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| ※過去のアーカイブスはこちら 平成16年度/平成15年度 |
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| <特別講演> |
写真 |
| 講演タイトル |
講演者 |
講演内容 |
| バイオの研究現場と社会: 科学コミュニケーションについて考える |
藤山 秋佐夫 (国立情報学研究所 情報学基礎研究系研究主幹 教授) |
人にとって他人や社会との間でさまざまな情報交換が必要なように、
科学や教育の現場でもいろいろな情報や意見の交換を行うことが必要である。
いずれの場合においても、良好な情報交換が行われるためには、個人間やグループ内で、
ある程度の知識や認識を共有していることが前提となる。しかし、実際のところ、その程度はさまざまだろう。
いろいろな場合に認識のずれが生じることは多い。研究の現場でも、さまざまなレベルで情報の共有化が試みられる。
新入生が研究室の情報を得る手っ取り早い方法は先輩に聞くことだろうし、教員にとってはセミナーなどで質問したり議論したりすることだろう。 昔も今も、研究を行うためには常に最新の研究情報に精通していることが必要だが、このための環境はインターネットとWEBの普及によって一変した。 インターネットによる情報交換や情報提供の重要性をいまさら強調する必要はないだろう。しかし、手段と道具立てが整ってくると、その中味が問題となってくる。 論文そのものがインターネット経由で容易に取得できる現在、同じ内容を自分のWEBサイトから提供しても、その情報を受けてメリットのある人は少ない。 日本の科学者は情報提供下手だといわれ続けているが、一方でうまい提供のための努力をしても、評価につながらないという大きな問題もある。 昨年、ある学会の年会で「社会との接点」に関するワークショップが開催された。それ自身は評価できるのだが、 最終日の午後という何とも残念な時間に設定されたことは、研究者側の意識を端的に物語るものだろう。何とも残念である。 この講演では、我々のささやかな努力として公開中のバイオポータルを材料に、上記の問題についての議論を行いたい。 |
| <研究紹介> | 写真 |
| 研究分野 |
講演タイトル |
原稿 |
概要 |
講演者 |
| 第1分野:情報学基礎研究 |
暗号技術の証明可能完全性 |
渡辺 曜大 |
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| 第2分野:情報基礎研究 |
通信トラヒック計測による性能解析と品質制御方式の研究 |
阿部 俊二 |
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| 第3分野:ソフトウェア研究 |
「失われゆく知」の保存・継承をいかに情報システムで支えるか |
相原 健郎 |
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| 第4分野:情報メディア研究 |
人間と情報を『媒介するもの=メディア』の横断的研究 |
児玉 和也 |
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| 第5分野:知能システム研究 |
ヒューマンエージェントインタラクション |
山田 誠二 |
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| 第6分野:人間・社会情報研究 |
コンピュータはどのように情報アクセスを手助けするのか |
神門 典子 |
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| 第7分野:学術研究情報研究 |
学術研究情報による大学研究活動の分析 |
柴山 盛生 |
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| プロジェクト / 開発・事業部 |
ディジタルシルクロードの研究 |
小野 欽司 |
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| NAREGI |
三浦 謙一 |
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| 国立情報学研究所の事業概要 |
小西 和信 |
| <大学院紹介> 佐藤 健 |
| ※発表タイトルをクリックすると、原稿(pdfファイル)がご覧になれます。 |
| <発表展示> |
写真 |
| 第1分野:情報学基礎研究 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 101 |
置換簡約をもつ二階自然演繹の強正規化可能性 | 龍田 真 |
| 置換簡約をもつ二階自然演繹の強正規化可能性を、
飽和集合と原子選言論理のアイデアを用いて証明した。
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| 102 |
三段論法の除去とプログラムの実行 |
照井 一成 |
| 論理とプログラミングを結びつける主要原理の一つ: 「証明=プログラム」解釈に従えば、三段論法に従って推論を進めることは、 おおざっぱに言って関数適用規則に従って(関数型)プログラムを構成することに等しく、 そのようにして得られた証明から三段論法(カット)を除去することは、プログラムを実行することに等しい。 本研究では、さまざまな論理的原理のもとでこの対応関係の考察を行い、 (i)カット除去が可能であるための必要十分条件、および(ii)計算の複雑さに関する特徴づけを与える。 | ||
| 103 |
最小二乗問題の反復解法 |
速水 謙、 伊藤 徳史【(株)ビジネスデザイン研究所】 |
大規模疎な最小二乗問題
の主流の解法は正規方程式 に共役勾配(CG)法を適用する方法である。
ただし、ここでAはm x n(m≧nまたはm<n)行列である。本研究では適切なn x m行列Bを用いて
またはBAx=Bbに一般化残差最小化(GMRES)法を適用する方法を提案し、これらの方法が元の問題の最小二乗解を与えるためにBが満たすべき必要十分条件を導く。次に、Bとして不完全QR分解や対角項スケーリングを適用して、数値実験により従来法と比較する。その結果、条件数が非常に大きな問題では提案法は従来法よりも優れている。
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| 104 |
知的コミュニティを支援する情報共有基盤NetCommons |
新井 紀子 |
| インターネットは科学者が情報共有を行う手段として最初、 開発されたという歴史的経緯がある。場所や空間の制限を受けずに、知的なコミュニティが新しい価値創造をするために、 安心して活用できるような、フレキシブルな情報共有手段が求められている。特に、 インターネット上から得られる既存の情報資源(大規模データベース)をシームレスに活用しながら、 協調的に作業を行うことが可能になることが望ましい。このような視点から、知的コミュニティを支援する情報共有基盤NetCommonsを提案する。 | ||
| 105 |
マルチエージェントシステムにおける投機的計算 |
佐藤 健 |
| 不完全情報環境下での分散協調問題解決手法として、 以下のようなデフォルト仮説推論を用いたエージェントモデルを構築した。エージェントが他エージェントに計算の依頼を行った際に、 あらかじめ予想される結果(デフォルト)を用いて処理を先行投機的に行い、実際に他エージェントから返ってきた結果がデフォルトと無矛盾であれば、 処理を続け、デフォルトと矛盾していれば、デフォルトを仮定した地点まで戻って、実際の答に対応する処理を行うものである。 | ||
| 106 |
UMLクラスダイアグラムの矛盾判定アルゴリズム |
兼岩 憲、佐藤 健 |
| UML(Unified Modeling Language)は、 オブジェクト指向の流れを汲んだ、ソフトウェア仕様設計の描画ツールとして用いられるモデリング言語である。 しかし、UMLのビジュアル的な利点とは裏腹に、UMLで設計した仕様が整合的であるかどうかを形式的に判断する難しさがある。 本発表では、人工知能研究などで培われた論理的な知識表現や推論の技術を用いたUMLクラスダイアグラムの矛盾判定アルゴリズムについて紹介する。 | ||
| 107-1 |
Open Ontology Forge: Linking Text Mining to Ontology |
コリアー ナイジェル、川添 愛 |
| OOFは、「オントロジーの作成」と、 「オントロジーと文書内のインスタンスとの関連付け」の両方を可能とする、数少ないフリーウェアの一つである。 このツールはセマンティック・ウェブ言語のRDFに準拠しており、ユーザがオントロジー作成やインターネット文書の意味内容マークアップを行い、 多くのソフトウェアからのアクセスに対応することを可能にする。当グループでは、生物学文献のマークアップにこれを使用した。 | ||
| 107-2 |
ZAISA: 科学論文における領域解析 |
コリアーナイジェル、水田 洋子 |
