目録システムコーディングマニュアル(案)

このマニュアルは、CAT2020に対応したコーディングマニュアルの案である。現行の業務に、このマニュアルを適用してはならない。


[目次]
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2.4.2 SH

2.4.2A 〔形式〕

SH 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
(Group Field)
件名等
選択 可変長   24
  件名標目表の種類 (必須1) (可変長) (7バイト) (1)
件名 (必須1) (可変長) (254バイト) (1)
細目 (必須2)
件名のヨミ (必須2) (可変長) (254バイト) (1)
細目のヨミ (必須2)
件名のその他のヨミ (必須2) (可変長) (254バイト) (2)
件名の種類 (選択) (固定長) (1バイト) (1)

2.4.2B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。

2.4.2C 〔フィールド内容とデータ要素〕

 SHフィールドには、目録対象資料にかかわる、件名標目表の種類、件名、件名のヨミ、細目、細目のヨミ、件名のその他のヨミ及び件名の種類を記録する。
 ただし、件名のその他のヨミについては、本項では取り扱わない。関連する各コーディングマニュアル等を参照のこと。

 件名標目表の種類には、使用する件名標目表、シソーラス等の種類をコード化して記録する。
 件名、及び細目には、当該件名標目表、シソーラス等に基づいた件名標目、ディスクリプタ等を記録する。
 件名の種類には、当該件名標目、ディスクリプタ等の種類をコード化して記録する。

2.4.2D 〔データ記入及び記入例〕

 件名標目表の種類には、件名標目表、シソーラス等の種類を示す3~6桁のコードを記入する。(→ 付録 1.5 主題関係のコード表)
 件名、及び細目には、それぞれの件名標目表、シソーラス等における件名規程等に従って、件名標目、ディスクリプタ等を記入する。
 件名の種類には、当該件名標目、ディスクリプタ等の種類を示す1桁のコードを記入する。(→ 付録 1.5 主題関係のコード表)。

 単一の件名標目表、シソーラス等を使用する場合

TR:徳川十五代史 / 内藤耻叟著||トクガワ ジュウゴダイシ
SH:BSH:日本 -- 歴史 -- 江戸時代 -- 史料||ニホン -- レキシ -- エドジダイ -- シリョウ//F
TR:日本人とアメリカ人の敬語行動 : 大学生の場合 / 井出祥子他著||ニホンジン ト アメリカジン ノ ケイゴ コウドウ : ダイガクセイ ノ バアイ
SH:NDLSH:日本語 -- 敬語||ニホンゴ -- ケイゴ//K
SH:NDLSH:英語 -- 敬語||エイゴ -- ケイゴ//K

 複数の件名標目表、シソーラス等を使用する場合

TR:イスラム思想 / 加賀谷寛著||イスラム シソウ
SH:BSH:イスラム教||イスラムキョウ//K
SH:NDLSH:回教||カイキョウ//K
TR:スパルタクスの蜂起 : 古代ローマの奴隷戦争 / 土井正興著||スパルタクス ノ ホウキ : コダイ ローマ ノ ドレイ センソウ
SH:LCSH:Rome -- History -- Servile Wars, 135-71 B.C.//F
SH:NDLSH:グラディアトルの反乱(B.C.73~71)||グラディアトルノハンラン(B.C.73-71)//K

2.4.2E 〔フィールドの繰り返し〕

E1

 複数の件名標目表、シソーラス等を使用して件名作業を行う場合は、SHフィールドを件名標目表、シソーラス等の数だけ繰り返す。それぞれのフィールドに、各件名標目表、シソーラス等における件名規程等に従い、件名標目、ディスクリプタ等を記録する。

E2

 目録対象資料に付与すべき件名標目、ディスクリプタ等が複数ある場合は、SHフィールドをその数だけ繰り返し、使用した件名標目表、シソーラス等における件名規程等に示される順に、それぞれの件名標目、ディスクリプタ等を記録する。

2.4.2F (選択事項)

F1

 件名作業を行うために使用する件名標目表、シソーラス等は、件名標目表の種類コード表に収録された標準的件名標目表、シソーラス等の範囲内で、各参加組織が自由に選択する。

F2

 記録する件名標目、ディスクリプタ等の数、形式等は、それぞれの件名標目表、シソーラス等における件名規程等に従う限りにおいて、各参加組織が自由に選択する。

F3

 件名の種類を記入するかどうかは、各参加組織が自由に選択する。

2.4.2G 《注意事項》

G1

 1つのSHフィールドに複数の件名標目、ディスクリプタ等を記入してはならない。

G2

 細目が後続することを示す区切り記号は、使用する件名標目表、シソーラス等の違いにかかわらず、常にスペース、ハイフン、ハイフン、スペース(△--△)を用いる。
 たとえ当該件名標目表、シソーラス等の件名規程等において「△--△」以外の区切り記号を用いる旨の指示がある場合でも、当該区切り記号を記入してはならない。

G3

 件名のヨミについては、分かち書きを行わない。

SH:NDLSH:メディアアート||メディアアート//K
SH:BSH:マス・コミュニケーション||マス・コミュニケーション//K

G4

 目録対象資料に付与すべき件名標目、ディスクリプタ等が固有名である場合の当該固有名の表記方式等については、別途検討を行う。

G5

SHフィールドには、外部機関作成書誌データを元にしたシステム追記(→「目録情報の基準 第5版」4.7.1)が行われることがある。
システム追記では、SHフィールドの各項目を文字列完全一致で比較し、同じものがない場合に、フィールドを追加しデータが記入される。


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