タイトル | 科学研究費補助金採択研究課題数による大学の研究活性度の調査研究 V. 特別研究員奨励費編 |
著者名 | 野村浩康、前田正史、光田好孝 根岸正光、柴山盛生、西澤正己、孫 媛、鴫邦宏 |
概要 | 科学研究費補助金制度は、わが国で最も古い大学教員に対する研究費の提案・公募型の研究費配分制度である。本研究では1998年から2002年度まで5年間の科学研究費補助金の採択件数を研究分野別ごとに、大学別に分類し各大学の研究活性度の指標にすることを目的としている。 本編はその第5篇として、特別研究員奨励費を対象としている。文系(法学・経済学・文学)、理系(理学、工学、農学)、医系(医学、歯学、薬学、看護学)、融合系(複合領域、広領域)については1、2、3、4編としてすでに報告されており、大型研究費に関しても今後報告する予定となっている。 日本学術振興会では若手研究者の育成のために特別研究員制度が用意されている。特別研究員奨励費は特別研究員に採用された研究者に与えられるため、奨励費の採択数は各大学の若手研究者候補数であるとともに若手研究者を教育する役割の大きさに相当するものである。 この結果では国立基幹大学(旧帝大)や有名私立大学が大きな役割を果たしているが、いくつかの特徴のある大学も役割の一端を担っていることを示している。 |
言語 | 日本語 |
公開日 | 2004年2月20日 |
ページ数 | 103頁 |
PDFファイル | 04-004J.pdf |