| このプロジェクトは科学技術論文上の修辞タイプに 対応する領域を自動的に検索することを目的とする。具体的には、著者がどの部分で研究目的、 文献資料、実験結果、結果の重要性を説明し、過去の研究との比較などを行っているかを自動的に検索する。 アノテートされた例から作られた、ラベルつきトレイニングデータに基づいて機械学習を使って、自動的に探し出す。 これは、ある事実を探すのに探索しなければならないテキストの量を減らすので、情報抽出(テキストからの事実の抽出)に非常に有益である。 また、要約がドキュメントのある部分から作成される必要がある場合などに、他の分野でも応用できる。 | ||
| 108 |
結論発見手続きとその応用 |
井上 克巳 |
| 公理集合から有用な定理を発見する結論発見問題は1967年にLeeにより定式化された。 この問題は、1990年代になってようやく、効率的な手続きや人工知能への応用が研究されるようになり、 高速化への取り組みも最近始まった。本稿では、主な結論発見手続きとしてSOLタブローを取り上げ、各種の高次推論への応用について述べる。 | ||
| 109 |
発話、身振り、呼吸の個人内および個人間協調に関する研究 |
古山 宣洋、林 浩司、 三嶋 博之 |
| 本発表では、発話、身振り、 呼吸の個人内協調と個人間協調の基底にあるダイナミクスを明らかにすることを目的として実施された実験について報告する。 実験は、発声と手首の屈曲・伸展を徐々に速く同期させるというものであるが、その結果、個人内協調でも、 個人間協調でも1.2Hz程度を境に協調系が質的に転換すること、また、それよりも高い周波数域では個人内協調系と 個人間協調系が類似した振る舞いを示すことが確認された。 | ||
| 110 |
型付きラムダ計算に基づく包括的な文法モデルの構築 |
金沢 誠、吉仲 亮 |
| 人間の言語の数学的研究には文法の形式的モデルが必要だが、 これまでの形式的モデルは人間の文法の一部の側面しかとらえられていない。 本研究では、型付きラムダ計算に基づく「抽象的範疇文法」と呼ばれる文法フォーマリズムについて、 その形式的性質を明らかにし、解析・生成・学習に関する効率的アルゴリズムを提示することによって、 人間の文法の多様な側面をカバーした包括的な形式的モデルを構築することを目指す。 | ||
| 111 |
簡易Webログ解析システムの開発 |
植木 浩一郎 |
| Webサーバーに蓄積されるログは、 インターネット利用者の情報利用行動を調べるための重要な情報源の一つである。 Webログから、利用者がどのような情報をアクセスしているかを知るには、Webログを管理者が分かりやすい形式に変換する必要がある。 そこで、簡易なプログラムによって、Webログから、利用者の情報利用行動に関連した事項を抽出するシステムを開発した。 | ||
| 112 |
量子コンピュータにおける集団デコヒーレンス
-量子アルゴリズム・量子誤り訂正に対する解析- |
宇都宮 聖子、マスターサイラス、 山本 喜久 |
| 量子コンピュータにおける情報は、 スピンが外界と相互結合する際に発生する波長よりも短い間隔にある同一スピンに蓄えられるため、 単独スピンよりも集団スピンの方がよりデコヒーレンスを決定付ける。本研究では、いくつかの量子アルゴリズムの集団デコヒーレンスを評価し、 その値を抑える方法を提案する。また、同じ観点から量子誤り訂正の有効性についても検討した。 | ||
| 113 |
量子情報処理と量子シュミレーション |
根本 香絵、バーンズ ティム |
| 量子情報処理の基本的な考え方を解説するとともに、 その応用の中から、量子計算機上でのゲージ格子理論のシミュレーションについて紹介する。 量子多体系は現代物理学の多くの分野に関連し、古典計算機では手に負えないほど複雑な問題であるため、 その量子シミュレーションは量子計算機の応用として期待されている。ここでは特に素粒子理論に関連の深いゲージモデルを取り扱い、 量子計算機上での指数的高速化を与えうることを示す。 | 114 |
エンタングルメントの理論 |
松本 啓史 |
| エンタングルメントとは、量子力学に特有の不思議な相関である。 そのあまりに奇妙な性質ゆえに、アインシュタインをして量子力学を受け入れることを躊躇した。近年、量子情報理論の成果により、 このエンタングルメントの基本的性質についての理解が急速に進んだ。理論の進展の現在の状況を、筆者の研究している加法性の問題を中心に述べる。 | 115 |
量子鍵配送方式の安全性に関する研究 |
渡辺 曜大 |
| 量子暗号の目的は、無限の計算資源をもつ攻撃者に対しても 安全性を保証することのできる暗号技術を構成することである。本研究では、 量子暗号の中で最も実用化に近いと考えられている量子鍵配送方式を取り上げ、その安全性について考察する。 従来の量子鍵配送方式では、送信機および受信機に誤差があると安全性を保証できなかったが、 非常に一般的な状況において安全性を保証できる量子鍵配送方式を提案する。 |
| 第2分野:情報基盤研究 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 201 |
全光ネットワークの開発 |
浅野 正一郎 |
| 光通信技術を積極的に採り入れた全光ネットワークを 実現するための開発と実証評価を続けている。特に、最新の成果であるマルチレイヤ統合実験の概要を中心に発表する。 | ||
| 202 |
ユビキタス環境におけるプライバシー保護技術EMAPPの研究 |
山田 茂樹、田中 聡、 上岡 英史 |
| ユビキタスコンピューティング環境において重要となるプライバシー 保護技術の一案として、ユーザ・コンテクスト等の個人情報を記憶する個人データベースをセキュアな環境に配置し、 サービスプロバイダのモバイルエージェントをセキュアな環境に移動させて個人情報を外部に出さずにサービスを 実行するモバイルエージェント型カプセル化プライバシー保護方式EMAPPの研究状況を紹介します。 | ||
| 203 |
SIPを用いたサーバレス・デバイスハンドオーバ技術の研究 |
上岡 英史、
山田 茂樹 |
| ユーザが利用している通信サービスを身の回りの他の デバイスへ移動させることをデバイスハンドオーバーと呼ぶが、通常これを実現するためには、通信切り替えサーバを導入するか、 その機能を通信端末に実装するリッチ端末の導入が必要である。本展示では、ユーザが身につける小型コントローラを導入し、 安価でかつ端末の改良を必要としない、サーバレス・デバイスハンドオーバ技術の紹介とデモンストレーションを行う。 | ||
| 204 |
メタデータ流通基盤の研究 |
曽根原 登、中原 美沙、 小池 真由美、三神 万里子、 若槻 絵美、釜江 尚彦、 東 和信、藤生 宏、 中泉 拓也 |
| デジタルコンテンツのネットワーク流通に係わる様々な問題を解決しIT産業を活性化するため、 メタデータ流通の観点からの情報流通基盤の研究を行っています。デジタル時代の情報流通に即応できるデジタル権利管理やデジタル創作表現など メタデータ流通・管理技術を中心に研究開発を行っています。その具体例として、デジタルエンターテイメント技術に係わる教育・人材育成機関と連携し、 デジタルシネマのメタデータ・ポータル・サービスを提供することで、ブロードバンド・ネットワークを用いたメタデータ制御による デジタルコンテンツ流通ネットワークを実現しようとしています。 | ||
| 205 |
高速インターネットにおけるネットワーク制御方式 |
松方 純 |
| インターネットにおける高速通信は、 バックボーンネットワークが高速であるだけではなく、キャンパスネットワークや末端のコンピュータ等のエンド 機器におけるハードウェア的およびソフトウェア的な条件が揃ってはじめて実現する。そのために、 より高速で通信を行うためのエンド機器とネットワークの双方におけるネットワーク制御の研究を行い、 高速通信を行うための実際的な方法の開発を目指します。また、高速な通信を阻むボトルネックがどこにあるかを調べたり、 ネットワークの混雑の度合いなどからどのくらい高速な通信を行うことができるかを見極めたりするための手法についても研究します。 | ||
| 206 |
インターネットトラフィックのモデリングと制御に関する研究 |
計 宇生 |
| インターネットのように、 様々な品質要求の通信が混在しているネットワークトラフィックでは、 個々の通信サービスの品質を確保することが重要な課題である。 また、トラフィックのモデリングは通信サービスの性能を予知するために必要である。本発表展示では、 ネットワークにおける品質保証を目的とした、トラフィック制御とモデル化の研究内容について紹介する。 | ||
| 207 |
インターネットトラフィック計測による性能解析の研究 |
阿部 俊二 |
| インターネットトラフィックの計測から自己相似性や長期依存性の解析し、 品質性能を評価する方法や品質を制御する方法の研究を進めている。これまでに、計測したトラフィックの自己相似性と長期依存性の解析を通して、 FBM(Fractional Brownian Motion)とMMPP(Markov Modulated Poisson Process)とトラフィックモデルを応用したバッファ溢れ率(パケット廃棄率に相当) とパケット転送遅延を評価する解析ツールを開発した。これら評価手法と解析ツールについて述べる。 | ||
| 208 |
次世代オペレーティングシステムSSS-PCの開発 |
松本 尚 |
