国際学術情報流通基盤整備事業は2003年に始まり、学術情報流通における潮流の変容に応じて事業内容の見直しを行ってきました。
この度、2018年度末で第5期が終了するにあたり、特定の事業ではなく、ステークホルダー間の連絡調整を行うことによって、学術情報流通基盤整備を推進するという役割に大きく舵を切ることとしました。
そこで、活動主体の名称を国際学術情報流通基盤整備事業運営委員会から学術情報流通推進委員会へと変更し、以下の基本方針に基づいて活動を行うこととします。
近年の情報通信技術の進展に伴い、学術論文のオープンアクセスに加えて、研究データを含めた研究プロセスのデジタル化と共有に取り組む、オープンサイエンスが国内外で進展しつつあります。
学術論文や研究プロセスの相互利用の促進は新たな知の創出にも資することから、学術情報流通推進委員会の第1期においては、オープンアクセス、オープンサイエンスを推進するために、国内外の学術情報流通の動向や実態の把握に努め、それらに基づいた学術情報の公開や利活用に係る戦略の検討と調整、アドボカシー活動等を、学術コミュニティ等を中心としたステークホルダーの参画や連携のもとに行います。
第1期の活動内容については、随時本webサイトを更新してまいります。
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