目録システムコーディングマニュアル(案)

このマニュアルは、CAT2020に対応したコーディングマニュアルの案である。現行の業務に、このマニュアルを適用してはならない。


[目次]
[前ページ]4.0.2 書誌構造
[次ページ]4.0.4 複製・原本代替資料

4.0.3 出版物理単位

総合目録データベース上での書誌データの単位(書誌作成単位)は、出版物理単位とする。

 

4.0.3A 〔VOLグループの繰り返しの禁止〕

 出版物理単位での書誌作成を原則とするため、VOL グループの繰り返しの記述を禁止する。

4.0.3B 〔VOLグループの繰り返しの禁止の例外〕

 VOL グループの繰り返しの禁止について、一部の例外を認める。
 VOL グループを繰り返して表現してもよいとする資料は、以下のとおりである。

1) 和古書、漢籍、西洋古典籍等、記述対象の資料毎に所蔵館が書誌データを作成し、その書誌データが他館で活用されることを前提としない資料。
和古書は江戸時代まで(1868年以前)、漢籍は辛亥革命まで(1912年以前)、西洋古典籍はおおむね1830年までに書写・刊行された資料とする。
2) 多巻物であっても情報源が先頭の巻など1か所にしかないマイクロ形態資料。

4.0.3C 《注意事項》

C1

 本項の規定は、「目録情報の基準 第5版」適用以前に作成されたVOLグループの繰り返しの記述を持つ書誌データに遡及的に適用しない。
 そのため、当該データに対して遡っての修正は行わない。

C2

「目録情報の基準 第5版」適用以前に作成された書誌データが複数のVOLグループを持つ場合、各VOLグループに所蔵を登録することができる。
また複数のVOLグループのある既存の書誌データとは別に、当該資料の出版物理単位の書誌データを新規に作成し、所蔵登録することもできる。

C3

既にVOL グループの繰り返しのある既存書誌データと同一の資料群と判断できる新たな出版物理単位を受け入れた場合でも、新たに書誌データを作成する。当該書誌データにVOL グループを追加してはならない。

C4

VOL グループの繰り返しの禁止は、装丁等のISBN の説明語句や付属資料をVOL フィールドに記録する場合にも適用される。

〔関連項目〕


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