| 単体マシンから10万台規模の計算機クラスタまで対応可能な 次世代オペレーティングシステムSSS-PCの開発を行っている。本OSは安価なPCやサーバを束ねて一台の高信頼高性能並列計算機としての活用を可能にする。 大きな特徴として、標準的なTCP/IPに加えてメモリベースの高速通信プロトコルを備えている点、移送機能によって実行中のプログラムをマシン間で移動したり、 プログラムを停止せずにマシンメンテナンスが可能な点が挙げられる。 | ||
| 209 |
非同期式回路の高位合成システム |
米田 友洋、松本 敦 |
| 現在のコンピュータシステムで用いられているクロックは、 システムの高速化や低消費電力化の妨げになりつつある.非同期式回路は,グローバルなクロックを一切用いないことにより、 これらの問題を解決する可能性を持つ。本研究では、非同期式回路をより容易に開発するために、C言語的な記述から、 与えられた演算器数の制約のもとで最適に近いゲートレベル非同期式回路を自動的に生成する支援ツールを開発した。 |
| 第3分野:ソフトウェア研究 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 301 |
「ものプロジェクト」: 芸術表現活動のマルチメディア・アーカイブ化とアーカイブ構築支援・提供システムに関する研究 |
相原 健郎、高須 淳宏、 藤幡 正樹(東京芸術大学)、 桂 英史(東京芸術大学)、 横溝 廣子(東京芸術大学)、 伊藤 慶明(岩手県立大学) |
| 本研究は、美術工芸品を対象とした高品質かつ多様な情報を含んだ 「芸術表現活動アーカイブ」の構築とその方法論、および構築支援システムや提供システムに関する共同研究プロジェクトである。 「芸術表現活動」とは、対象物の視覚的な情報ばかりではなく、その制作の背景、プロセスなど、人間の創造的な側面についての定性的情報も含んでいる。 本発表では、プロジェクトの概要と、アーカイブ活用システムの一例を紹介する。 | ||
| 302 |
要求分野に応じて拡張可能なコンポーネント型OSの研究 |
丸山 勝巳、児玉 和也、 日高 宗一郎、尾崎 亮太 |
| 制御システム、組込みシステム等の分野では多種多様なプログラム開発が要求され、 汎用OSよりも格段にプログラム開発が容易で障害に強いOSが望まれています。これらのシステムは様々な機能が要求されたり、 ネットワークを介した広域連携処理が求められたりします。この要求に応えるために、 コンポーネントの組み替えで適用分野の要求に応じた機能・性能を提供できるOSの研究を行っています。 本OSは、L4kaマイクロカーネルと各サービス(Process, File, NW 等)を提供する任意個のサーバーから構成されている。 各サーバーは、保護の効いたユーザレベルで実行されるので、安全でプログラム開発も容易化されます。現在2種類のOS(L4minix-E, L4minix-S)が動いています。(フリーソースです。OS学習用に役立ちます) | ||
| 303 |
ユビキタス・モバイルコンピューティング向けミドルウェア |
佐藤 一郎 |
| ユビキタスコンピューティングの最も重要な点は我々が生きている現実世界と、 情報システムによる仮想世界を融合させることである。そこで各種センサーを情報システムに融合し、 現実世界の状況に応じたサービスを実現するためのミドルウェアを構築するとともに、新しいサービスやアプリケーションを提示する。 また、携帯・組込型コンピュータを前提にしたソフトウェア開発・動作手法を提案していく。 | ||
| 304 |
ソフトウェア部品の再利用支援環境 |
鷲崎 弘宜 |
| ソフトウェアの生産性と品質を向上させるためには、 過去の開発におけるソフトウェア設計・実装の成果を効果的に再利用することが必須である。 本研究では設計・実装の効果的な再利用を目的として、オブジェクト指向プログラム資産をコンポーネントの形で自動的に部品化し、 得られる部品集合を検索可能とするシステムを開発している。 | ||
| 305 |
モデル検査に基づくソフトウェア検証の研究 |
中島 震 |
| Webサービスや組み込みシステムは社会基盤に浸透しているため高い信頼性を持つ必要がある。 従来、数理論理学に基づく形式手法の理論研究がなされてきた。本テーマでは、 モデル検査に基づく方法をソフトウェアのデザイン検証に適用する研究について報告する。 | ||
| 306 |
視覚的インタフェースを対象とした制約プログラミング |
細部 博史 |
| 制約を宣言的に記述するプログラミング手法である制約プログラミングは、 様々な問題解決のための有力な手段であり、人工知能や、論理プログラミング、ユーザインタフェース等の種々の分野で広く利用されている。 本発表では、制約プログラミングの基盤的技術である制約解消法と、制約プログラミングを応用した視覚的インタフェース構築法について、 本発表者の最近の研究成果を中心に紹介する。 | ||
| 307 |
XQueryの形式的意味論に基づく最適化 |
日高 宗一郎、加藤 弘之、 吉川 正俊(名古屋大学) |
| XQueryはXMLを対象とした問い合わせ言語であり、 言語モデルとして関数型を採用しており、形式的意味論も与えられている。本研究では、 この言語モデル的側面を利用して適用される定数畳み込み等の伝統的な言語処理系最適化技術を適用し、 またXQuery固有の側面を明らかにする。最適化前後の等価性の証明に、ラムダ計算モデルも援用する。 | ||
| 308 |
XQueryの"FLWOR Arranging"に基づく最適化 |
加藤 弘之、日高 宗一郎、 吉川 正俊(名古屋大学) |
| XQueryは対象とするXMLが管理されているモデルに基づく問合せに変換され、 このモデル固有の問合せ最適化を用いて実行される。しかしながら、ファイルシステムなど全ての情報源が最適化機構を有しているとは限らない。 したがって、XQueryの書き換えによる最適化技術の開発はとても重要である。本研究で提案する「FLWOR Arranging」は、 経路式の畳み込みに基づくXQueryの最適化のための書き換え技術である。 |
| 第4分野:情報メディア分野 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 401 |
リンク情報を用いたクラスタリングによる間接検索性能の改善 |
安達 淳、正田 備也 |
| WWWは膨大な文書の集合体であるため、 Web検索では検索者の求めるWebページが直接検索結果に現われなくても、リンクを一つクリックして辿り着けるならば、 十分実用的な検索が実現されていると言える。このような検索を間接検索と呼ぶ。本研究では、リンク情報のみを利用したクラスタリングによって、 間接検索の性能を大きく向上させる手法を提案する。 | ||
| 402 |
多視点画像に基づいた三次元形状記述子 |
後藤田 洋伸 |
| 本研究では、三次元形状を記述するための新しい方法として、 多視点画像を利用する方法を述べる。この方法を用いると、三次元形状の類似検索を効率的に行なうことができる。 提案された方法の利点・決定を明らかにするために、他の三次元形状記述子との詳細な比較を行なった。 | ||
| 403 |
撮像画像郡の統合的変換による全焦点画像の生成 |
児玉 和也 |
| 連続的に焦点合わせを変化させながら撮像した多数枚の画像群を、 構造を持つ多次元情報とみなし統合的変換を施すことで、画像生成等を行う手法について検討をすすめている。 本手法は多数の撮像画像群を一括して扱い周波数領域上での逆畳み込みという基本的な問題に還元することで、 既存手法に比べ全焦点画像の生成等を安定に実現可能である。 | ||
| 404 |
大規模放送映像アーカイブの構造化に関する研究 |
佐藤 真一、片山 紀生、 孟 洋、加藤 弘之 |
| 放送映像の大規模なアーカイブを対象として、 その中から必要な情報を自由に呼び出す映像検索技術、およびアーカイブを解析して利用者が必要とする 情報や知識を発見する映像データマイニング技術の検討を行う。研究の遂行においては、画像解析、自然言語処理、データマイニング、 情報検索などの分野の技術を総合し、計算機による放送映像の「理解」の実現を第一の目的とする。 | ||
| 405 |
デジタル台風: 最新ニュースと大規模データベースの融合に基づく多面的な情報解釈環境 |
北本 朝展 |
| デジタル台風(http://www.digital-typhoon.org)とは、 最新台風ニュースと大規模台風データベースとを融合し、多面的な情報解釈を可能とするウェブサイトである。 いまの事象を的確に解釈するために、(1)各種情報のリアルタイム取得、(2)情報解釈の根拠となる事例データベース、 (3)情報探索のためのインタフェーを組織化する。本発表はシステムの基本方針と具体設計についてまとめる。 | ||
| 406 |
共感的3Dエージェントのマックスと「スキップボー」ゲームで対戦 |
プレンディンガー ヘルムト、 ベッカー クリスチャン(JSPS fellow) |
| 本発表では、マックスが「スキップボー」ゲームをする様子を紹介する。 マックスとは、ドイツのビーレフェルト大学で開発された擬人化された3Dエージェントである。 NIIは、マックスがユーザの感情状態を認知し応答することを可能にする、バイオシグナルに基づいた感情認知モジュールの開発に貢献した。 ポスターやデモを見た人は、マックスの開発者クリスチャン・ベッカー氏から、その信用性の高さを体験してみるよう誘われるだろう。 | ||
