タイ王国からの招へい研修の実施

 学術情報センターでは,国際交流基金の協力を得て,アジアにおける日本情報の流通を促進するため「タイ・オンライン・プロジェクト」を推進しており,その一環としてタイ王国のチュラロンコーン大学,タマサート大学,国際交流基金バンコック日本文化センターの3機関から各1名ずつ,計3名の方を招へいし,平成9年9月29日(月)〜10月3日(金)の日程で研修を実施しました。

 この研修の目的は,NACSIS-IRのインストラクターを養成し,今回の招へい者を中心にタイ王国で研修会を開催すること,更にタイ王国に学術情報センターのサービスを定着化させ,サービスの利用促進をはかることにあります。

 研修は,NACSIS-IRの講義の他,応用的な検索演習,タイ王国での研修会の実施や講義資料に関するディスカッションを行い,科学技術振興事業団科学技術情報事業本部の見学も実施しました。

 更に,国際高等セミナーハウス(軽井沢)では,タイ王国での研修に備えた資料作成を行うとともに,軽井沢と大塚との間をテレビ会議システムで接続し,センター職員も見守る中で修了式が行われ,研修参加者全員に修了証書が手渡されました。

 なお,この研修は国際交流基金アジアセンター助成研究「アジア・スーパーハイウェイ上のアジア情報」(研究代表者 小野欽司教授)の一環として実施されました。

      所長を囲んで

研修風景        

(研修課)


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