国立情報学研究所では、junii2における学位授与番号(grantid)の
記入形式を、大学の報告番号付与の実情と国立国会図書館のシステム
処理に合わせ以下のとおり変更し、junii2のバージョンを3.1としま
した。
旧バージョン(バージョン3.0)の学位授与番号も後述のケースを除き、
お使いいただけますが、新バージョンのご利用を推奨いたします。
詳細は以下のとおりとなります。junii2バージョン3.0の制定後の
変更となり、大変恐縮ですが、よろしくご対応をお願いいたします。
1.学位授与番号(grantid)の推奨記入形式が変更となります。
今後は次のバージョン3.1での入力を推奨いたします。
[バージョン3.1]
入力形式:
科研費機関番号(5桁)+[甲|乙|*]+第*+報告番号+号
※ *は0以上の任意の文字、+は文字列の連結を示す。
※ 科研費機関番号及び報告番号は半角数値とする。
記入例:
10100甲第3456号
20223乙第理学2345号
31234甲理工第4452号
45313第331号
※ 正規表現で示した入力許可パターン
\d{5}.*第.*\d+号
2.旧バージョンの学位授与番号もお使いいただけますが、
例外があります。
以下の条件を満たす場合には、旧バージョンの学位授与番号を
そのままお使いいただけます。
1)学位の種別に「甲」「乙」の一文字を使っている場合
2)報告番号が半角数値のみの場合
junii2バージョン3.0で以下の例に示す入力を行うことは
できませんので、ご注意ください。
01000Z123456 → 学位の種別がZのものはエラーとなります。
01000A生物12345 → 報告番号に半角数値以外を含むものは
エラーとなります。
01200A第1035号 → 「第」「号」があるとバージョン3.1
として扱われます。もし、バージョン
3.0で入力するのであれば「第」「号」
を削除してください。
今後利用可能なバージョン3.0の書式は次のとおりです。
[今後利用可能なバージョン3.0]
入力形式 :
機関番号[科研費](数字5桁)+[ 甲>A |乙>B ]+報告番号
※ + は文字列の連結を示す
記入例 :
01001A123456
12345B454
※ 正規表現で示した入力許可パターン
\d{5}[AB]\d+
3.外部データ提供
弊所のJAIRO(IRDB)が、国立国会図書館を含め外部にメタデータを
提供する際には、バージョン3.0形式で入力された学位授与番号を
バージョン3.1形式に変換して提供します。
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