NII 国立情報学研究所

 
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平成19年度オープンハウス(発表要旨集)
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  • 著作権について
    この講演会の著作権は、国立情報学研究所に帰属します。
デモコーナー
展示番号概 要発表者
101 合体・変化するユビキタスコンテンツ
●自由で安全なコンテンツ流通を実現するエージェントフレームワーク:ブログコンテンツへの適応

本プロジェクトでは誰もがいつでもどこでも情報やコンテンツを受発信するユビキタス環境を想定し、その提供者や利用者のポリシーに沿ったサービスを提供するためにエージェント技術の適用を行ってきました。特に、提供者や利用者のポリシーを順守するプログラムを搭載したエージェントを実現する仕組みを提供し、ブログを始めとした様々なコンテンツに適用しています。
本位田 真一
吉岡 信和
石川 冬樹
本位田研究室
102 複数のワイヤレスロボットのプログラミングを容易にする
●複数のワイヤレスロボットを協調動作させることを目的とするマルチロボットフレームワークの開発

個々のロボットの開発技術が急速に成熟してきた昨今、同型のロボットを同時に複数使用することで仕事量の向上を図ることが重要となってきた。本プロジェクトでは、無線でつながれた独立したロボット同士を協調させるためのマルチロボットフレームワークとそれに必要な基盤無線通信技術を開発した。このフレームワークを利用することで、プログラマは、抽象度の高い命令を用いるだけで複数のロボットを協調動作させることができる。
本位田 真一
片岡 慧
本位田研究室
103 ディペンダブルな情報システムを構築する基本ソフトウェア
●次世代オペレーティングシステムSSS-PC

コンピュータシステムの停止が許されない高度情報化社会を支える基本ソフトウェアが満たすべき要件を解明し、それらの要件を実現する機構の開発を行っています。SSS-PCはこれらの機能を組み込んで作られた成果作品であり、開発は1994年より始まり、比日々機能追加ならびに性能改善がなされています。 SSS-PCのスケーラビリティ、プログラムのマシン間移動機能、分散リアルタイム実行機能に焦点を当てたデモを予定しています。
松本 尚
104

105
トピックマップを利用したセマンティック管理システムでデジタル・コンテンツを共有する
●イスラム建造物に関するデータベース研究—イスラム都市、イスファハンを事例として

イスラム都市、イスファハンの歴史的建造物のデジタルデータベースの協調型意味管理システムのデモンストレーションを行います。アプローチは研究と教育用にデジタル・コンテンツの意味論を可能にするオブジェクトを使い、トピックマップを利用した意味的サポートを5W1H(何、なぜ、どこ、誰、いつ、どのように)に結合させます。このデータベースのプラットフォームにより、様々なコミュニティの人々が、階層的メタデータセット及び関連する意味上の特徴に適用した多面的な資源カテゴリ管理を利用することで共通の知識や現行の研究を共有することが出来ます。
Frederic ANDRES
106 Web2.0時代の情報共有基盤システム
●NetCommonsプロジェクト

NetCommonsは主として公的機関をターゲットとしたCMS(Contents Management System)とLMS(Learning Management System)とグループウェアを統合したコミュニティウェアであり、2001年から国立情報学研究所で開発し、オープンソースソフトウェアとして公開しています。現在、1000を超える団体がNetCommonsを情報共有のために活用しています。
新井 紀子
舛川 竜治
/株式会社
シー・エス・
ソリューション
107 デジタル権利管理に関する研究
●デジタル権利のライフサイクル管理システム

デジタルコンテンツ流通を活性化させるトリガーとして、既存の著作権の考え方の自由度をさらに推し進め、コモンズ・ドメインと商用ドメインの固定概念ではなく、市場動向に連動し価格も含めコンテンツ自身が状態遷移する情報流通方法を研究しています。このような課題と研究状況を踏まえて、デジタルコンテンツ流通を加速させる著作権法制度設計に資するデジタル権利管理技術の実証的システム開発を行っています。
曽根原 登
沼田 秀穂
池田 佳代
釜江 尚彦
108 シルクロードの文化遺産をデジタル空間のシルクロードで見て回ろう
●ディジタル・シルクロード・プロジェクト—文化遺産のデジタルアーカイブ

シルクロードの文化遺産について、研究者や一般の人々が調べ、学び、楽しめるような情報環境の実現を目指す、ディジタル・シルクロード・プロジェクトを紹介します。オープンハウスでは、ウェブサイトの公開アーカイブの中から「東洋文庫所蔵」図像史料マルチメディアデータベース、イラン・バム城塞の3次元デジタル復元、Google Earthを用いた古地図閲覧、バーミヤーン遺跡のシネマ(DSRイマジナリー・ミュージアム)、文化遺産メタデータ管理システムASPICO等を中心に説明します。
小野 欽司
北本 朝展
大西 磨希子
アンダルーディ・
エルハム
神田 涼
西村 陽子
嘉村 哲郎
田中 裕子
109 たくさんの情報を集めてつなげれば、台風情報はもっとリアルになる
●「デジタル台風」と「台風前線」—巨大データベースと参加型メディアが融合した次世代台風情報

「デジタル台風」と「台風前線」は、台風に特化した巨大データベースと参加型メディアとして連携するウェブサイトである。「デジタル台風」の中核となるのが1981年以来26年間の台風衛星画像であり、「台風前線」の中核となるのが世界各地のブロガーから収集したリアルタイムの台風情報である。過去を蓄積する巨大データベースと現在を映し出す参加型メディアを結合することで見えてくる、情報システムの未来像を考察したい。
北本 朝展
110 情報学的なアプローチで見えてきた南極ゴケの実態
●新領域融合研究プロジェクト:南極大陸産コケ類の3Dを含むデータベース統合に関する研究