| 407 |
写実的な画像生成のための光源環境計測と物体表面と見えの標本化 |
佐藤いまり、 池内 克史(東京大学大学院情報学環) |
| 一般に物体の見え方は光源環境の影響を受けて大きく変化することが知られており、 物体認識・画像合成の分野では、任意光源環境下での物体の見えを生成する技術に注目が集まっている。 本研究では、画像中に観察されるシーンの明るさから光学情報を獲得し画像を生成するイメージベースモデリング・レンダリングの研究分野において、 実世界の光源環境を計測し求められた光源環境下で物体の見えを現実感高く生成するための技術を提案する。 |
| 第5分野:知能システム研究 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 501 | 次世代共有ロボットシステム |
上野 晴樹、
張 涛、 アンポーンアラムウェト ウッティチャイ、 キアティセビ パタラ、 ハサヌザマン モハマド 白井 良明、松井 知子 |
| 次世代ロボットシステムとして、 共生ロボットシステムは将来の高福祉社会にとって重要な役割を担うと考えられる。 知的で、ヒューマンフレンドリーなロボットシステムを実現するために、我々は、分散知識処理プラットフォームSPAKを発展し、 ヒューマン-ロボットインタフェースとして、知識ベース型の音声対話マネージャと人間中心的に画像ジェスチャー認識システムを開発している。 更に、人間の要求を理解し、様々なロボットの行動計画ができるし、 かつ人の依頼に応えて様々なロボットに指示を出し制御するように協調知識モデルを基づいたコーディネーター・ロボットを開発している。 | ||
| 502 |
遠隔教育用コンテンツ開発・公開システムWebLS |
上野 晴樹、 アンポーンアラムウェト ウッティチャイ、 張 涛、嶋本 伸雄(遺伝研)、 森 正樹、石田 正行(オーム社) |
| Internetによる遠隔教育は教育の手段として非常に重要である。 しかし、オンライ型教材の製作は手間がかかり費用も高く大きな障害となっている。我々は、ITの専門家ではない一般の教師の応援のため、 マルチメディア教材を容易に自作しウェッブで公開するInternet型汎用遠隔教育環境WebLSを開発した。WebLSの特徴としては、 ウェッブ教材の簡易製作ツールであること、様々なプラットフォームに移植できること、XMLコンテンツとして教材を保存し流通するすることができる等がある。 WebLSはホームページ上で公開している一方で、商品化の研究開発を進めている。 | ||
| 503 |
人間の適応を促進するヒューマンロボットインタラクション |
山田 誠二、小林 一樹 |
| 人間のユーザがロボットの機能に気づきやすくするための ヒューマンロボットインタラクションの設計、実現を行う。 | ||
| 504 |
Knowledge Symbiosis |
武田 英明、大向 一輝、 市瀬 龍太郎、沼 晃介、 鈴木 聡 |
| 本研究では、多様な知識をもつ人々やグループが協調して 情報流通や知識流通を行う仕組みについて研究しています。具体的にはblog等からのパーソナルネットワークの発見、 パーソナルネットワークを利用した情報流通支援などを研究しています。 | ||
| 505 |
反復に基づくテキストの計量と分析に関する研究 | 相澤 彰子 |
| 私たちが日々読んでいるテキストは、 語、文、段落等、さまざまなレベルでの重なりを持っています。異なる文書に共通するテキストを抽出し、 その長さの分布や単語分布の特徴、頻出パターン等を調べることにより文書間の関係性を調べる方法を紹介します。 | ||
| 506 |
自由でかつ安全なコンテンツ流通を実現するモバイルエージェントフレームワーク |
本位田 真一、田原 康之、 吉岡 信和、本位田研究室 |
| 数年後のネットワーク社会においては、 人や場所を問わず、誰もがあらゆる場所からのコンテンツ発信を行うようになり、 その提供者や利用者のポリシーに沿ったサービスを提供するためのコンテンツ変換と安全な配信を行う技術が重要となる。 本プロジェクトは、これらの課題に対して、提供者や利用者のポリシーを遵守するプログラムを搭載したモバイルエージェント群により、 統一的な解決を図ることを目指す。 | ||
| 507 |
物体表面の局所構造を保持する距離画像の位置あわせ |
杉本 晃宏、岡谷(清水)郁子 |
| 物体表面の局所構造を保持する距離画像の位置合わせの手法を提案する。 本手法では、距離画像での近傍の計測点を用いて抽出する二つの特徴量、すなわち,局所的な面の形状パターンと対応の歪係数、を導入する。 局所的な面の形状パターンは、誤った対応を取り除くために用いる。一方、対応の歪係数は、距離画像を得た相対的な位置と姿勢を表す変換の評価に用いる。 これらの二つの特徴量により、面の局所構造を保持するような変換を推定することができ、高精度かつ真の変換の付近で頑健な位置合わせが実現できる。 | ||
| 508 |
実践的化学情報学- 化学研究の知的基盤としての化学情報とコンピュータの活用 |
佐藤 寛子 |
| 本研究室では、化学研究の実践的門立ちを解決するための知的システムを目指して、 これまでに蓄積されてきた化学情報とコンピュータを有効に活用し、人とコン ピュータそれぞれに適した化学情報表現法の開発や、新しい化学情報コンテンツの提案、知的システム開発を行っています。このうち、化学反応予測とNMR (核磁気共鳴)スペクトル予測について紹介します。 | ||
| 509 |
階層的分類データを統合するための規則学習機構 |
市瀬 龍太郎、濱崎 雅弘、 武田 英明 |
| 近年のインターネットの普及により、 さまざまな情報が容易に得られるようになってきている.そのような環境では、多数の情報を統合し、 ユーザに統一的に提供するための技術が必要となる。本発表では、整合性を持った情報統合を実現するために、 階層的分類データを計算機が自動的に統合する新しい実現手法を紹介する。 | ||
| 510 |
クロスメディア情報検索 |
井上 雅史 |
| 情報検索の研究はこれまで主にテキストを対象として進められてきたが、 近年、非テキストメディアに対する検索も重要度を増している。テキストは問い合わせのメディアとしてユーザの要求を表現する上では強力だが、 画像等の構造化されていない非テキストメディアとの適切な対応付けが容易ではない。本研究課題では、 こうした複数のメディアが関与するクロスメディア検索に焦点を当て、高効果な検索を実現する検索モデルの実現にあたっての問題点を整理し、 それらの問題を解決するモデルの具体的な推定手法等について検討した。 |
| 第6分野:人間・社会情報研究 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 601 |
情報制度論の研究 ―情報制度ブログサイトによるネットワーク法情報の発信― |
東倉 洋一、岡田 仁志、 古賀 崇 |
| 情報通信技術分野における技術と法制度との隔たりを可能な限り取り去ることによって、 より健全な情報化社会の発展を導くため、情報制度論研究では、1)現行法の解釈論の展開、 2)立法上の課題の明示、3)情報ネットワーク法の構築を研究課題とする。これらを実現するため、 意見収集、議論、合意形成などを技術と社会の変化に追随した速度で展開する情報制度ブログサイトの公開へ向けて準備をすすめており、 今回その一端を紹介するとともに、前提となる情報化社会の未来と課題を概観する。 | ||
| 602 |
「政府情報論」の構築に向けての学際的考察 |
古賀 崇 |
| 本研究では、政治学、法学、行政学、記録管理学、 図書館情報学、アーカイブズ学といった各々の学問領域において、 「政府情報」をめぐる活動がどのように把握され、どのような視点から研究や実践が行われてきたのかを検証する。 その上で、電子的環境における政府情報の「溶解」、すなわち特定のメディア・媒体にとらわれなくなった状態を踏まえ、 行政府の情報を中心とした「政府情報論」のモデルを提示する。 | ||
| 603 |
論文タイトルに出現する形態素の分類に基づく論文ジャンル確定 |
小山 照夫 |
| 動詞の共起に基づいて、研究論文に現れる主要形態素を、 研究ジャンルごとに分類する試みを紹介する。また、これによって得られた形態素分類にもとづいて、 論文タイトルにどのような分類済み形態素が出現するかを手がかりに、論文で扱われる研究テーマのジャンル推定を行った結果について報告する。 | ||
| 604 |
オンライン翻訳者支援システム |
影浦 峡、辻 慶太、 佐藤 理史(京都大学) |
| 特にネット上で翻訳活動を行っている翻訳者を支援するためのオンラインシステムの構想と、 その一部である固有名チェックシステムを紹介する。 | ||
| 605 |
専門分野において重要となる新語の抽出 |
辻 慶太 |
| 専門分野に現れた新語のうち、 今後重要になる語を予測・判別する手法を開発している。「重要な語」とは、頻度が増したり特定の文脈と強く結び付いた語などである。 そのような予測手法は、用語辞書の編纂・改訂や、分野のトレンド分析などに有用である。今回は雑誌論文17年分のテキストをデータとして、 既存の専門用語抽出手法がどの程度,予測・判別に有効であるかを調査・分析した。 | ||
| 606 |
Webナビゲーション指向検索におけるテストコレクションの構築と検索手法の高度化 |
