目録情報の基準 第5版 (案)

このマニュアルは、CAT2020に対応した『目録情報の基準 第5版』の案である。現行の業務に、このマニュアルを適用してはならない。


[目次]
[次ページ] 改訂に当たって

はしがき

 国立情報学研究所の前身である学術情報センターは,1986年度から,全国の大学図書館等を対象として,目録所在情報サービスを開始した。

 このサービスは,全国の大学図書館等が所蔵する図書及び雑誌の目録所在情報を蓄積した総合目録データベースを形成することによって,我が国の大学図書館等が持っている各種学術情報資源の全国的な共同利用を可能とし,学術情報流通の促進を図ろうとするものである。

 このために国立情報学研究所では,学術情報センターの事業を引き継ぎ,目録所在情報サービスの中核となる,次の二つのシステムを開発・運用している。

 目録システムは,オンライン分担目録方式によって総合目録データベースを形成するためのものであり,各大学図書館等における目録業務は,このシステムを直接利用しながら行う。また,各大学図書館等の参考業務,相互貸借業務においても,データベースの検索機能を利用することができる。

 この総合目録データベースは,CiNii Books(大学図書館の本をさがす)でも利用することができる。

 ILLシステムは,目録システムで作成した総合目録データベースを参照し,図書館間の相互貸借を効率的に行うためのシステムである。

 国立情報学研究所では,目録システムの利用が円滑に行われるように,直接の利用者である大学図書館等の職員に対して,その利用法,操作法等についての講習会を実施してきており,現在はセルフラーニング教材を提供している。

 しかし,実際の業務が支障なく行われ,また,正確で品質の高いデータベースが形成されるためには,目録システムの利用過程で発生する疑問,操作ミス等について,その場で参照,解決できるマニュアルを整備することも重要である。

 そこで,国立情報学研究所では,目録システム利用上必要と考えられる以下の3種類のマニュアルを提供している。

 各マニュアルの概略は,次のとおりである。

 1. 目録情報の基準
総合目録データベースの構成,内部構造,参照データセット等,目録システム利用上知っておくべきデータベースの構造等について解説する。
また,データ作成のための原則,考え方を示す。
 2. 目録システム利用マニュアル
総合目録データベースの検索や登録のための,システム操作法等を詳述する。
 3. コーディングマニュアル
データ記述方式,項目一覧,データ記述文法等を詳述する。

 なお,各マニュアルは,システムの拡充,新機能の追加等に伴って,逐次改訂される予定である。


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