平成8年度総合目録データベース実務研修を,第1回が平成8年10月14日から11月1日まで,第2回が11月11日から11月29日までの日程でそれぞれ3週間にわたり学術情報センターにおいて開催しました。
今年度は,27大学から34名の申込があり,各回定員の12名の研修員を選考し,下記の方々が,研修の全課程を無事修了しました。これにより,同研修の修了者数は303名になりました。
この実務研修の目的は,学術情報センターと接続し総合目録データベース形成を行う図書館等における指導的,中核的人材を養成することで,具体的には当該図書館等における目録業務担当者の指導をはじめ,学術情報センターと共催で実施する地域講習会の講師等を行う高度な知識と技術を修得することです。
修了された方々の今後の活躍が大いに期待されます。
平成8年度 総合目録データベース実務研修修了者名簿
平成8年度学術情報センター・セミナーを,以下の3名の研修員を迎え,平成8年10月7日から開始しました。
このセミナーは,高度化する学術情報システムの環境に対応しうる知識と技術を修得し,各大学において今後の学術研究活動支援の中核となる要員を育成することを目的として実施しています。
1.研修員
原 修 (立教大学図書館)
多久島 智 (九州大学大型計算機センター)
坂 本 江 見 (富山大学総合情報処理センター)
2.研修期間
平成8年10月7日〜12月20日,平成9年1月13日〜2月28日(計18週間)
3.その他
各研修員の研修成果は,「平成8年度学術情報センター・セミナー研究レポート」として刊行する予定です。
(研修課)
平成8年11月12日(火)から11月14日(木)まで神戸大学との共催により,目録システム地域講習会(雑誌コース)を開催しました。神戸大学をはじめ,関西近郊の大学,県立図書館などから12名が受講され全員無事全過程を修了しました。なお,講師には神戸大学附属図書館,大阪大学附属図書館,京都大学附属図書館,学術情報センターの職員があたり,講義・実習を分担担当しました。
目録システム講習会は平成7年度より「図書コース」「雑誌コース」に分けて開催してきましたが,地域講習会では図書コースのみが開催されていました。当初より,地域講習会での雑誌コース開催の要望が多く寄せられており,今年度初めて神戸大学のご協力により地域講習会(雑誌コース)を開催し無事終了しました。ご協力いただきました関係者各位に厚くお礼申し上げます。
(研修課)