日本の南極観測隊によって採集された南極ゴケの標本は、50年の蓄積を超えようとしています。今、この標本の既存データベースに、採集地点がピンポイントで分かるGPSデータ、コケ本体の形態的特徴が確認できる3Dデータベース、さらに遺伝子情報を付加したデータベースの統合化を目指すプロジェクトが進んでいます。その一端について3Dデモを交えて紹介します。また、「新世代バイオポータル」の体験コーナも設けて紹介します。
藤山 秋佐夫
隈 啓一
荒木 次郎
MULJADI Hendry
小林 悟志
111 ロボットは人間の動作を見真似できるのか?
●ミラーニューロンモデルによる行動模倣とシンボル創初に関する研究

人間の高次な知能の根源は、他人の行動を模倣する能力にあるという考え方に近年注目が注がれている。人間型ロボットの知能を構成する際にも、同様のアプローチが有効であるという考え方から、人間が実際にやって見せることで、動作の仕方を学び、動作の結果が目的を達成するように自身の動作を調整するメカニズムを提案する。シンボル、すなわち、動作の目的や人間の意図の推定問題まで踏み込むための戦略について、実際のロボットのデモを交えながら解説を行う。
稲邑 哲也
112 巨大なデータを瞬く間に処理する
●巨大データベースからの類似項目の高速発見

近年、データは巨大化の一途をたどり、一昔前は目で見てわかったことが今は計算することですら確認できません。例えば、データから似たもののペアを全て見つけるという問題は項目数が100万を越えたあたりから現実的に解けなくなります。ここでは、類似する文字列を高速発見する手法と、それを用いてゲノムや webなどの大規模なデータに対してどのようなことができるか紹介します。
宇野 毅明
113 ゲームを使って研究者を体験しよう
●研究者のためのゲーム型キャリアデザイン学習教材

変化の激しい世相にあって、研究者もキャリアデザイン能力が重要であると考えられてきました。本発表では、ゲームプレイを通じて、研究者キャリアの早期には体験できないことを疑似体験し、キャリアデザインについて学ぶことができるゲーム型キャリアデザイン学習教材Happy Academic Life 2006について紹介します。
市瀬 龍太郎
山川 宏
(研究人生を楽しむ会)
太田 正幸
(産業技術総合研究所)
加藤 義清
(情報通信研究機構)
庄司 裕子
(中央大学)
松尾 豊
(産業技術総合研究所)
アーキテクチャ科学
展示番号概 要発表者
201 究極のネットがやってくる
●究極の通信環境を実現するレイヤ1帯域オンデマンド技術

いろんな人が共同利用する通信ネットワーク上で、遅延時間が極めて小さく、遅延揺らぎゼロ、データ損失ゼロの究極の通信環境を実現する技術を研究しています。レイヤ1帯域オンデマンド技術は、ユーザが必要とする時だけ、そのような究極の通信環境をオンデマンドで実現する技術です。この技術は、近い将来、最先端学術情報ネットワーク(SINET3)上に導入される予定です。
漆谷 重雄
202 快適に使える無線通信を実現するためには
●広帯域無線ネットワークにおけるサービス品質保証の研究

次世代無線ネットワークの実現に向けて、さまざまな伝送方式やプロトコルが提案されています。当研究室では、複数の送受信アンテナを有する無線システム(MIMO)や広い帯域をもつ無線アクセスネットワーク(BWA)におけるサービス品質保証の実現方法について研究しています。本発表では、これらの方式を使った無線ネットワークにおける資源管理やスケジューリングのアルゴリズムに関する研究内容について紹介します。
計 宇生
Masoomeh TORABZADEH
Nararat RUANGCHAIJATUPON
204 モバイルエージェントを活用したプライバシー保護技術
●プライバシー保護用エージェントサーバプラットフォーム(iCop)に関する研究

個人情報を保護するためのプライバシー保護技術の研究に取り組んでいます。具体的には、各個人に対応付けられたモバイルエージェント(移動可能なプログラム)に各人の個人情報を内蔵させてモバイルエージェントプラットフォームiCOP(信用できる第三者機関が運営するサーバ)に移動させます。iCOPはモバイルエージェントの不正動作をチェックするとともに、サービス終了時にモバイルエージェントとそれらが持参した個人情報も消滅させ、個人情報の外部流出を防いでいます。
山田 茂樹
Md. Nurul HUDA
上岡 英史
205 インターネットの使われ方を探る
●インターネットトラフィックのダイナミクス

日本は世界的にも先進的なブロードバンド大国であるが、ブロードバンドインターネットユーザのトラフィックの挙動については、ほとんど知られていなかった。本ポスターでは、国内ISP7社、総務省、研究者のチームによって行われている、国家レベルのブロードバンドトラフィックの振る舞いについて解説する。
福田 健介
206 アプリケーションを拓く情報技術
●N-ID:次世代応用のためのネットワーク識別子

ユビキタス・ネットワーク、センサー・ネットワーク、RFID(ICタグ)、空間情報の活用等、様々な話題を統合し、アプリケーションを創りやすくするための活動が始まっています。N-ID(新たなネットワーク識別子)を決めようとする活動ですが、NIIはN-IDの標準技術を提案しています。
浅野 正一郎
207 インターネットというハイウェイに流れるトラフィックってどんなだ
●インターネットの計測トラフィックと予測モデル