大山 敬三、石川 治子、 高久 雅生、相澤 彰子、 江口 浩二、山名 早人 |
| Web情報検索の典型的な利用形態のひとつとして、 ある事項のWebページを探すといった状況を想定したナビゲーション指向検索を対象として、 複数のシステムの検索性能を比較・評価するためのテストコレクションを、評価型ワークショップであるNTCIR-4/5 WEBを通じて構築しており、 その概要と特性について報告する。また、提案しているいくつかの検索手法を紹介し、本テストコレクションを用いて行った評価結果を示す。 | ||
| 607 |
文書ジャンルとテキスト構造に着目した自動要約 |
神門 典子、 関 洋平(豊橋技術科学大学)、 青野 雅樹(豊橋技術科学大学) |
| 要約の利用者は、同じ話題に関する要約でも、 出来事の一連の経緯などの事実がしりたいのか、その出来事に関する識者の意見や書き手の意見をしりたいのかなど、 利用者によって重視する情報のタイプが異なる。本研究では、この問題を解決するために、 利用者が指定したトピック(話題)と重視する情報のタイプ(事実、意見、知識)に応じて,複数文書要約を作成するシステムを実現した。 | ||
| 608 |
コンピュータはテキストから何を読み取れるのか -テキストからの主観情報の抽出と情報アクセスシステムへの応用- |
神門 典子、
江口 浩二、 中山 記男(総合研究大学院大学) |
| 情報アクセス技術の研究は、 従来、文献で論じられている事柄やできごとなどに関する客観的な情報を主な対象としてきた。 しかしながら、より有用な情報提供のためには、客観的な情報だけではなく、 (1)書き手の態度、感情、確実性などの主観的なアスペクトの理解、(2)ある事柄に関する事実と、 それに対する意見の判別、(3)主観情報の種類、方向性、強さの理解が重要である。 本研究では、テキスト中のさまざまな主観的情報に着目し、その認定、抽出、情報アクセスシステムへの応用について研究している。 | ||
| 608-1 |
感情表現の抽出に関する検討 |
中山 記男(総合研究大学院大学)、 神門 典子 |
| インターネット上での商取引やブログが増加し、 テキスト中に表明された個人の主観的な態度や感情を抽出・分析することへの関心が高まっている。 本研究では、このようなテキストに現れた個人の態度の表明の中でも、特に、「うれしい」「かなしい」などの個人の感情を表す感情表現に着目し、 その特性を理解するためのモデルを提案し、書評を対象とした出現パターンを分析した。自動抽出への方策も検討した。 | ||
| 609 |
人はどのように情報 -多面的なインタラクティブ 情報アクセスのためのユーザインタフェース |
神門 典子、 梶山 朋子(総合研究大学院大学) |
| 大量の情報の蓄積の中から所望の情報を探し出す情報アクセスの過程において、 多くの利用者は、何を探したいかが明確ではない。 また、画像の探索など、探したいもののイメージをうまく言葉では言い表わせない場合もある。 本研究では、このような「何を探したらよいかが明確ではない利用者」、「ことばで言い表わせないような検索要求」を、 システムとのインタラクションを通じて柔軟に検索を支援するインタフェースの設計と評価について研究を進めている。 | ||
| 609-1 |
Concentric Ring View F+: リング状検索インタフェース |
梶山 朋子(総合研究大学院大学)、 神門 典子、 佐藤 真一 |
| 多次元属性情報を検索対象とし、 柔軟に情報を探すことができる検索インタフェースとして、Concentric Ring View F+ を提案した。 本手法は星座早見盤のような構造で、検索結果をブラウズしながら検索キーの調節ができ、属性を組み合せることで多面的な検索が可能である。 また、検索結果に対するユーザの選択や評価を次の検索の改善に活用できるように、検索履歴の保存や再現と、適合フィードバックの機能を提供した。 | ||
| 610 |
コンピュータはどのくらいうまく情報を探せるのか 情報アクセス技術の大規模評価プロジェクト NTCIR- |
神門 典子、
安達 淳、 大山 敬三、 江口 浩二、 岸田 和明、石川 治子、 高久 雅生 |
| 情報検索、言語横断アクセス、要約、質問応用、WEB検索、テキスト自動分類、 テキストマイニングなど、大量の情報の蓄積の中から、所望の情報を探し出し、 活用するのを支援する技術の重要性がますます高まっている。 本プロジェクトでは、国内外の90余りの研究グループと共同して、 情報アクセス技術を評価するための大規模な実験用データセット(テストコレクション)の構築、 多数の研究システム間の比較評価、評価手法と評価指標の研究を通じて、情報アクセス技術研究の促進を目指すものである。 1年半に1回国際ワークショップを開催し、成果物としてのテストコレクションは研究利用目的で公開している。 |
| 第7分野:学術研究情報研究 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 701 |
研究を研究する |
宮澤 彰、
西澤 正己、 柴山 盛生、 孫 媛、 根岸 正光 |
| 学術研究情報研究分野の概略紹介。 | ||
| 702 |
科学研究費採択にみる大学活性度および基礎研究振興への役割に関する研究 |
西澤 正己、
根岸 正光、 柴山 盛生、 孫 媛 野村 浩康(東京電機大学)、 前田 正史(東京大学・生研)、 光田 好孝(東京大学・生研) |
| 科学研究費補助金は、 わが国で最も古い大学等の研究者に対する研究費の提案・公募型の研究費配分制度である。 この研究費の採択状況の分析から分野別の大学等の研究機関の活性度を調査した結果の他、 成功した研究者の採択状況から基礎研究に対する科学研究費の役割についての分析を報告する。 | ||
| 703 |
東アジアにおける書誌ユーティリティの成立と展開 |
宮澤 彰 |
| 書誌ユーティリティは、1970年代のはじめに米国で誕生し、 現代の図書館をめぐる世界の中では、ナショナルライブラリ機能とともに欠くべからざる機能となっている。 東アジアでは学術情報の基盤として政策的に位置づけられて誕生し、発展してきた。日本、韓国、中国のこれらの動きを紹介する。 | ||
| 704 |
研究者情報による学術研究活動の分析 |
柴山 盛生 |
| 国立大学法人化に伴い、研究活動の一層の充実が求められている。 1992年に学術審議会から学術研究の推進方策に関する答申が出された後、 様々な条件整備がなされてきた。本研究は「研究者ディレクトリ」データベースに基づいて、 最近10か年にわたる研究活動を分析するものである。ここでは、研究者構成の推移、受賞状況、 特許出願、共同研究の実施状況などの概要についてまとめ、研究活動における課題や展望を報告する。 | ||
| 705 |
大学の論文生産性の要因分析 |
孫 媛、 根岸 正光 |
| 近年、大学等研究機関の研究活動を評価し、 これにより資金を重点配分するという指向が強まりつつある。本研究では、トムソン社(通称ISI)のデータベースを用いて、 国際誌における大学の論文数、引用回数を分野別に調査し、一方、教員数、学生数、 科学研究費補助金採択件数等、各大学の諸指標データを収集して、これらデータ間の相関関係から、 大学の論文生産性に影響を与える諸要因の分析を試みる。 | ||
| 706 |
日本の論文の共著関係からみた産学連携の現状分析 |
孫 媛、
西澤 正己、 根岸 正光 |
| 産学連携の振興が各方面で促進されているが、 その現状を研究成果の面から客観的に把握する方法として、研究論文の共著関係の分析を試みる。 この種の計量書誌学的研究では、SCI等、米国のデータベースがよく用いられるが、わが国の現状を分析するには不十分である。 本研究では、国立情報学研究所の作成する、日本の学会誌論文を対象とした「引用文献索引データベース」(CJP)により、 和文論文における共著関係から、産学連携をはじめとする研究ネットワークの実態分析を試みる。 |
| プロジェクト/開発・事業部 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| A01 |
学術情報ネットワークSINET/スーパーSINET |
ネットワーク課 |
| 学 術情報ネットワーク: SINETは、日本全国の大学、研究機関等の教育・研究及び学術情報の流通促進を図るための情報ネットワークである。スーパー SINETは、先端的学術情報機関間の連携を強化して、日本の学術研究を飛躍的に発展・増進させることを目的とする超高速ネットワークである。平成13年 3月にIT戦略本部が発表した「e-Japan重点計画」にスーパーSINETの推進が採り上げられており、10ギガビッドの光通信技術を用いる世界最高 速の研究用インターネットである。 | ||
| A02 |
NACSIS-CAT/ILL: 目録所在情報サービス |
コンテンツ課 |
| NACSIS-CAT/ILLは、 全国の大学図書館等が所蔵する図書/雑誌の目録情報を図書館員が共同で登録することによって、 総合目録データベースを形成し、図書館間相互協力によって全国の研究者・学生に提供することができる図書館向けサービスである。 一般市民へもGeNiiのWebcat Plusによって提供されており、現在7,700万冊を超える図書が登録されている。 | ||
| A03 |
