目録システムコーディングマニュアル(案)

このマニュアルは、CAT2020に対応したコーディングマニュアルの案である。現行の業務に、このマニュアルを適用してはならない。


[目次]
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2.2.7 NOTE

2.2.7 A 〔形式〕

NOTE 入力レベル 属性 フィールド長 繰り返し数
注記 選択* 可変長 1024バイト 16

 *資料の特性に関する事項についての注記の入力レベルは「必須2」である(ただし、電子資料については、当面、入力レベル「選択」)。

2.2.7 B 〔記述文法〕

記述文法については、「付録6.1 図書書誌データの記述文法」を参照のこと。

2.2.7C 〔NCR87R3の区切り記号の採否〕

 1.7.0.2(区切り記号法)の採否については次のとおりとする。

2.2.7D 〔フィールド内容とデータ要素〕

 NOTEフィールドには、目録対象資料に関する注記をデータ要素として記録する。

 記録されるデータ要素には次のものがある。

 ただし、ある特定の機関のみが所蔵している資料に対応した固有の事項、特定の刷に固有の事項については、このフィールドに記録してはならない。必要ならば、所蔵データのCPYNTフィールドやLDFフィールドに記録する。

2.2.7E 〔データ要素の情報源〕

 どこからでもよい。

2.2.7F 〔データ記入及び記入例〕

F1

 NOTEフィールドに記録する注記は、導入語句を伴う定型注記と、それ以外の注記とがある。定型注記の場合、導入語句と注記との間には、「:△」(コロン、スペース)を置く。

TR:辞林21 / 三省堂編修所編||ジリン 21
NOTE:監修: 松村明, 佐和隆光, 養老孟司

F2

 NOTEフィールドに記録する注記は、本システムに特有なものと、NCR87R3で示されたものとがある。複数の注記がある場合は、本システム特有の注記を、NOTEフィールドの冒頭に記録する。次いでそれ以外の注記を、それらが関連するNCR87R3に示される書誌的事項の順序に従って記録する。なお、本システム特有の注記が複数ある場合はF2.1で示されている順序に従う。

F2.1

 本システム特有の注記としては次に示すものがある。

ア) 資料の特性に関する事項
以下については、NCR87R3の該当する章の章だての語句を導入語句として記録する。
(1) 第4章地図資料の「4.3数値データに関する事項」
「地図資料:△」を導入語句として冒頭に付して記録する。
(2) 第5章楽譜の「5.3楽譜の種類に関する事項」
「楽譜:△」を導入語句として冒頭に付して記録する。
(3) 第9章電子資料の「9.3電子資料の特性に関する事項」
「電子資料:△」を導入語句として冒頭に付して記録する。
(4) 第10章博物資料の「10.3数値データに関する事項」
「博物資料:△」を導入語句として冒頭に付して記録する。
イ) 中位の集合書誌単位に対応する版表示
ウ) 記述の根拠についての注記
初刷以外によって書誌データを作成した場合、記述の根拠とした刷について必要に応じて注記する。
NOTE:記述は第2刷(2000.3)による
ただし、初刷に基づいて書誌データを修正したとき,または根拠とした刷が初刷と同一であると確認できたときは削除する。
エ) 類似書誌データとの相違に関する注記
NOTE:出版者の相違による別書誌あり
NOTE:装丁と出版日付の相違による別書誌あり
NOTE:ページ数の相違による別書誌あり
NOTE:大きさの相違による別書誌あり
NOTE:シリーズの有無の相違による別書誌あり
NOTE:シリーズの相違による別書誌あり
オ) 同一書誌データとして扱う資料間に見られる相違に関する注記
(1) 初刷のバリエーション
NOTE:奥付の出版日付が異なるものあり : 1975.3
(2) 初刷以外の資料による情報
NOTE:第4刷では表紙タイトルの誤植修正済
NOTE:第5刷では標題紙の責任表示の誤植修正済
NOTE:第2刷の奥付に記載されている初版第1刷の出版日付 : 1989.12
NOTE:第12刷(以降)の出版者(名称変更) : 河出書房新社
NOTE:第8刷のページ数: vii, 522p

F2.2

 NCR87R3で示されているもののうち、次に示す項目は別の取扱いをする。

(1) 2.7.3.1(タイトルに関する注記)
ア)イ)については、VTフィールドの適切なコードを付してそれを記録する。なお、「OH」を付して記録した場合は、情報源は必ず注記する。
ウ)は、VTフィールドに原書名コードORを付して記録する。
(2) 2.7.3.7(内容に関する注記)
ア)内容細目は、CWフィールドに記録する。

2.2.7G 〔フィールドの繰り返し〕

 本マニュアル及びNCR87R3に定める注記(の種類)ごとにNOTEフィールドを繰り返して記録する。
 ただし、フィールドの繰り返し制限を超えてしまう場合は、同種の注記をグループ化し、一つのNOTEフィールドの中に記録することができる。

〔関連項目〕


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