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2013/07/19
メタデータ・フォーマット junii2(バージョン3.0) のガイドラインを一部改訂しました

メタデータスキーマ junii2 ver 3.0 のガイドラインを共同大学院等の対応のため、一部改訂しました。
メタデータスキーマの改訂(システムレベル)ではなく、メタデータ入力の際のガイドラインレベルでの改訂となります。
 改訂後のガイドラインと、2013年7月改訂における、対応表を以下に掲載しましたので、よろしくご確認をお願いいたします。
http://www.nii.ac.jp/irp/archive/system/junii2.html


 なお、改訂内容について、簡単に説明をいたします。


1.共同大学院の扱い
  共同大学院の扱いについて記載しました。共同大学院で授与された学位の場合は、「学位授与機関」に、共同大学院を構成する大学名を連名で記載ください。


2.医中誌ID
  医中誌データベースの論文IDのURIでの記載法について、具体例がなかったため追記しました。


3.「学位授与番号」「学位授与年月日」「学位名」「学位授与機関」
   これらの学位論文関連メタデータ要素について、junii2 ver 3.0 の仕様では「あれば必須」と規定しています。
http://www.nii.ac.jp/irp/archive/system/pdf/junii2_elements_guide_ver3_201307.pdf


  また、ガイドラインでは,今まで上記要素の使用レベルについて「学位規則改正(平成25年4月1日)以降に授与された博士論文を登録する場合は必 須」としていましたが、これを「本文あり博士論文を新規に登録する場合は必須」に変更しております。
  変更前は,国立国会図書館によるハーベスティングに配慮していたため,このような記述となっておりましたが、当該ハーベスティングの見直しを 行った結果、使用レベルにおいて日付の指定を設ける必要がなくなりました。従いまして、変更後のような記述になった次第です。
  なお,「新規に登録する場合は必須」ということですので、この変更に伴って過去に登録したメタデータを遡って修正をしていただく必要はありませ んので、ご承知置きください。


※なお、弊所のIRDBがjunii2 ver 3.0のメタデータをハーべストする際には、「著者版フラグ」(textversion)に"ETD"がセットされた場合に、必須項目のチェックを行うことになります。IRDBから国立国会図書館に確実に学位論文のデータを受け渡すための措置になりますので、よろしくご了解願います。 それ以外の詳しいIRDBでのデータチェックについては、後日連絡をさせていただきます。

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