EPrints 2.3技術文書 - erase_archiveコマンド



名前

erase_archive - EPrintsアーカイブに関係するすべてのテーブルとファイルを消去する


概要

erase_archive archiveid [options]


説明

すべてのデータベーステーブル、ドキュメントファイル、Webサイトなど、アーカイブのコンテンツを完全に消去する。 このコマンドを実行するとメタデータの設定を安全に変更することができる。その後、再度コンテンツ作成コマンドを実行する

--forceオプションをつけないで実行すると、実際にすべてを消去する前に消去の確認を求める。

このコマンドを実行後、アーカイブを使用するにはcreate_tablesを実行する必要がある。


引数

archiveid
消去するEPrintsアーカイブのID。


オプション

--help
簡単なヘルプメッセージを出力して、終了する。

--man
完全なマニュアルページを出力して、終了する。

--quiet
エラーが生じない限りすべての出力を抑制する。

--verbose
現在何を行っているかを詳細に説明する。よくわかるように説明が繰り返される場合がある。

--version
バージョン情報を出力して、終了する。

--force
変更を行う前に確認を求めない。

--noerasedb
データベーステーブルを消去しない。

--noerasefiles
ドキュメントファイルとWebサイト用ファイルを消去しない。

--rootpass password
MySQLのルートパスワードを指定して、パスワード入力を回避する。コマンドラインでルートパスワードを指定することはまったく安全ではないので、使用しないほうが...。


バグ

このコマンドは、MySQLのルートユーザがrootという名前であることを仮定している。

MySQLがEPrintsシステムと同じシステムにインストールされていないと問題が生じるかもしれない。その場合は、--noerasedbオプションを使用し、データベースの削除と再作成は自分で行う。

--noerasedbオプションと--noerasefilesオプションを同時に指定することもできるが、これは明らかに馬鹿げている。 何も行われないからである。


著者

このコマンドはEPrints2システムの一部である。EPrints2は、Christopher Gutteridgeにより開発された。


バージョン

EPrintsのバージョン: 2.3.6


連絡先

詳細な情報が必要な場合は、http://www.eprints.org/を参照のこと。メーリングリストに関する情報などがある。

Chris Gutteridgeに連絡を取る場合はsupport@eprints.orgにメールする。

何らかの理由があって郵便で連絡を取る必要がある場合、EPrintsの連絡先は次のとおりである。

 EPrints c/o Christopher Gutteridge
 Department of Electronics and Computer Science
 University of Southampton
 SO17 1BJ
 United Kingdom


著作権

このファイルはGNU EPrints 2の一部である。

Copyright(c)2000-2004 University of Southampton, UK. SO17 1BJ.

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EPrints 2は有用であることを願って配布されているが、*まったくの無保証*である。 商業可能性の保証や特定の目的への適合性は、言外に示されたものも含めまったく存在しない。詳しくはGNU一般公衆利用許諾契約書を参照のこと。

EPrints2と一緒にGNU一般公衆利用許諾契約書の複製物を受け取ったはずである。もし受け取っていない場合は、フリーソフトウェア財団まで請求のこと。
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