インターネットトラフィックの時系列計測データの予測モデルについて述べる。予測モデルは、ネットワークの帯域予測管理や品質予測に適用でき、インターネットにおけるGRID等のような高性能なアプリケーションの実現に重要となる。
阿部 俊二
208 自己成長するネットワーク
●自己管理可能な分散システムに関する研究

ネットワークの大規模化・複雑化により、もはや人手による維持・管理はできない。この研究ではソフトウェアがネットワーク上で自律的に配置・実行できるようにしていく。具体的にはソフトウェアは自らの配置や多重化に関するポリシーをもち、そのポリシーに基づいてネットワーク上のコンピュータに移動・複製・通信して、自律分散協調系を形成できるようにする。
佐藤 一郎
209 シンプルで頑強な連携処理基盤ソフトウェア
●システム連携のためのシンプルで頑強な組み込みシステム用OSの研究

制御・組込みシステムやサーバーシステムは、益々高度化・複雑化・大型化し、システム間連携も進んでいる。制御・組込みシステムは一般にイベント駆動型処理であり、汎用OSの縮小版では不十分で、優れた組込み用OSを実現できれば世界で勝負できる。本研究では、(1)マイクロカーネルとマルチサーバ構成による制御組込みシステム用連携処理OS:LP49、 (2)実行環境の引き継ぎによる融通性に富む連携処理、及び(3)耐障害化のための個別サーバ再開処理について、検討と試作を進めている。
丸山 勝巳
210 巨大データベースの効率的な分析
●RSC:スケーラブルクラスタリングのためのクエリーに基づくジェネリックモデル

従来のクラスタリングを基にしたデータ発見ツールは、データセットが大きい場合、属性数が多すぎる場合、またパフォーマンスに関するパラメータを調整するのが難しい場合、本来の機能を果たさないという問題がある。我々は、クラスタリングのためのジェネリックなモデルを提案し、そのモデルに基づき従来の多くの問題を解決するクラスタリングシステムを実装した。我々の提案するモデルは、クラスタ候補の質、クラスタ候補間の関連の強さ、さらには、構成要素の近辺との相関関係の統計的有意性に基づきクラスタとデータ要素の関連性を評価し、クラスタを形成する。
Michael HOULE
211 より効率の良い検索と分析のためのデータ作成方法
●教師なし学習と検索のための自動特徴選択

我々の研究の目的は、データ集合の解析と検索を支援するためにデータ特徴の最適な集合を同定することでにある。例えば、画像である絵画のコレクションにおいて様々な芸術的なスタイルがある中で、もっともそれらを区別する少ない数の色やテクスチャや形の特徴の選択を行う場合がその例である。我々はまず、データのグループの性質が事前に分からない場合でも、データのもつ項目を自然にグループ化し、かつそれらの間の区別を行う特徴の能力を自動的に評価する手法を開発した。さらに、この手法に基づく特徴選択のフレームワークも開発した。
Michael HOULE
Nizar GRIRA
212 データベースへの照会を、同意でより軽い照会に差し替える
●XQueryの等式変換とそのコストモデル

XMLのための関数型問い合わせ言語XQueryには一般の関数型言語に於て開発されてきた種々の等式変形手法が適用出来ることが期待される。また、それ等の等式は評価コストを増加させないことを保証する必要がある。我々は言語構造に内在するデータモデルおよび再帰演算子を抽出し、それに関する基本変換規則を用いて種々の変換規則を証明する。また評価コストの変化を定量化するためのコストモデルを提案する。
日高 宗一郎
加藤 弘之
吉川 正俊(京大)
石原 靖哲(阪大)
213 信頼性の高いソフトウェアが欲しい
●産業界での適用を目標とする形式手法の新しい波

形式手法は数理論理学に基づく科学的なソフトウェア開発法の総称であり、産業界でも関心が高まっている。1990年中ごろから、「系統的な設計デバッグ法」として使う方法が注目されはじめた。対象ソフトウェアの性質や開発方法の特徴と利用することで理論的な困難さよりは実用的な意義を重要視する。本発表では、「どのように使えば形式手法は有効か」という視点から最近の研究成果を報告する。
中島 震
214 計算方法ではなく目標を示すだけでプログラムを作る
●制約プログラミングとその応用に関する研究

制約プログラミングは、多様な問題をモデル化し解決するための有力手段である。通常のプログラミングでは、目標を達成するための計算方法をプログラムに記述する必要があるが、制約プログラミングでは、目標のみを記述しておけば、コンピュータがその目標を自動的に達成するため、プログラムの作成が容易になる。本発表では、制約プログラミングの技術と応用について、本発表者の最近の研究成果を中心に紹介する。
細部 博史
215 ウィルスチェックソフトはもう不要
●セキュリティパターンマッチングアクセラレータの開発

近年高まるセキュリティへの要求に対し、ウィルスチェックやURLフィルタリング等をソフトウェアで実現するのではなく、高速な独立したハードウェアで実現しようという研究です。本研究では、データ構造がパイプライン中を高速に流れるアーキテクチャを非同期式回路技術により実現しており、処理がハードワイヤードされるのではなくプログラミングによる汎用性を可能とし、汎用性と高速性の高い次元での実現を目指しています。
米田 友洋
佐藤 哲朗
河口 文法
(株式会社 ノディック)
216 良いソフトウェアの楽な作り方と測り方
●再利用と測定による大規模・高品質ソフトウェアの高効率開発

