研究 / Research

過去に取り組んだ大型プロジェクト

先端的研究を促進してわが国の国際的競争力を強化するとともに、研究開発成果を国民および社会へ還元することを目的としたプログラムとして、平成21年度に総合科学技術会議において決定されました。

量子情報処理プロジェクト

中心研究者: 山本 喜久

量子力学の中心的概念である量子もつれを用いて、計測、標準、通信、情報処理技術の4つの分野でわが国の独創的なアプローチに基づいて研究開発を行い、世界をリードする潮流を形成することを目指します。

超巨大データベース時代に向けた最高速データベースエンジンの開発と当該エンジンを核とする戦略的社会サービスの実証・評価

中心研究者: 喜連川 優

本プロジェクトでは、従来にない高性能データベースエンジンの開発に取り組み、高速データ解析などの実現により可能となる次世代戦略的社会サービス(サイバーフィジカルサービス)の実証を通じて、提案するエンジンの有効性を立証します。NIIでは、サブテーマ2「超巨大サイバーフィジカルシステム基盤のための情報創発技術とその戦略的社会展開」(サブテーマリーダー:上田修功客員教授)を担当しています。

ソーシャル・サイバーフィジカルシステムプロジェクト(CPS)

研究代表者: NII副所長・コンテンツ科学研究系教授 安達淳

実世界で機能する物理システム(フィジカル)と、多様なセンサーを通じて実世界から獲得したデータの蓄積や分析を行う情報システム(サイバー)が連携し、データ分析結果にもとづき実世界へのフィードバックを行うことで、社会システムやサービスの更なる効率化や新たな価値の創出につなげる社会規模の「サイバーフィジカル・システム(Cyber Physical System: CPS)」の研究に、大学や産業界と連携しながら取り組んでいます。

平成24年(2012年)から文部科学省委託研究の「社会システム・サービスの最適化のためのサイバーフィジカルIT統合基盤研究」の一環として、実世界がもたらす大規模CPSデータの管理・処理基盤や可視化方式の検討を行っています。共同研究パートナーである国立大学法人 北海道大学、同 大阪大学、同 九州大学と連携して、新たなIT統合基盤の実証的な検証を進めています。

また、平成26年(2014年)からは内閣府が推進する「戦略的イノベーション推進プログラム(SIP)」の課題の一つである「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」に参画し、土木系研究者とも協調して、橋梁などのインフラに関するセンシングデータの統合的なマネジメント基盤の提供を通じて情報技術による社会への具体的貢献も目指しています。

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