平成11年度日本研究司書研修への協力

 学術情報センターは,平成12年1月18日(火),19日(水)の2日間,11カ国から13名の図書館員を迎えて研修を実施しました。これは,国際交流基金および国立国会図書館の共催により,平成12年1月17日(月)〜2月4日(金)の期間で実施された,「日本研究司書研修」に協力して行ったものです。

 この研修は,海外の大学等研究機関の図書館で日本関係図書コレクションを扱う司書を対象とし,日本関係の資料に関する知識の向上,日本語資料を扱うための情報技術の向上,個々の経験の共有化や関係各機関との人的ネットワーク養成を行うことで,当該国における日本研究や日本情報提供の基盤整備を図ること目的としたものです。

 学術情報センターを会場とした2日間の研修は,学術情報センターが提供する目録所在情報サービス(NACSIS-CAT,NACSIS-ILL,Webcat),情報検索サービス(NACSIS-IR),および電子図書館サービス(NACSIS-ELS)の概要説明と操作実習等を中心に行いました。

 研修生からは,2日間を通して熱心な質問が寄せられ,海外からの日本情報の入手に対する需要の高さを伺うことができました。

 研修生

  研修風景 

(研修課)


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