良いソフトウェアは、以前の良いソフトウェアの全体や部分を使いまわすことで楽に作ることができる。つまり、大規模・複雑なソフトウェアを効率良く高い品質を持って開発するための鍵は、再利用と品質測定にある。本研究では、ソフトウェア開発の3P「プロダクト、プロセス、ピープルの知識」の効果的な部品化再利用の仕組み、および、プロダクト品質の測定・評価の仕組みを開発している。また、両者の統合を計画している。
鷲崎 弘宜
217 人間が快適にウェアラブル・コンピュータを使えるとは
●基本欲求を満たすウェアラブル・コンピュータ:老後の特徴

Older adults have specific needs reflected by their everyday activities and use of technology. We briefly present elders' cognitive, physical, and sensory characteristics, then describe their impact on fundamental needs. Based on this information, we discuss dedicated services that exploit wearable computers, and the proper design of such systems. Our most significant contribution is to provide the first overview of third age persons’specific needs in wearable computing.
DUVAL Sebastien、
橋爪 宏達
218 汎用パーツを用いてハイパフォーマンスコンピューティングのネットワークを構成する
●PCクラスタにおけるロスレスネットワークに関する研究

PCクラスタにおいて、結合網はシステムの性能向上の鍵を握る技術である。PCクラスタの結合網は安価なイーサネットと高性能なシステムエリアネットワークに大別できるが、本展示では、両アーキテクチャにおける並列処理に適したトポロジ、パケットルーティング法、およびマルチキャスト法を明らかにする。そして、2つの実クラスタシステムにおいて、それらのシステム性能への影響を示す。
鯉渕 道紘
大塚 智宏(慶大)
天野 英晴(慶大)
 
コンテンツ科学
展示番号概 要発表者
301用語集の作成と公開に無料ツール「dictionpedia」を活用してみよう
●Dictionpedia:用語集の作成と公開を支援するツール

Dictionpediaは用語集の整備や統合・公開を支援するツ ールです。後順ソートや代表語登録などの機能を備えた見出し語編集ツールdictoolと、編集した用語集を公開するためにMediaWikiと同期するツールdicsyncとで構成されており、用語集の登録と共有を支援するウェブサイト(http://dictionpedia.ex.nii.ac.jp/)から無料でダウンロードできます。
相澤 彰子
北本 朝展
302柔軟なメタデータでひらく文化遺産の世界
●CEAXプロジェクト〜文化財に関するコンテンツ統合・利活用技術に関する研究〜

本研究では、博物館等がそれぞれ所有する文化財に関するメタデータを柔軟に統合し、学芸員や学校教員、児童等さまざまな立場の人が各々の解説(アノテーション)を付加することで、文化財コンテンツの共有と活用を実現するための方策の探究を行っています。本発表では、柔軟にアノテーションを利活用するためのメタデータ構造とシステム、および、教育現場でそれらのシステムで文化財コンテンツを活用する実例を紹介します。
安達 淳
神門 典子
(情報社会相関研究系)
相原 健郎
山田 太造
藤沢 仁子
(情報社会相関)
303各種データベースを繋げて新しい発見を
●情報の統合による情報検索の基盤技術の研究

近年、さまざまな情報がさまざまな人によって作成・公開されています。その結果、豊富な情報にアクセス可能になった一方で、情報の重複や断片化が進み、情報を利用する側からは必要な情報にすばやく辿り着くための技術が必要になっています。本研究では、膨大な情報空間に存在する断片化された情報のリンケージをはかることによって、リッチな情報を効率的に取得するための情報検索基盤を構築することを目的としています。
安達 淳
大山 敬三
高須 淳宏
相澤 彰子
井上 雅史
正田 備也
高久 雅生
深川 大路
304人手を省いてウェブを情報資源化する
●ページグループ構造を利用したWebページ分類の研究

Webには有用な情報が大量に含まれており、これを情報資源化することは重要な課題である。特に品質保証型のサービスにおいて利用可能とするためには、Webページコレクションの精度のみならず網羅性も重要な要件となる。本プロジェクトでは、主にこの網羅性を高めるとともに、要求される品質を実現するために必要となる人的コストを削減するために、周辺ページのグループ構造を活用したWebページ分類手法を研究している。
大山 敬三
Yuxin WANG
305エージェントが人をやさしく支援する
●タマコーチ:スケジュール管理お任せエージェント

現在、毎日のスケジュール管理は、非常に多くの労力を必要とする。タマコーチは、To-doリストや予定の管理を人に優しく支援するソフトウエアエージェントであり、本研究は、その研究開発を行っている。タマコーチは、ユーザ適応、感情モデルによる感情表出などの特徴をもつ。
山田 誠二
Nadine RICHARD
306私たちの生活を豊かにする映像投影技術の開発
●模様付きの壁を白色スクリーンに変身させる投影技術の開発

液晶プロジェクタの小型化・低価格化に伴い、広告をはじめとするさまざまな用途へのプロジェクタを用いた情報提示技術のニーズが高まっています。従来の白色スクリーンだけではなく、職場や家庭の部屋の壁などをスクリーンとして利用できれば、プロジェクタの用途は飛躍的に広がることが予想されます。本研究では、観測者に知覚されにくいような色や明るさの変動を積極的に利用することにより、非投影面の模様などの影響を軽減しながらもコントラストの高い画像を壁などの非投影面に映し出す技術を開発しています。
佐藤 いまり
マークアシュダウン
(MIT)
岡部 孝弘(東大)
佐藤 洋一(東大)
307映像メディアのセマンティックギャップ克服に向けて
●映像の理解、索引付け、検索に関する研究

