EPrints 2.3技術文書 - EPrintsの歴史(と将来計画)
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EPrintsプロジェクトは、Stephen Harnad教授により開始されました。
- 2000年4月
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Rob TansleyがEPrintsの作成を開始しました。
- 2000年6月
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EPrintsベータ1がリリースされました。
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Cogprintsアーカイブが作成されました。 http://cogprints.soton.ac.uk/
- 2000年9月
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EPrintsベータ2がリリースされました。
- 2000年11月
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EPrints 1.0がリリースされました。OAI 0.2をサポート。
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Rob TansleyがEPrintsプロジェクトを離れました。
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Christopher GutteridgeがEPrintsプロジェクトに参加しました。
- 2001年1月
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EPrints 1.1がリリースされました。OAI 1.0をサポート。
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EPrints 2の開発が開始されました。
- 2001年6月
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Mike JewellがEPrintsプロジェクトに参加し、主にインストールプログラムの開発に当たりました。
- 2001年8月
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EPrints 2 アルファ-1(Anchovy)がリリースされました。
- Jan 2002
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EPrints 2 アルファ-2(Pepperoni)がリリースされました。
- 2002年2月14日
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EPrints 2.0(Olive)がリリースされました。
- 2002年4月17日
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EPrints 2.0.1(Tuna)がリリースされました。ほとんどはバグフィックスでした。
- 2002年7月1日
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EPrintsは正式にGNUプロジェクトに参加しました。
- 2002年7月4日
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GNU EPrints 2.1(Pineapple)がリリースされました。購読誌機能とOAI 2.0サポートが追加されました。
- 2002年10月31日
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GNU EPrints 2.2(Pumpkin)がリリースされました。サブジェクト編集機能とGDOMEサポートが追加されました。
何もないのが理想です。そうであったらと願いますが、願っているだけではそうなりません。
次にどんな機能が追加されるのかはこれまでの経験や皆さんからのご意見によります。本当に必要な機能がありましたら、以下のアドレスにメールでお知らせください。support@eprints.org
- BibTeX互換性
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bibtexデータをシステムにインポートするメソッド。できれば、bibitexでメタデータをエクスポートするメソッド。できれば、RISのようなその他のメタデータスキームのサポート。
- 翻訳
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フレーズファイルの他言語への翻訳。できれば、サイテーションやテンプレート、デフォルトの静的ページの翻訳も。これらをsupport@eprints.orgに送ってください。そうすればEPrintsサイトに追加します。
- MathMLの処理
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できれば、2.0でlatexを扱ったように。ただし、私はMathMLについてあまり知らないのでこれをどのように実現したら良いかわかりません。
- エクスポート・インポートシステム
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既にインポート・エクスポート機能はありますが、これはちょっと荒削りで間に合わせのものです。もっと洗練されたものにしたいと思っています。
- その他のデフォルト設定
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現在のデフォルトは研究論文やプレプリントのアーカイブ向きにできています。たとえば実験データ向けなど複数の異なるデフォルト設定が持てたらすばらしいと思います。
- APIドキュメントの完全化
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実際時間のかかるものですが、役に立ちます。
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更新: 現在約50%完成しました。本当に時間がかかります。APIドキュメントを見るには、EPrintsモジュールについてperldoc Foo.pm
を使ってください。
- ミラーリング
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2つのマシンでシステムを動かすことができるようにする。たとえば、アメリカのシステムのミラーサーバをヨーロッパに置くなど。1つのシステムが「ルート」サーバになり、編集やユーザベースの機能を置き、一方、検索やブラウズ、ダウンロードはミラーサーバで行うことができるようにする
- 「ピアレビュー」
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承諾あるいは棄却する前のアイテムにコメントや採点などを付けることのできる査読者を割り当てるなど、「バッファ」にもっと複雑な機能を割り当てられるようにする。
- サイテーションの抽出とリンク付け
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ドキュメントの全文を走査してサイテーションを探して、(a)アーカイブにある他のアイテムにリンクを張るソフトウェアと(b)サードパーティのシステムを使ってアーカイブ以外のアイテムにリンクを張るソフトウェア。
- 関連ドキュメント提案機能
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人々がどんな要約ページやフルテキストを見るかをパターン化して、同じようなアイテムを推定する機能。この種のシステムを私は知りませんので助言をお願いします。
- ハウツーの増加
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これはパッケージにではなくeprints.orgに掲載するつもりです。ハウツーは、たとえば新しいフィールドの追加など特定の課題を果たすための設定を得る(明らかに大きな)手がかりになるものです。
- スーパー設定ツール
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フィールドの追加や削除など、実に複雑な手続きを実行する設定ツールです。
- ユーザ定義のデータセット
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複雑なデータ構造向け。たとえば、日付と時間、説明文を持つ「出来事」のリストをアイテムとして持ちたい場合など。これらは無限にネストすることになるでしょう。
- チャットフォーラム
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各要約ページの下にスラッシュドット形式のチャットを設ける。おそらく、PHP掲示板のような別のシステムを使うことになるでしょう。open.ac.ukで開発されたd3eシステムを使うかもしれません。
- Webログ変換機能
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Webサイトのログを取得して、各ドキュメントが何回閲覧されたかについての情報をきれいに整形して見せる機能。おそらくコアシステムの一部ではなく「他から寄贈された」機能となるでしょう。
- 複数のサイトによる1つのアーカイブの共有
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多言語サポートのようなもの。1つのバックエンドデータベースを複数のサイトが共有することを可能にします。
たとえば、アーカイブの一部を(通常のURLに加えて)別のブランド名のURLで提供したい場合など。
現在利用可能な多言語サポートオプションは、このより包括的なアプローチできれいに置き換えられることになるでしょう。
- 完全にカスタマイズが可能なワークフロー
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投稿の全ステージが設定可能となります。複雑な承諾過程やピアレビューなどを可能とします。設定ファイルを作成することは非常に難しいでしょうが、既存のファイルの変更は極めて簡単でしょう。基本的なバリエーションとして主題アーカイブ、オンラインジャーナル、機関アーカイブなど、複数の設定ファイルを提供できると思います。
- 同種のプロジェクトとの相互運用性
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GNU EPrintsと同じようなオープンソースのフリーなプロジェクトが存在します。たとえば、(MITとHPの)DSpaceや(ニュージーランドのワイカト大学の)Greenstoneなどです。私たちはこれらのプロジェクトのメンバーと話し合い、データをシステムで共有できる方法を持ちたいと考えています。また、Greenstoneの文書変換用のプラグインシステムをGNU EPrintsで使用できるようにしたいと考えています。
- software.eprints.orgに寄贈されたツールのコレクションを掲載
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これはお願いするものです。興味深いプログラム、有用なスクリプト、一風変わった斬新な設定、ドキュメントの翻訳、特定の主題分野向けのサブジェクト設定などをお持ちでしたら、それが何か、作者は誰か、著作権保持者は誰かを添えてsupport@eprints.orgに送ってください。
私たちは各ステージに名前をつけて、それらを話題にする際簡単に区別できるようにしたかったのです。各バージョンの間にさらに細かいバージョンを作成することになりそうだったので、論理的な順番にはしたくありませんでした。それで単に好きな言葉のセットを選びました。つまり、私たちはピザが好きなのです。
更新)かぼちゃはピザになりそうにないのですが、その時はそれでいいと思ったのです。
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