GeNii: NII学術コンテンツ・ポータル |
コンテンツ課 |
| GeNii(ジーニイ)は、学術研究に不可欠な様々な学術コンテンツを 統合的に提供するポータルサービスである。現在、(1)図書・雑誌情報、(2)論文情報、(3)研究成果情報、(4)専門学術情報の 4つのコンテンツサービスで構成され、日本の学術情報発信の窓口機能を果たす。 | ||
| A04 |
学術機関リポジトリ |
コンテンツ課 |
| 学術機関リポジトリは、 大学等の学術機関で生産された電子的知的生産物を保存・公開することを目的とした学術情報資源管理システムである。 学術論文や学位論文、電子教材など多彩な文献を学術機関自らの手で公開するものであり、 国立情報学研究所は、大学図書館と共同でリポジトリ用ソフトウェアの実装実験を行うなど、学術機関リポジトリの構築を支援している。 | ||
| A05 |
国際学術情報流通基盤整備事業 |
コンテンツ課 |
| 国際学術情報流通基盤整備事業は、 日本の学協会が発行する英文論文誌を大学図書館や科学技術振興機構(JST)と連携協力して、 電子ジャーナル化を推進し国際的発信力を向上させる支援事業である。現在、24学会30タイトルの英文論文誌に対して、 電子ジャーナル化や大学図書館等とのサイトライセンスなどビジネスモデルの創出支援を行っている。 | ||
| A06 |
NAREGI: 超高速コンピュータ網形成プロジェクト |
リサーチグリッド連携研究センター |
| 超高速コンピュータ網形成プロジェクト (NAREGI:ナレギ)は、産学官連携研究プロジェクトの一つで、 21世紀の情報技術の礎となるグリッド用基盤ソフトウェアやネットワーク技術の研究・開発を目指している。 本プロジェクトには、日本を代表する産学官諸機関が参加しており、 その成果がサイエンス分野での研究開発の促進と日本の国際競争力の強化及び経済効果をもたらすことが期待されている。 の一つで、 | ||
| A07 |
コミュニティ・マイニング・システム |
武田 英明、市瀬 龍太郎 |
| 研究者は研究上のトピックスや人間関係で結びついて様々な研究コミュニティを形成 しています。本発表ではこのような研究コミュニティを書誌および引用情報から計算して提示するシステムのプロトタイプを作っています。 | ||
| A08 |
複数書誌データベース間でのレコード統合に関する研究開発 |
相澤 彰子、
大山 敬三、 後藤田 洋伸、 高須 淳宏、 安達 淳 |
| レコード照合(Record Linkage)問題への実践的アプローチを紹介します。 独立に構築された複数の大規模データベースを統合するためには、共通に登録されているデータを高速かつ精度よく数え上げる必要があります。 本発表では、国立情報学研究所が事業サービスとして展開する学術コンテンツ・ポータル(GeNii)のデータを対象として、 引用データベースと図書カタログデータベースの間でレコード照合を行う試作システムの概要を報告します。 | ||
| A09 |
A Novel Scheme for Network Mobility In IPv6 |
李 蕾、阿部 俊二 |
| Mobile information services are one of the key issues in the upcoming Information Society. Ubiquitous access to Internet has to be provided to mobile devices, such as intelligent cellular phones, PDAs or mobile computers. In conjunction with the convergence of telecommunication networks towards the Internet Protocol (IP), mobility at network layer seems to be very promising. However, most of the research work done so far in this area considered mobile hosts rather than mobile networks, especially for IPv6 networks. Mobile networks can be applied to aircrafts, vehicles or trains, allowing seamless IP mobility for users and built-in devices while being attached to different access systems. IETF Working Group NEMO has given the basic idea of network mobility. However, it will still be a quite challenging issue when fast topology changes happen. In our research, we propose a novel mobile routing system for wireless LAN networks which can offer seamless handover for the local nodes behind mobile network, so that the ongoing session of a moving local node can be maintained during the movement. Simulation results show that our scheme can achieve good handover performance even when the local subscriber changes its attached mobile router. | ||
| A10 |
XMLによる研究者情報の編集・出力・交換システムの開発 |
大山 敬三、
安達 淳、 加藤 弘之、井手 一郎 |
| 大学等における研究者情報の統一的かつ効率的な発信を可能にするとともに、 様々なシステム間でデータの活用を可能にするために、XMLやWebサービスの技術を用いて「研究者個人データ編集・出力システム」を開発した。 本展示では、そのシステム構成について概説し、開発したXML編集ツールを紹介すると共に、実現されているシステム間連携機能とその拡張方法について報告する。 | ||
| A11 |
学習能力を持つ文字列解析法を用いた引用文字列からの書誌情報の抽出 |
高須 淳宏、
相澤 彰子、 大山 敬三 安達 淳 |
| レコード照合の精度を高めるためのレコードからの情報抽出法について紹介します。 レコード照合では、様々なデータを扱う必要があります。この場合、レコードの記述法が対象データによって異なるため、 柔軟な情報抽出法が必要になります。本展示では、国立情報学の持つ書誌データベースおよび電子図書館のデータを対象として、 学習機能を持った文字列解析法を用いた書誌情報の抽出法および、この手法に基づいた書誌情報抽出システムを紹介します。 | ||
| A12 |
ディジタルシルクロードの研究 |
小野 欽司、
山本 毅雄、 神内 俊郎、 北本 朝展、 村松 賢子、佐藤 園子、 アンダロディ エルハム |
| 「ディジタルシルクロード」 はユネスコと協力して2001年より開始した国際共同研究プロジェクトである。ディジタルシルクロードの研究を概観し、 これまでの主な成果を示すとともに、今回は新しく取り組みを始めた中国仏教石窟のデータベース化について紹介する。 | ||
| A13 |
貴重書デジタルアーカイブの構築とその展開 |
北本 朝展、
山本 毅雄、 小野 欽司、 佐藤 園子、 村松 賢子、佐藤 恵加 |
| ディジタル・シルクロード・プロジェクトの一環で構築した貴重書デジタルアーカイブである、 「東洋文庫所蔵」図像史料マルチメディアデータベースを紹介する。基本的な考え方と、 画像処理、多言語処理、検索処理の詳細をまとめると同時に、データ公開ウェブサイト (http://dsr.nii.ac.jp/toyobunko/)を用いたデモンストレーションをおこなう。また教育・研究への応用についても述べる。 | ||
| A14 |
An environment for teachers of History to create digital card-index notes |
ドュフ ドミニク, 北本 朝展 |
