目録情報の基準 第5版 (案)

このマニュアルは、CAT2020に対応した『目録情報の基準 第5版』の案である。現行の業務に、このマニュアルを適用してはならない。


[目次]
[前ページ] 4.7 システム登録
[次ページ] 5.1 図書所蔵データセットの位置づけ

4.8 共有データの修正

 データ修正には,次のものがある。

1.修正項目の発見館が,慎重に修正しうるもの
図書書誌データにおいて修正項目を発見した場合,修正項目の発見館が慎重に修正する。なお,詳細な修正指針については,コーディングマニュアルで定める。

修正指針で,修正不可の場合については,別途新規書誌データを作成する。これによって作成された書誌データは,同一資料に対する書誌データと考えられる場合であっても,「並立書誌データ」として存在を許容する。

2.修正依頼によって,国立情報学研究所が作業を行うもの
PREBOOKデータセットにおいて,明らかに異なる著者名典拠データとリンクしている書誌データを発見した場合は,国立情報学研究所に報告する。発見館からの報告を受けて,内容を確認の上,国立情報学研究所でリンク解消等の対応を行う。

3.共有データの削除
共有データの削除作業は,国立情報学研究所が行う。

共有データの削除が必要な場合は,各参加組織は,そのデータにかかわるリンク関係の確認,所蔵データの削除等を行った上で,削除予定データとして処理する。

解説(並立書誌データの活用と重複書誌)

 第5版適用以前は,修正項目の発見館が慎重に修正しうる内容以外は,当該データの作成館と相互に連絡協議を行う必要があった。第5版適用以降は,原則として,第5版適用以前に連絡協議を行っていたような場合は新規に書誌データを作成することとし,これによって,連絡協議による書誌調整は廃止する。

 同一の資料に対する並立書誌データは,機械処理により相互に関連付けられ,RELATIONデータセットに登録される。NACSIS-ILL等の書誌利用においてRELATIONデータセットを活用することで,並立書誌データ同士をグループ化した形や関連付けた形で表示することができる。

 また,並立書誌データとは異なり,書誌データの内容に全く異なる点が見られない書誌データは「重複書誌データ」として,国立情報学研究所が統合処理を行う。統合された結果は,国立情報学研究所からの書誌データ調整連絡の対象になる。

 なお,和漢古書等,記述対象資料毎に作成する書誌データは,これまでと同様,統合しない。


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