国際高等セミナーハウスの竣工披露

 本センターの国際高等セミナーハウスが長野県軽井沢町長倉地区に完成し,5月20日(火)に現地で竣工記念式典および披露式を行った。

 当日は薄曇りの天候の下,竣工式典に先立ってセミナーハウス正面玄関前で,来賓の方々と猪瀬所長によりテープカットを行った。

 竣工式典には,文部省をはじめ関係機関からの60余名の招待者の方々とセンター内外関係者を含め約 100名の出席があった。最初に猪瀬所長の式辞,細田文部省文教施設部技術課課長補佐から経過報告があり,続いて中西大臣官房審議官が学術国際局長の祝辞を代読,松葉軽井沢町長からの祝辞があった。さらに工事関係者へ猪瀬所長から感謝状が贈呈された後,緒方国立国会図書館長や蓮實東京大学総長他からの祝電が披露された。

 式典の終了後,セミナーハウスの施設見学を行い,引き続き披露式が開催された。披露式では猪瀬所長の挨拶に続き,林文部省学術情報課長の祝辞,蘆原建築設計研究所長の祝辞の後,廣田総合研究大学院大学長の祝辞・乾杯があり,開宴となった。

 セミナーハウスは,猪瀬所長が寄付した土地に建てられたもので,敷地面積 3,339uに,鉄筋コンクリート造・一部木造の二階建,延床面積 677.3uの日本の伝統的家屋の雰囲気を持つ建物で,セミナー室,研究室,宿泊室(定員10名),食堂,ロビーなどを備えている。国際会議,各種セミナー・ワ−クショップや研修などを行う研究交流の場として,本センターのみならず大学共同利用機関などの研究者,広く国内外の研究者などの利用に供するものである。

玄関前でテープカット

左から細田技術課課長補佐,松葉軽井沢町長,

中西審議官,廣田総合研究大学院大学長,猪瀬所長

竣工式典で式次を述べる猪瀬所長

(総務課)


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