をご覧ください。(2016/12/05)

概要

SCOAP3(Sponsoring Consortium for Open Access Publishing in Particle Physics)は,高エネルギー物理学分野(High Energy Physics: HEP)の査読付きジャーナル論文のオープンアクセス化を実現することを目的とした,国際連携プロジェクトです。電子ジャーナル高騰問題に苦しむ世界の研究者および図書館コミュニティが,協力して状況打開を目指す取組みとして期待されており,スイスのCERN(欧州原子核研究機構)が中心となり,HEP分野の研究者を擁する世界20ヵ国以上の研究機関,大学図書館等に協力を呼び掛けています。


SCOAP3のビジネスモデルは,大学等の図書館が従来「購読料」として支払っていたものを対象雑誌の「出版料」に振替えることで,世界中の誰もが無料でそれらの学術雑誌の論文を読むことができるオープンアクセス化を目指すものです。(→図1 (99.7K)pdf

各国に割り振られる財政的支援の期待額は,対象雑誌に掲載された論文数から試算され,日本はHEP分野の論文数が世界全体の7.1%を占め,アメリカ,ドイツに次ぐ3番目の主要国として協力が期待されています。

プロジェクトは2006年に開始され,現在,全体の7割以上に相当する国が関心表明(Expression of Interest: EoI)に署名しています。

2013年12月5日付けで,SCOAP3を2014年1月1日より正式にスタートすることが発表されました。http://scoap3.org/news/news102.html


参加出版社からの声明:
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日本における対応

2007年にCERN所長から日本への提案があり,高エネルギー加速器研究機構,国公私立大学図書館協力委員会,および国立情報学研究所での検討の結果,2011年8月31日,三者が共同で関心表明EoIに署名しました。(→図2 (92.4K)pdf

【EoIとは】

SCOAP3に賛同する国の関係機関(研究機関,大学図書館等)が,SCOAP3を主導するCERNに対して関心(協力)を表明するものです。
日本からは,高エネルギー加速器研究機構(KEK),国立情報学研究所(NII),国公私立大学図書館協力委員会(CCJUL)が,オープンアクセス出版を推進するコンソーシアムSCOAP3への参加に対し関心を有することを表明しました。
EoIに明記した条件が整った段階で,日本からの財政的支援を行うことになります。EoIに記載された781,000ユーロ(約8,591万円:1ユーロ110円で換算)を日本の関係機関がどのように分担するかについては,今後,関係機関間で検討する予定です。
なお,日本にとって有利な状況を保持する条件として,「SCOAP3のための国際的コンソーシアムが(1)設立され,(2)ガバナンスが確立し,(3)出版社への入札が募集され,(4)出版者との間で有利な入札(すなわち日本のSCOAP3のタイトルを含むパッケージの価格が相応に下がること)が成立すること」が盛り込まれており,次の段階(財政的支援)に進むには,これらの条件が全て実現することが前提となることを明記しています。
2013年12月4日に国立情報学研究所が日本の参加機関を代表してMoU(Memorandum of Understanding)に署名し,パートナーとして参加することになりました。
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日本からの参加機関
北海道大学高エネルギー加速器研究機構
東北大学国立情報学研究所
山形大学宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所
筑波大学理化学研究所
千葉大学首都大学東京
東京大学大阪市立大学
東京工業大学大阪府立大学
総合研究大学院大学上智大学
新潟大学慶應義塾大学
信州大学中央大学
名古屋大学東海大学
名古屋工業大学東京女子大学
京都大学日本大学
大阪大学明治大学
神戸大学明治学院大学
岡山大学立教大学
広島大学早稲田大学
九州大学立命館大学
九州工業大学大阪電気通信大学
熊本大学関西学院大学
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FAQ

SCOAP3に関するFAQ

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ガバナンスについて

契約の当事者

CERNとSCOAP3パートナー

SCOAP3パートナーとは

拠出金をCERNに払うとSCOAP3パートナーになれる(拠出額はMoUのAddendumに明記)
SCOAP3パートナーの権利(パートナーになることによって得られるメリット)
コスト削減(出版者の確約を得ることができる)
ガバナンスへの参加
CERNリポジトリに自機関研究者の論文登録され(push),CERNリポジトリから自機関のリポジトリへの論文取り込みが可能(pull)

ガバナンスの全体像(→図4 (161K)pdf

Governing Council(評議会):最高意思決定会議,貢献(拠出額)に応じて各国から派遣(日本からは2名)
Executive Committee(執行委員会):4〜6名、SCOAP3パートナーのなかからGoverning Councilが選出、CERNからも1名
Forum(フォーラム、総会):全てのSCOAP3パートナーはフォーラムに参加できる
Manager(事務局長):CERNが雇用

SCOAP3パートナー側の署名の主体

@,Aのどちらでも可
 @個々のパートナーが署名
 A国を代表する機関等がパートナーの代表として署名(CERNはこちらを推奨)
SCOAP3パートナーはAddendumに列挙
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対象誌

SCOAP3の対象誌はこちらをご覧ください

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Reconciliationとは

Reconciliationとは(→図3 (164K)pdf

図書館/コンソーシアムと出版者との間で、拠出額と削減額の調整を行う一連の作業

手順

図書館/コンソーシアムが,SCOAP3 Technical Working Group が用意する計算ツール(エクセル表)を使って拠出額(購読額)を算出
National Contact Pointが,国内の図書館等の拠出額データを集約し、Reconciliation Facility(ウェブサイト)にデータをアップロード
出版者も削減額を Reconciliation Facility に入力
CERN はプロセスを監視し、額の不一致が生じた場合それを調停

最終的に合意された額はMoUに明記され、出版者はその額を契約額から削減する義務を負う

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イベント

「高エネルギー物理学分野における論文投稿の仕組みを考える−SCOAP3と日本の現状−」

詳細はこちら: 開催案内pdf
下記「お申し込み」ボタンからお申し込みください(別サイトにとびます)。
受付は終了いたしました。お申込み誠にありがとうございました。
申込完了後,受付票がメールで送信されますので,当日ご持参ください。

※申込後,数日経っても返信が届かない場合や,キャンセルご希望の場合は下記へお問い合わせください。
※ご連絡いただいた個人情報は,開催変更等の緊急連絡に使用いたしますのでご了承ください。
※定員に達した段階で,期限日前に申し込みを締め切ることもございますのでご了承ください。

申込期限:平成28年12月2日(金)

お問い合わせ先
大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議 SCOAP3タスクフォース事務局
国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課 担当:吉田
E-mail yoshida[at]nii.ac.jp TEL 03-4212-2302(直通)

参考サイト

SCOAP3サイト  http://scoap3.org/

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最終更新日: 2017年7月5日