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ドキュメント |
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博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)結果報告 |
多数のご意見をお寄せいただきました、博士論文ニーズ調査(利用面・発信面)について下記のとおり結果を報告いたします。
これらのご回答につきまして、今後の事業の参考とさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
アンケート実施期間:平成20年5月26日(月)〜6月20日(金)
有効回答数:1,273件
印刷用: PDF(478KB)
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| Q0.職業 | 合計 |
1 | 回答しない | 20 |
2 | 学生(大学院生のぞく) | 101 |
3 | 大学院生(修士) | 195 |
4 | 大学院生(博士) | 238 |
5 | 大学教員 | 363 |
6 | 教員(大学以外) | 19 |
7 | 図書館員(大学等) | 89 |
8 | 図書館員(大学等以外) | 10 |
9 | 官公庁等職員(研究職・技術職) | 53 |
10 | 官公庁等職員(その他事務職) | 4 |
11 | 会社員(研究職・技術職) | 102 |
12 | 会社員(その他事務職) | 15 |
13 | その他 | 58 |
| 総計 | 1267 |
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Q1.国内博士論文をどのくらい検索することがありますか? |
| Q1.どのくらい検索する? | 合計 |
1 | ほぼ毎日利用する | 62 |
2 | 月に数回は利用する | 437 |
3 | 年に数回は利用する | 422 |
4 | 利用しない | 249 |
5 | その他 | 96 |
| 総計 | 1266 |
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Q2. 国内博士論文の検索にご利用の方法を教えてください。(いくつでも) |
Q2.検索方法 | 合計 |
NII-DBR | 467 |
NDL-OPAC | 552 |
各機関(学部・学科)のWebサイト | 325 |
各機関の図書館のデータベース | 424 |
各機関の機関リポジトリ | 152 |
冊子のカタログ | 22 |
Google検索から | 494 |
Yahoo検索から | 135 |
その他検索エンジンから | 45 |
その他 | 59 |
総計 | 2675 |
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Q3.国内博士論文の検索,本文入手の目的について教えてください。(いくつでも) |
Q3.利用目的 | 合計 |
科学研究費補助金申請時の先行例調査 | 119 |
学位論文(卒論・修論・博論 等)執筆時における先行研究の調査 | 629 |
論文執筆等における先行研究の調査 | 606 |
特定の研究者の研究分野の調査 | 320 |
特定の研究分野の動向の調査 | 447 |
博士論文執筆時における形式の調査 | 204 |
研究業績評価の調査 | 50 |
本文は必要ない | 57 |
その他 | 85 |
総計 | 2517 |
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Q4.国内博士論文の本文が必要な場合,どのような手段で入手しますか? (いくつでも) |
Q4.入手方法 | 合計 |
博士論文の著者本人から入手する | 288 |
国立国会図書館から入手する | 325 |
所属の機関の図書館・室を通して入手する | 611 |
公共図書館を通して入手する | 52 |
入手の方法がわからない | 374 |
その他 | 76 |
総計 | 1726 |
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Q5.国内博士論文の検索,本文入手でお困りのことはありますか? (いくつでも) |
Q5.お困りのことは... | 合計 |
全ての博士論文を網羅的に検索できる手段がない | 747 |
データ項目(書誌的情報)が不充分 | 345 |
入手方法・所在に関する情報が不充分 | 617 |
博士論文の検索方法がわからない | 258 |
本文の閲覧がしにくい | 630 |
本文の複写がしにくい | 530 |
本文の利用の方法がわからない | 136 |
その他 | 69 |
総計 | 3332 |
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Q6.博士論文の利便性向上に必要と思われることは何ですか? (いくつでも) |
Q6.必要なことは... | 合計 |
博士論文を網羅的に検索できるデータベース | 938 |
博士論文の利用についての詳しい案内 | 469 |
博士論文の本文の電子化・公開 | 945 |
博士論文の公開制度の改正 | 278 |
特に必要ない | 68 |
その他 | 62 |
総計 | 2760 |
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Q7.ご自分が書いた博士論文を,他の人に読まれたいと思いますか? |