放送映像の大規模なアーカイブを対象として、その中から必要な情報を自由に呼び出す映像検索技術、およびアーカイブを解析して利用者が必要とする情報や知識を発見する映像データマイニング技術の検討を行う。研究の遂行においては、画像解析、自然言語処理、データマイニング、情報検索などの分野の技術を総合し、計算機による放送映像の「理解」の実現を第一の目的とする。
佐藤 真一
片山 紀生
孟 洋
308空間を飛び交う光の束を捕え操作する映像メディア技術
●3次元焦点ぼけ構造に基づく光線空間処理

新しい映像メディアとして、空間を飛び交う光の束を捕え操作する画像処理技術を紹介する。ここでは、多次元信号処理理論の力を活用して、単一のレンズ系から入力された光線群を分解、変換する手法を示す。たとえば、焦点合わせを連続的に変化させて取得した画像群に適切な多次元フィルタを施すことで、自由な視点から観察した画像や、自在なボケ味の画像が生成可能となる。画像信号処理から光線信号処理へと展開する技術である。
児玉 和也
欧 曦
309自動マルチモーダルコンテンツ作成
●マルチエージェント環境における非言語対話動作の自動作成

このシステムは、2体の仮想エージェントとユーザ間の任意の対話テキストに、視線、「拍動」、指示ジェスチャーといった非言語的な動作を加えるものである。これにより、単純な対話テキストも、社会的に適切で同期化されたジェスチャーや注視動作によって豊かになったエージェントスクリプトへと変換することが可能となる。そして、2体の合成音声を使うアニメーテッド擬人化キャラクタエージェントによって、注釈付き対話が行われる。マルチモーダルプレゼンテーション記述言語(MPML3D)は、制御言語としての機能を果たす。このシステムを使えば、非常に簡単に任意の対話テキストに非言語動作を加えることができるが、さもなければ、特に1体以上のキャラクタが使用される場合には、非常に厄介で、時間のかかる作業となるだろう。
Helmut PRENDINGER
石塚 満
(東京大学大学院教授)
Werner BREITFUSS
(東京大学大学院学生)
310自動マルチモーダルコンテンツ作成
●テキストからマルチモーダル対話の自動生成

現在、誰でもがプロのコンテンツクリエータになることが可能なオーサリングツールと技術を開発中である。このシステムは、単に文字情報(例えば、ウェブからの)を入力することで、自動的に2体のグラフィカルな3次元エージェントによって表現される、魅力的なマルチモーダル対話を生成する。修辞構造理論(RST)は、テキストをセグメントに分解し、それらの修辞的な談話関係を識別するために使われる。それらは、いわゆるDialogueNetからの質問応答において、同等のRSTツリーへと変換される。適切な役の割り当て(専門家、素人)の後、結果として現れるダイアログは、3次元のライフライクなキャラクタエージェントによって「演じ」られ、それによって、素人は質問をし、専門家が答える。このように、どんな種類の情報(健康、ニュース、科学)も直感的で、人を引き付け、だれもが理解し易い形で伝達される。
Helmut PRENDINGER
石塚 満
(東京大学大学院教授)
Hugo HERNAULT
(NIIインターンシップ生)
311自動マルチモーダルコンテンツ作成
●マルチモーダルプレゼンテーション記述言語(MPML3D)

MPML3D は、デジタルコンテンツのクリエータが、非常に魅力的で高度にインタラクテブなコンテンツを、あまり苦労せずに開発できるように支援することを目的としたオーサリング言語である。MPML3Dは、常に他のキャラクタやユーザの認識によりプレゼンテーションフローを防ぐことが可能で、自然で制限のないインタラクションを促進する反応型モデルを提唱する。MPML3Dは、専門家でない人でも使いやすい、強力で柔軟性のある言語として設計されている。ジェスチャーのパラメータ化と補間化のための「Verbs and Adverbs」法を基に、様々な強さのレベルや異なる個性を含んだ感情表現のための新しいタグ付き構造を紹介する。
Helmut PRENDINGER
石塚 満
(東京大学大学院教授)
Klaus BRUEGMANN
(NIIインターンシップ生)
Hannes DOHRN
(NIIインターンシップ生)
312テキストからの感情認知
●感情感知ニュースエージェント(ASNA)—知的ニュースアグリゲータ

複数のRSSニュース・フィードを用いたニュースを取り出すため、また感情感度に応じてニュースを自動分類するための新しいニュースアグリゲータとして機能する、感情感知ニュースエージェント(ASNA)システムを紹介する。この研究を他の類似した研究とは区別する3つの主要な要素がある。まず、ニュースの分類のために今まで誰も考えたことのなかったOCCモデルとして知られている情緒の認知理論を応用することで、ニュース原稿から感情情報を察知する方法を統一した。次に、機械学習アルゴリズムの代わりに、数値価を割り当てることでテキストの各行を評価するという方法に基づいたルールを持った我々の知識ベースとして、常識と時事問題を用いた。最後に、感情的親和性に基づいたニュース記事を自動分類するために、自然言語処理(NLP)技術を用いている。これらのパラダイムとコンテンツ分析技術を信頼し、RSSニュース・フィードからニュースを取り出し、8つの感情タイプとより早い直感的な理解のための中立的分類に従ってニュースのテーマが分類できるニュース・ブラウザを開発した。
Helmut PRENDINGER
石塚 満
(東京大学大学院教授)
Mostafa Al Masum SHAIKH

