研究シーズ2015情報メディア科学

モバイル環境での3次元モデリング技術の確立を目指して

杉本 晃宏コンテンツ科学研究系 教授

研究分野3次元モデリング/3次元モデル生成

研究背景・目的

スマートフォンやタブレットの普及は目覚しく、ビッグデータと融合したスマート革命に向けて躍進を続けています。スマートフォンやタブレットといったモバイル端末にはカメラが搭載されていて、ユーザはいつでもどこでも気軽に画像や映像を撮影し、その場でそのままSNSにアップして共有するという状況が日常的になっています。

一方、3Dカメラ(いわゆるRGB-Dカメラ)の出現によって、誰でも気軽にカラー画像付きで3次元をリアルタイムでスキャンすることができるようになってきています。近い将来、スマートフォンやタブレットにも(さらには、ウエアラブル端末にも)RGB-Dカメラが搭載され、現在の画像や映像と同じように、3D画像や3D映像がいつでもどこでも撮影されるという状況が当たり前になることが見込まれます。

このように、エンドユーザがモバイル環境で3次元データを手軽に入手できる環境が整いつつあり、3次元モデルを生成する技術は、以前にも増して、ますます重要となってきています。

研究内容

モバイル環境におけるRGB-Dカメラを用いた3次元モデル生成には、省メモリ化、高精度、リアルタイム処理が必要不可欠ですが、これらすべてを満たすモデル生成技術は、残念ながらまだ存在しません。私たちの研究グループでは、RGB-Dカメラから得られるストリーミングデータを入力として、リアルタイムに省メモリで3次元モデルを高精度に生成する技術の研究開発を進めています。具体的には、

  • 密なRGB-D画像列からの高精度な3次元モデル生成技術
  • 省メモリ3次元モデル表現法
  • リアルタイム3次元顔モデルの生成技術
  • 室内環境の3次元モデル実時間生成技術

などを開発しています。

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産業応用の可能性

  • フレンドリーICTサービス技術
  • G空間高度利活用
  • 高齢化社会における遠隔メンタルコミュニケーション支援
  • モバイル環境での複合現実感
連絡先

杉本 晃宏[コンテンツ科学研究系 教授]
http://www.dgcv.nii.ac.jp/
sugimoto[at]nii.ac.jp ※[at]を@に変換してください

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