| Q7-1.同じ分野の研究者 | 合計 |
1 | 望む | 972 |
2 | 望まない | 45 |
3 | どちらとも言えない | 156 |
| 総計 | 1173 |
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| Q7-2.他の分野の研究者 | 合計 |
1 | 望む | 880 |
2 | 望まない | 65 |
3 | どちらとも言えない | 227 |
| 総計 | 1172 |
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| Q7-3.大学院生 | 合計 |
1 | 望む | 961 |
2 | 望まない | 43 |
3 | どちらとも言えない | 167 |
| 総計 | 1171 |
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| Q7-4.学生 | 合計 |
1 | 望む | 901 |
2 | 望まない | 60 |
3 | どちらとも言えない | 211 |
| 総計 | 1172 |
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| Q7-5.企業の研究者 | 合計 |
1 | 望む | 872 |
2 | 望まない | 63 |
3 | どちらとも言えない | 234 |
| 総計 | 1169 |
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| Q7-6.一般 | 合計 |
1 | 望む | 752 |
2 | 望まない | 104 |
3 | どちらとも言えない | 315 |
| 総計 | 1171 |
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研究業績の一指標なので公開は当然,利用に供していきたい。
様々な研究者に読まれることで, 多くの意見が得られる。この社会的意義は十分に大きいと思う。
学問は共有財産であり,博士論文は原則公開(ネットも含めて)であるべきだと思う。また,もっと利用できる体制をととのえるべきだと思う。
英文なので,外国の研究者にも利用できる様にしたい。
社会に役立つために研究しています。役に立つためならば是非読んでいただきたい。
博士号を取得した大学では,博士論文のインターネット公開準備を進めているそうです。
すでに検索されて読まれているようだ。大学で本文含めて公開しているので。
博士論文に限らず,論文として発表するものについては基本的に誰からでも読める状態になるのがもっともよいと思う。
博士論文の本来的な意味としてはもちろん公に提供して多くの方に閲覧してもらいたいとは思うが,一方で博士論文の一部を雑誌論文として投稿する場合を考えると投稿前に博士論文が発表されている場合には内容を事前に知られたくないし,投稿後の場合でも博士論文本文よりは雑誌記事論文を利用された方が業績として望ましく感じることもあり,複雑である。
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Q8.ご自分が書いた博士論文を,他の人から読みたいと言われたらどうしますか? (いくつでも) |
Q8.他の人からの請求 | 合計 |
コピーを提供する | 698 |
博士論文を所蔵している機関の図書館を紹介する | 467 |
論文を公開している自分のWebサイトを案内する | 221 |
論文を公開している機関リポジトリを案内する | 251 |
論文を公開しているその他Webサイトを案内する | 38 |
同内容の掲載された学術雑誌を紹介する | 523 |
同内容の掲載された書籍を紹介する | 291 |
拒否する | 14 |
その他 | 50 |
総計 | 2553 |
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Q9.国内博士論文の検索・利用・本文の電子的発信・入手等についてご意見をお聞かせください。 |
Q9-1.博士論文の本文を電子的に公開するメリット・デメリットは何があると思いますか? |
Q9-2.特に、過去にさかのぼって紙媒体の博士論文を電子化・公開するメリット・デメリットは何かあると思いますか? |
Q9-1-a. Q9-2-a.メリット
具体的記述数:750。以下は,主な記述内容。
(研究面)
研究の利便性向上
学術リソースの共有・異分野の交流・情報の流動化による研究の加速が期待される
系統的に研究内容の全体像を公開することができる
先行研究の調査が容易になる,時間の節約
一般の学術論文に記載されていない,詳細な実験方法,データ等について検討できる
本文中のキーワードでの検索が可能になる
研究者の知名度向上
(教育面)
若い研究者が博士論文を書く際の見本となる。
リファレンスが容易になり,論文の質が向上する。
指導する大学院生・学生に例を示すことができる。
学位クオリティ・チェックの容易化
(社会貢献)
自分の研究の成果を広く知ってもらうことにより,研究結果を還元できる。
情報・知識の共有化
Q9-1-b. Q9-2-b.デメリット
具体的記述数:567。以下は,主な記述内容。
デメリットはない:約150
コストの無駄,時間の無駄
著者にとっての不利益(学術雑誌のほうを読まれたい,学術書が売れなくなる),著作権の問題
電子化・公開を前提としていないための問題点(質の問題,プライバシーの問題)
個人の自由をある程度残してほしい
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