(東京大学大学院学生)
313テキストからの感情認知
●オンライン通信の発展的言語を通して表現された感情の分析

この研究は、コンピュータ利用環境において表現豊かなコミュニケーションを可能とする、テキストからの感情認知に重点を置いている。開発した感情分析モデルの重要な特徴は、形式張らないオンライン会話のスタイルや具体性を取り扱うことである。テキスト内の感情を推測するために、我々のモデルは、象徴的なヒントを処理する。例えば、略語を見つけたり、変換したりする。文中における語の関係を考えながら、語・句・文レベルの分析技術を処理する自然な言語を用いる。分析の結果によって、テキストは感情の状態と情報伝達機能とに分類される。ユーザの設計されたグラフィカルな代理は、テキストによって駆り立てられた感情や社会的行動を表現し、自然で理想的な動作をする。
Helmut PRENDINGER
石塚 満
(東京大学大学院教授)
Alena NAVIAROUSKAYA
(東京大学大学院学生)
314注視プレゼンテーションエージェント
●動的ベイジアンネットワークを用いたマルチモーダルインタフェイスにおける感情的な注視行動の認識とプレゼンテーション

人間の生理学的反応(生体信号)と眼球運動(目のジェスチャー)は、生体信号から導き出されるユーザの感情状態についての情報、および注視やスキャンパスから導き出される注意または興味の焦点についての豊富な情報を提供する。言及したモダリティは、一般的に、対話ダイナミックスのさらに微妙な側面を利用することで、人間と仮想プレゼンテーションエージェント間の意思疎通を大いに進めることができる。我々は、いかに前述のデータがリアルタイムでユーザの状態(ユーザの感情や興味)を推測するために動的ベイジアンネットワーク(DBNs)によって融合され処理されるか、また、いかにDBNsの動的性質が計算時間やメモリに置いている多大な要求に取り組むのかを明らかにする。
Helmut PRENDINGER
石塚 満
(東京大学大学院教授)
Wolfgang WAHLSTER
(DFKI)
Boris BRANDHERM
(NIIインターンシップ生)
315画像を内容と見た目で探す
●視覚的情報による画像検索結果の再順位付け

複数の情報を組み合わせて情報処理を行う課題の例として、画像を検索する際に言語情報と視覚的情報を組み合わせることを考える。検索対象が本来視覚的であるはずの画像であっても、検索の基本は利用者と作成者によって創出される言語情報を対応付けることである考え、視覚的情報を言語情報による初期検索結果の改良のために補助的に利用する枠組みを検討する。
井上 雅史
316コミュニティの力を借りてウェブ情報を探す
●メタデータを用いたWebコミュニケーションおよびインタラクションに関する研究

ウェブ情報の爆発的な増加が続くなか、検索システムに対する人々の要求は、客観的な情報への誘導にとどまらず、評価・評判などの主観的な情報の発見・推薦へと高度化している。これを実現するためには、ユーザが置かれている状況を適切にシステムに伝える必要がある。そこで、本研究ではユーザが属するコミュニティに注目し、コミュニティの興味・関心を反映させた情報の探索システムを提案し、構築した。展示発表では、このシステムのデモンストレーションを行う。
大向 一輝
317ネットワークで形成された情報空間を活用する
●拡張Dewey Orderを用いたdistinct-doc-orderのエミュレーションに基づくXQueryの書き換え規則

静的解析に基づくXQueryの書き換え規則を提案する。提案手法は、入力式中の軸式とエレメント名に関するフィルタ式を静的解析に基づき書き換えることで、冗長なエレメント構築子やフィルタ式を排除しより効率的な式を出力する。本アルゴリズムの特徴は、軸式の評価に採用されているノードIDに基づく distinct-doc-orderを、式の出現に割り当てたコードを用いてエミュレートする点にある。提案手法はGlobal-As-Viewに基づくデータ統合問題において、エレメント構築子を用いたXQueryが使われているような場合に有効である。
加藤 弘之
日高 宗一郎
吉川 正俊
(京大)
石原 靖哲
(阪大)
318メディアの安心・安全な流通を促進する情報ハイディング
●メディアの属性情報をメディア自体に隠してメディアの不正利用を抑止

メディア処理技術やそれを用いた放送、媒体、ネットワーク技術の発展に伴い、文書、音楽、映画などのディジタルメディアの流通が急増しており、社会事業や産業への適用が進んでいます。ところが、ディジタルメディアは編集・コピーが容易、インターネットでの不正配布が容易であるため、その著作権保護、情報漏えい対策、真正性保証が重要な課題となっています。本研究では、人間には知覚できない微小な変更をディジタルメディアに加えることで、メディアの属性情報をメディア自体に不可分に埋め込む情報ハイディングの検討を行い、ディジタルメディアの公正な流通を実現するためのセキュリティ基盤の構築を目指しています。
越前 功
情報社会相関
展示番号概 要発表者
401学術研究の資金とその成果
●科研費による研究助成の効果

