目録システムコーディングマニュアル(案)

このマニュアルは、CAT2020に対応したコーディングマニュアルの案である。現行の業務に、このマニュアルを適用してはならない。


[目次]
[前ページ]4.0 通則
[次ページ]4.0.2 書誌構造

4.0.1 固有のタイトル

 「固有のタイトル」は、TRフィールドの本タイトルとなるものである。(→4.2.1
 したがって、目録対象資料の所定の情報源上に何らかの名称がある場合は、その名称が「固有のタイトル」等に該当するものであるかどうかを判断する必要がある。

4.0.1A 〔「固有のタイトル」かどうかの判断〕

 目録対象資料に表示されている名称が、「固有のタイトル」であるか「巻次等又は部編名」であるかは、「目録情報の基準 第5版」(→ 4.2.2)に従って個々の資料ごとに判断する。

4.0.1B 〔「固有のタイトル」の情報源〕

 「固有のタイトル」は、目録規則で定める「タイトルと責任表示に関する事項」の規定の情報源に表示されていなくてはならない。

4.0.1C 《注意事項》

C1

 出版時にはなく、図書館における製本により付加された部分(製本タイトルページ、表紙、背等)は、情報源になり得ない。これらに表示されているタイトル等は、必要とする参加組織が、所蔵データに記録する。

C2

 既に登録されている資料の続編が刊行されたときに、既存の書誌データの書誌階層に変更が生じることがある。
 その場合は、たとえば以下のように、既存データの修正は行わず新たな書誌階層に対応した書誌データを新規作成する。(→第21章 図書書誌データ修正))

(続編刊行前)
TR:Le langage de l'image au Moyen Age : signification et symbolique / François Garnier
PUB:Paris : Léopard d'or , c1982
PHYS:263, [77] p. of plates : ill. ; 30 cm
(続編刊行後)
既存の書誌の本タイトルをシリーズタイトル、タイトル関連情報を子書誌の本タイトルとした例
正編([1])に該当する書誌データは修正せずに続編の書誌データのみ新規作成

TR:Grammaire des gestes / François Garnier
PUB:Paris : Léopard d'or , [1989]
PHYS:423 p. : ill. (some col.) ; 30 cm
PTBL:Le langage de l'image au Moyen Âge < > 2//b

親書誌リンク形成は、任意である。

また、どちらのケースも目録作成者の判断で、2階層の書誌階層を持つ正編([1])の書誌データを作成することができる。

C3

 なお、「目録情報の基準 第5版」適用以前の総合目録データベース上での書誌データの単位(書誌単位)は、同一の本タイトル(固有のタイトル)、著者等によって書誌的に他と区別できる資料ごととし、その資料が複数の巻冊次等を持つ場合には、同一の書誌単位としていた。(→「目録情報の基準 第5版」4.2.2)
本項の規定は、「目録情報の基準 第5版」適用以前に作成された書誌データに遡及的に適用しない。


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