平成11年度 北京日本学研究センター図書資料館の情報化支援報告

 学術情報センターでは,国際交流基金,北京外国語大学と北京日本学研究センターの要請を受けて,平成10年度より国際事業として北京日本学研究センター図書資料館の情報化支援を行っている。

 北京日本学研究センターにおける目録所在情報サービスの利用状況は,順調で,19,000件を超える資料が登録済みとなっている。

 平成11年度は,図書資料館へのコンピュータシステムの導入と,担当者の研修を計画し,6月のコンピュータシステム導入時にも支援を行った(この実施内容の詳細については,本センターニュース第49号(1999.9)にて紹介している)。

 引き続き,導入されたシステムの運用支援や,図書資料館の担当者に対する研修を実施

するため,第1次(平成11年10月26日から11月3日)と第2次(11月14日から21日)の日程で,当センター職員が北京日本学研究センターに出張した。また,第2次では,北京日本学研究センターへ導入した図書館システムと同じシステムを運用している佐賀大学附属図書館からも,2名の職員に北京に出張してもらって,研修の講師を担当してもらった。

 その他,今回の情報化支援について北京日本学研究センター関係者への理解を深めるた

め,現地で北京日本学研究センターの教職員との意見交換を行った。

研修風景

(ネットワーク課)


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