科学研究費補助金の採択および成果概要データベースを利用し、近年の大型研究費の採択者、学術賞受賞者等について、1985年から2003年までの科研費採択状況を分析した。さらに、同期間の研究成果をデータベースから抽出しそのパターンと相関について分析する。また、受賞者と2005年度の科研費採択者に対しておこなった科研費の学術貢献に関するアンケート調査の結果概要もあわせて展示する。
孫 媛
根岸 正光
西澤 正己
柴山 盛生
402日本の学術研究重点領域の動向を探る
●キーワード分析による科研費におけるゲノムおよびナノテクノロジー関連研究の動向調査

科学技術基本計画では「ライフサイエンス分野」、「情報通信分野」、「環境分野」、「ナノテクノロジー・材料分野」を重点分野特としている。我々は、科学研究費補助金データベースを用いキーワード分析からこの重点領域との関連分野を対応分析により示した。ここでは試験的に(1)ライフサイエンス分野のゲノム関連分野と(2)ナノテクノロジー・材料分野の2分野について調査した結果を紹介する。
西澤 正己
孫 媛
403大学での特許出願はどうか
●産学連携における特許出願に関する研究

最近、企業ばかりでなく、大学における知的財産権としての特許に対する関心が高まりをみせています。産学連携の成果を調べるために、大学における特許の出願状況や取得状況を明らかにすることが重要になっています。今まで、研究者が出願した特許については個人別には調査されていませんでした。そのため、データベース検索によって、数量的により正確に捉えて傾向を分析しています。
柴山 盛生
404子どもの話し方は大人とどのように違うのか?—情報の取捨選択に着目して
●子どものナラティヴにおける一貫した言及回避の不在

あるアニメの物語を大人に説明するよう求めると、特定の箇所が一貫して多くの話者に触れられないという現象が観察される。これは、大人の話者が、ことばと身振りの両方を用いて指示対象の情報を管理していることと関係があることがわかりつつある。このような現象は何歳ぐらいから観られるのだろうか?本発表では、9歳児(小学3年生)に同じアニメの説明を求めて得られたナラティヴを分析した結果を報告する。
古山 宣洋
関根 和生
405コンピュータを使ってお気に入りの“形”を探す
●三次元モデルの検索およびマッチングに関する研究

私たちの身の回りにある物体は、三次元モデルとしてコンピュータで扱うことができます。こうしたモデルはデザインやシミュレーションなどの分野で広く使われています。三次元モデルを構築するのは手間のかかる作業ですが、最近ではインターネット上に多くのモデルが公開されており、これら既存のモデルを組み合わせて新たなモデルを構築することも可能になってきました。この発表では、こうした作業を支援するツールを紹介します。
後藤田 洋伸
406情報標準は守らねばならない法律か?
●情報標準の動向

情報の世界の標準はますます数多く、大部なものになりつつある。一方では誰も知らない標準というものも、数多く存在するのは事実である。最近の混乱した情報標準の世界と、その動向を概観し、今後を考える。
宮澤 彰
407テキストから日本語複合語用語抽出する際の精度を向上させる
●日本語複合語用語抽出精度向上の試み

日本語テキストコーパスからの複合語用語抽出において、抽出精度を低下させる要因として、形態素解析誤りと、用語性を低下させる要因となる形態素の存在を取り上げ、これらを排除する方策を講じることにより、複合語用語抽出精度を大幅に向上させることが可能となることを示す。
小山 照夫
408CGMのためのコンテンツ管理技術
●Web2.0時代の情報管理

近年、CGM(Consumer Generated Media)と呼ばれるユーザー参加型のコンテンツ提供プラットフォームが盛んに利用されるようになった。しかし、誰でもコンテンツを簡単に作成し、提供できるためコンテンツの質が低下するなどの問題も生じている。そこで、CGMでのコンテンツの質を維持するための技術的な枠組みについて検討を行った。
植木 浩一郎
409ブロードバンド時代の社会制度論
●ブロードバンドインフラ政策の分析

先進国においてブロードバンドインフラストラクチャ形成が本格的に公共政策として議論されるようになってきた。本研究では、官営から民営そして競争時代において、どのような規制や公共政策がこのような産業の発展をもたらしたのか、あるいは、どのような政策が有効に機能し、あるいは機能しなかったのかを探ることで、よりよい公共政策のあり方を探る。
上田 昌史
410小泉政権期に政治とインターネット利用の関係はどう変わったか
●社会調査データから読み解くネット政治情報利用者の党派性・内閣支持・社会関係資本の変遷

小泉政権期の国政選挙時の全国データを用いて、政治的情報源としてのインターネット利用の変化とその政治的帰結について検討し、(1)ネット政治情報利用者における「民主党バイアス」の弱化、(2)2005年郵政選挙時における小泉内閣に対する追い風としてのウェブ情報接触、(3)私生活志向や社会的寛容性など民主主義を支える社会性に対するネット利用のプラスの因果的効果、を明らかにする。
小林 哲郎
411ネット社会の危ない事件から逃れるには
●情報セキュリティポリシーの策定およびネットコマースの利用動向に関する研究

・ NIIは学術ネットワークを安全に利用するため、「情報セキュリティ対策のためのサンプル規程集」を公開しています。高等教育機関がセキュリティポリシーを制定・運用するための、専門家からの知恵の集約と共有の工夫をご紹介します。 ・ ネットコマースの利用者は、オンラインショッピングの利便性を享受する反面で、フィッシング詐欺や個人情報漏洩などのリスクを懸念しています。日本と韓国で実施したオンライン消費者調査に基づき、ネット社会の光と影をご紹介します。
岡田 仁志
Kanokwan
ATCHARIYACHANVANICH