| Teachers have an important role to play in the way of improving the use of computers in the classroom. We think that getting better use of computers in classrooms should be reached progressively in two phases: in the first phase, the teacher should get familiar with information technology tools, and in a second phase, he uses them with students in the classroom. Learning implies linking to knowledge already acquired. Therefore, as teachers are learners in our study, our approach should follow structures already established and enable teachers to understand what digital environments are, using their actual way of working. Based on this consideration, our work focuses on setting up an environment close to the current teachers’ didactical tasks so that they can freely keep writing and managing their lessons. For the requirement analysis of such an environment we interviewed teachers. The poster introduces results of these interviews and current work regarding metadata for describing teacher's own card-index notes. |
| 大学院生 |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| B01 |
Application of Game Theory in Wireless Ad Hoc Networks |
李 明媚、山田 茂樹、 上岡 英史 |
| In multi-hop ad hoc networks, communications rely heavily on the cooperation of each node. Albeit a good teamwork could run the mobile networks well, some selfish behaviors will definitely break them down, such as "listening only" for saving the limited energy, or "receiving the valuable" without forwarding to others. Since in most cases, nodes in one ad hoc network are commonly supposed to be unknown each other, we find it significantly important to prevent such non-cooperative behaviors. This paper examines the theoretical aspects of non-cooperative nodes through a game theoretic framework. Depending on the nodes energy saving requirements and the utility cost of the network resource, we present a game model for non-cooperative nodes. In this paper, we assume that all the nodes are rational: the nodes first select their desired packet generating rates, then adjust the rates according to the associated network utility cost; in order to attain their desired rates, they also need to contribute to network forwarding function to gain compensation. In our novel framework, it is described as dual problem Q. We then propose a distributed algorithm to achieve optimal strategies -Nash Equilibrium(NE). We also concern implementation issues of the algorithm and show analytical results to illustrate the effectiveness of the distributed algorithm that enforces the potentially selfish nodes co-operate. | ||
| B02 |
Optimal Access Network Selection in Heterogeneous Wireless Environments |
カフレ ベド プラサド、 山田 茂樹、 上岡 英史 |
| The next generation mobile communication network is expected to be a heterogeneous system comprising of widely different radio access networks. Each access network may possess some advantages over others in terms of network characteristics such as bandwidth, coverage, cost, reliability, and so on. To exploit these advantages, the heterogeneous system appears in an overlay form; one network (e.g. wireless LAN) overlapping the service area of other networks (e.g. 3G networks). In such an environment, a mobile host with multi-mode network interfaces should be capable of carrying out the following two functions: (1) select an optimal network (2) transfer connection to other networks when previous one becomes sub-optimal or unavailable. In this poster presentation, we describe the different issues and techniques required to enable a mobile user to have an optimal access to the best wireless networks while moving in the heterogeneous system. | ||
| B03 |
Mobile Agent based Privacy Protection |
フダ ムハマド ヌルル、 山田 茂樹、 上岡 英史 |
| User private information is needed as the input in different kinds of services. However this information must be protected at the place where the service is provided. In this presentation we describe a Mobile Agent based Technology to protect privacy for users as well as service providers. In our architecture only the computing result is sent out to the respective parties and no other information is sent out of the computing environment. The participating Mobile agents also can not take away private information along with them. Hence the private information in this architecture is protected. | ||
| B04 |
光バーストネットワークにおける波長先取りアルゴリズムと波長割付けアルゴリズムの実装と実験 |
プリタクル ジュンポット、 計 宇生、 |
