DSpace システム説明書: はじめに
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DSpaceはオープンソースのソフトウェアプラットファームです。DSpaceを使用することにより学術機関は以下を実現することができます。
- デジタル資料を投稿ワークフローモジュール、あるいは様々な変更可能な受け入れオプションを使って捕捉・記述する。
- デジタル資産を検索システムを介してウェブ上で配信する。
- デジタル資産を長期にわたって保存する。
本システム説明書の機能概要の章は、このシステムの機能を知る上での良い入門編であり、技術者以外の方にも読んでいただけるはずです。
また、本説明書で使用する用語を説明していますので、すべての方はまずこの章から読んでください。
DSpaceサービスの運用担当者の方は、インストール、設定とカスタマイズ、ディレクトリとファイルの各章を参照してください。
DSpaceの動作原理に興味のある方、あるいは、各自の目的に合わせてプログラムを改造することに興味のある方は、アーキテクチャの各節を参照してください。
その他の有益な情報源としては以下のものがあります。
- DSpace公開APIのJavadoc。Antにターゲット
public_api
を指定して作成する。
- DSpace Wiki。DSpaceに関する数多くの有益な情報を掲載している。開発者はこれを使っている。このサイトにアクセスし、あなたが行っている開発についての情報を追加するようお願いする。特に有用なWikiページは以下のとおりである。
- www.dspace.org。各種のお知らせや、あなたの機関のDSpaceシステムをさらに良くするための有益な情報を掲載している。
- テネシー大学のJason Simmsが書いたインストールに関する追加メモ。
- SourceForgeで運用されているdspace-techメーリングリスト。各種の質問をするべき場所である。このメーリングリストには、DSpaceの開発者とユーザによるコミュニティが形成されており、ユーザからの質問を待っているからである。
このメーリングリストの過去ログも有益な情報源である。
- DSpaceのコアプログラムの改良に貢献することを視野に入れてDSpaceの開発をしている人向けのdspace-develメーリングリスト。
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