目録システムコーディングマニュアル(案)

このマニュアルは、CAT2020に対応したコーディングマニュアルの案である。現行の業務に、このマニュアルを適用してはならない。


[目次]
[前ページ]4.0.4 複製・原本代替資料
[次ページ]4.0.6 更新資料

4.0.5 付属資料

4.0.5A 〔適用範囲〕

 複数の部分から構成され、通常併せて使用するように意図された資料において、主体とならない部分に適用する。

 なお、どれが資料の主体となる部分に相当し、どれが付属資料に相当するかは、各部分の情報量や利用上の補完関係などから判断し決定する。

4.0.5B 〔書誌データの作成基準〕

 当該資料全体を1つの書誌単位とみなし、資料の主体となる部分(本体)により書誌データを作成する。他の部分は付属資料として、この書誌データに記録する。

 なお、主体となる部分が判断できない場合や、それぞれの部分が独立して刊行された場合、付属資料が本体とは異なる独自のISBNを持つ場合など、各部分が独立した資料と考えられる場合は、それぞれを書誌単位として、別書誌データを作成することができる。それぞれ別書誌を作成した場合は、相互関係をNOTEフィールドに記録する。

4.0.5C 〔データ要素の情報源〕

 各データ要素の情報源は、本体の規定の情報源に準ずる。

4.0.5D 〔データ記入及び記入例〕

D1(本体の書誌レコードに記録する場合)

D1.1 形態に関する事項 PHYS

 当該付属資料の特性を示す語句(資料種別や特定資料種別等の用語をできるだけ使用する)と数量を記録する。

D1.2 注記 NOTE

 必要に応じて、付属資料に関する情報を記録する。
 特に、付属資料が本体とは異なる「固有のタイトル」や責任表示を持つ場合は、NOTEフィールドに記録し、また、必要に応じてVTフィールド、ALフィールドに記録する。

D1.3 その他のタイトル VT

 付属資料が本体とは異なる「固有のタイトル」を持つ場合は、必要に応じてVTフィールドに記録する。

D1.4 著者名リンク AL

 付属資料が本体とは異なる責任表示を持つ場合は、必要に応じてそれぞれの書誌データを作成し、ALフィールドに記録する。

D2(本体とは別の書誌データを作成する場合)

D2.1 巻冊次等 VOL

 個々の付属資料を出版物理単位として記録することができる。
 この場合、付属資料の名称が、巻次・部編名に相当する場合と、ISBNの説明語句に相当する場合とで、記録方法が異なるので注意する。

部編名として記録する場合

VOL:CD-ROM ISBN:0521356326 PRICE:

 ISBNの説明語句として記録する場合

VOL:: CD-ROM ISBN:0194345823 PRICE:

D2.2 国際標準図書番号 ISBN、取消/無効ISBN XISBN

 個々の付属資料に対応するものがあれば、必要に応じてこれらのフィールドに記録する。

D2.3 価格 PRICE

 個々の付属資料に対応するものがあれば、必要に応じてPRICEフィールドに記録する。

4.0.5E 《注意事項》

E1

 各部分の資料種別は、付属資料であるかどうかの判断の根拠とはならない。

E2

 セット販売が原則であるが分売も可能な場合、あるいは、当初セット販売され、後に付属資料だけ独立して販売された場合は、セット販売された資料と分売された資料のそれぞれを別書誌とみなして作成するか、NOTEフィールドにその旨を記録する。
分売された資料の書誌データにセットISBNを記録する場合は、各書誌データのXISBNフィールドに記録する。


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