| For the next generation optical Internet, Optical Burst Switching(OBS) is a promising solution to exploit the capacity provided by WDM technology. In order to provide service differentiation in OBS networks, we propose a bandwidth allocation method combined with dynamic wavelength allocation algorithm (without wavelength preemption) to schedule bursts at core OBS nodes and describe a bandwidth allocation combined with wavelength preemption algorithm. The simulation results show that the algorithm of bandwidth allocation combined with dynamic wavelength allocation provide a compromise for reducing the complexity of wavelength preemption while maintaining a moderate performance. | ||
| B05 |
光バーストスイッチングネットワークにおけるバースト長予測を用いた バーストアッセンブリアルゴリズム |
杜 平、 阿部 俊二 |
| 光バーストスイッチング(OBS)は 次世代光ネットワークのスイッチング技術の一つとして期待されている。OBSネットワークでは、 バーストをアッセンブルする方法が重要な課題の一つとなっている。本論文では、 バースト長の予測を用いた新しいバーストのアッセンブリアルゴリズム(VAP)を提案する。 本アルゴリズムは、異なる発信元から発信されるバーストの衝突の回避を可能とすると共に、バーストアッセンブル時の遅延の削減を可能とする。 | ||
| B06 |
IPv6におけるネットワーク移動に関する高速ハンドオーバー方式 |
李 蕾、 阿部 俊二、 |
| 通信ネットワークがインターネットに統合される方向にあり、 ネットワーク層の移動が将来重要になると考えられる。しかし、これまでの多くは、 端末の移動に関するものが主で、ネットワークの移動に関する研究が殆んどなされていない。 本研究では、無線LANにおける新しいネットワーク移動方式を提案する。本方式は、 移動するネットワークに接続されている(移動)端末の異なる移動ネットワークへのスムーズなハンドオーバーを可能にする。 | ||
| B07 |
ウェアラブルコンピュータの一般認知度・期待度研究、フランスでの調査から |
デュバル セバスチャン、
橋爪 宏達 |
| 出展者らはサイバークローズという名称のウェアラブルコンピュータの研究を行っている。 これは使用者だけでなく、周囲の人々にも役にたつ機能をもつことを目標としている。 サイバークローズの期待度等について、フランス人 206人にアンケートを行った。 快適性、安全性、特定の環境のおける会話支援などに期待が寄せられている。 一方で特定の人工知能応用や感情の外化機能を組み込むことについては懸念も表せられた。 性別では男性の回答者にサイバークローズへの期待者が多かった。 | ||
| B08 |
イランのキャラバンサライに関する多言語領域オントロジーの知識モデル |
アンダロディ エルハム、 アンドレス フレデリック、 コリアー ナイジェル、 神門 典子、ルビーグル ピエール |
| 我々は、キャラバンサライ遺跡建築の分野において 文化遺産データの知識を管理するための多言語領域オントロジーの研究を行ってきた。 この知識モデルは、分類学的な語彙情報の統一モデルによる領域における用語を包括し、 また、キャラバンサライの3次元空間的な属性を扱うために、 位置関係の設計と形態記述言語によるエンティティ間の形態ルールによって構築されている。 高度なインターネットアクセスにおいて文化遺産コンテンツを視覚化するコンテクスト知識モデルの例を挙げ、その有用性について論考する。 | ||
| B09 |
文化遺産データに関する多面的分類と 多言語オントロジーの概念に基づいたメタデータ管理の研究 |
藤沢 仁子、 アンドレス フレデリック、 神門 典子、 佐藤 真一 |
| 我々は、 多面的文化遺産メタデータセットに従ってデータを分類する新しい手法の研究を行っており、 文化遺産の分野での意味論的相互運用の管理に関する多面的なデータ分類管理について明らかにした。 本研究で提案するオントロジーの概念に基づいた多面的メタデータモデルを用いることにより、 複数のメタデータセットを「AAT」の様な垂直方向のシソーラスの分類に関連付けることができる。 本研究では、文化遺産コンテンツにおけるDublin Core、VRA、CDWA、MPEG-7から成るメタデータセットによる実装を行った。 本研究で用いた多面的なデータ分類は、米英語による米国の標準的な美術シソーラス「AAT」に基づいている。 | ||
| B10 |
Webの特徴を利用した不特定研究者のホームページ収集方法 |
王 玉馨、 大山 敬三 |
| Web特有の特徴を利用して 大量のWebページの中から不特定の研究者ホームページを高再現率・高精度に収集する方法を提案する。 本方法は、可能性のあるWebページの粗いフィルタリング、それらのWebページの正確な評価、 および該当するホームページの適切な選択、の三つの段階から成る。性能向上のため、 内容に基づく特徴に加えて、Webに特有の特徴を利用する方式を提案する。 |
| <特別展示> |
| 展示番号 |
発表タイトル/概要 |
発表者 |
| 特別1 |
日本語によるバイオ情報ポータルサイトの開発-バイオポータルプロジェクト |
藤山 秋佐夫 |
| 私たちヒトを含む生物の研究は、 その設計図であるゲノムや遺伝子を中心に、幅広く展開され、膨大な情報が蓄積されています。 そこで、誰もが簡単に、わかりやすく、バイオ情報にアクセスできるポータルサイト(http://www.bioportal.jp)を公開しました。 日本語による遺伝子データベースの検索、文献検索、用語辞書、研究紹介コラムなどのメニューを作製し、 バイオオントロジ、ウェブサービスやメタデータを利用した知識の解釈や解析自動化の研究を行っています。 | ||
| 特別2 |
国立公文書館デジタルアーカイブの紹介-未来を拓く歴史資料- |
独立行政法人国立公文書館 |
| 国立公文書館では、 アジア歴史資料に関するデジタルアーカイブ事業を推進してきたが、 この度、新たな試みとして国立公文書館デジタルアーカイブを構築した。 本アーカイブは、当館所蔵の公文書から大判絵図に至る多様な歴史資料を、 高精細なJPEG2000形式画像データでデジタル化し、EAD/XMLデータベースと連携させて提供するものである。 そのコンテンツとシステム、利用方法の概要について、展示する。 | ||
| 特別3 |
明治大学図書館所蔵広蘆田文庫古地図 電子展示 |
明治大学図書館、浮塚 利夫、 菊池 亮一 |
| 明治大学図書館所蔵蘆田文庫は、 『大日本読史地図』や『大日本地誌大系』の編纂、地理学史・地図史研究の先駆者として高名な蘆田伊人氏 (1877~1960)の収集した古地図・古地誌等のコレクションです。 明治大学図書館では、2002年から本文庫所蔵古地図のデジタル化を進めてきました。 今回、その成果に基づき、高精細デジタル画像による蘆田文庫所蔵古地図の電子展示を行ないます。 | ||
| 特別4 |
インターネット「日本の古本屋」のご案内 |
東京都古書籍商業協同組合 |
| 「日本の古本屋」において、古書店がデータを入力し、 お客様が購入するまでのシステムの流れを画面にて説明します。あわせて物流情報の拠点である古書会館の様子をパネル展示します。 | ||
| 特別5 |
江戸天下祭 -江戸の華がいま甦る- |
千代田区役所 |
| 江戸時代に盛大に行われ、 江戸の「華」とまで称された「天下祭」は、江戸に暮らす人々にとって最大の儀式でした。 江戸開府400年を記念して2003年に千代田区が実施した「江戸天下祭」は、 山車・神輿・付祭パレードで構成する順行を中心に、約80万人の観客で賑わいました。 この「江戸天下祭」を今年も10月29日・30日の2日間、日比谷公園を中心に実施します。 この展示では、前回の「江戸天下祭」の様子をパネルと映像でご紹介します。 | ||
| 特別6 |
本の未来を切り拓く連想的情報アクセス |
高野 明彦、
西岡 真吾、 萱島 礼香、丸川 雄三 |
| 連想計算エンジンGETAにより、 ユーザは自らの発想や興味に合わせて異なるデータベースやデジタル・アーカイブをその場で連想的に結合して渡り歩くことが可能になります。 この連想的情報アクセス機能を備えた3つの公開システム(Webcat Plus、新書マップ、毎日Photobankマップ)を紹介します。 | ||
| 特別7 |
情報の海を航海しよう |
神門 典子、
梶山 朋子、 橋爪 宏達、 |
| めくるめく情報の海に船出しよう。4つの操舵輪をあやつり、 あふれる情報の中を自由に航海してください。これは609-1 Concentric Ring View F+の技術を応用したアトラクション展示です。 |