(Sokendai)
412言語や文化の壁を越えたコミュニケーション手段としての記録管理
●国際連合における記録管理の現状と課題

「国際機関における、言語や文化の壁を越えたコミュニケーション手段としての記録管理のあり方」を確認するために、国際連合ニューヨーク本部の「文書館・記録管理部(ARMS)」を訪問調査し、あわせてARMSウェブサイトの掲載内容を調査した。その結果、記録管理の国際標準ISO15489に基づく、事前準備段階を含めた記録管理の方法論の適用や、平和維持活動(PKO)に焦点を当てた業務分類の作成、電子記録への取り組みなど、国際連合内部での記録管理をめぐるARMSのユニークな活動を確認できた。
古賀 崇
小川 千代子
(国立資料研究所)
413音声データと音声研究
●音声コーパスの収集・構築とその音声研究への利用

音声認識や音声合成等の研究を行うためには各種大量の音声データが必要です。日本ではこれまで種々のプロジェクト等で音声データベース(コーパス)が作られましたが、プロジェクト終了後はデータの維持・管理ができない状況でした。我々は、そのようなプロジェクトで作成された音声データを集めたり、新しく作成したりして希望者に配布する「音声資源コンソーシアム(SRC)」を始めました。これにより情報社会の発展に寄与することを目指しています。
板橋 秀一
大須賀 智子
山川 仁子
414音声と言語の分類
●話しことばの分類と系統樹による表現

グローバル社会では、種々の言語をコンピュータで扱うことが求められます。その一つに、いま話された言語が何語かを判断する「言語識別」がありますが、その基礎として言語を分類し、系統樹で表すことを試みています。これは言語学の成果である各種の「語族」を音声データから導き出そうという試みです。これが実現すれば、文字を持たない言語でも、その音声データがあれば、その系統を決めることができるようになります。
板橋 秀一
大須賀 智子
山川 仁子
 
情報学プリンシプル
展示番号概 要発表者
501仮説を立てて考えてみよう
●推論による仮説発見とシステム生物学への応用

人工知能における推論技術を用いて未知の知識を発見する枠組みについて展示する。ある観測が得られたときに、既存の知識と整合させながら、観測を説明するためには仮説を立てる必要がある。もしこの仮説が背景知識をともなって観測を説明できるのであれば、その仮説は確からしいと考えることができる。本研究では仮説生成のためのメカニズムを明らかにし、科学分野における新しい知識の発見に応用する。とくに、情報技術で新たな生体の理解を進めるシステム生物学において新しい規則を発見し、代謝経路における化学反応に対する説明を与えることを目指している。
井上 克巳
山本 泰生
(総研大)
Andrei DONCESCU
(LAAS-CNRS)
Oliver RAY
(University of Bristol)
502掲示板、ブログ、SNSの未来を考えよう
●セマンティック・ソーシャルメディア

現在、BlogやSNSなど、Web上で様々な社会的なコミュニケーションを可能とするシステム(ソーシャルメディア)が使われている。本研究ではソーシャルメディアにセマンティックWeb技術を適用することで、より知的で使いやすいシステムを構築しています。
武田 英明
大向 一輝
503テキストマイニングを応用し、Web上の感染症情報を監視する
●BioCaster:多言語ニューステキストを利用した感染症の早期発見および監視

BioCaster プロジェクトでは最新のテキストマイニング技術を応用し、様々な言語で感染症の発生ニュースの早期発見を検索し、現地語で要約された翻訳を提供するウェブポータルを開発している。 特に1)多言語知識ソース (オントロジー)2)知識に基づいたテキストマイニングシステム 3)高性能クラスターコンピュータとストレージシステムの構築に焦点を当てている。
Nigel COLLIER
川添 愛
Doan SON
Lhua JIN
Hutchatai
CHANLEKHA
John MCCRAE
Qi WEI
504気が利くウェブシステムの構築を目指して
●マルチエージェントシステムにおける投機的計算

デフォルト仮説推論を用いたエージェントモデルを構築した。エージェントが他エージェントに計算の依頼を行った際に、あらかじめ予想される結果(デフォルト)を用いて処理を先行投機的に行い、 実際に他エージェントから返ってきた結果がデフォルトと無矛盾であれば、処理を続け、デフォルトと矛盾していれば、 デフォルトを仮定した地点まで戻って、 実際の答に対応する処理を行うものである。)
佐藤 健
505高等教育のグローバル化を拓くeラーニングシステムWebELS

WebELSは、国際標準を目指した汎用eラーニング・システムです。多言語インタフェースを持ち、世界の“どこでも、いつでも、だれでも”使えるコンテンツシェア型の汎用ソフトで、オープンソースサービスを行っています。パワーポイントやビデオコンテンツを簡単にサーバにアップロード出来、WindowsやMacで視聴出来、 Internetミーティングも出来ます。既に総研大や精華大(中国)等で利用され、更に実用性を高める共同研究を行っています。
上野 晴樹
佐藤博之
Md. RAHMAN
何 政
嶋本伸雄
高畑尚之
白井良明
森 正樹
岡野英司
張 涛
石田正行
Vuthichai
AMPORNARAMVETH
506ソフトウェアの基礎理論
●代入定理
代入定理とは、ラムダ計算において、項Mに任意のひとつの強正規化可能な項を代入しても強正規化可能なら、項Mに異なるいくつかの強正規化可能な項を代入しても強正規化可能であるという定理で、この定理を発見し証明しました。この定理を応用することにより5年来の未解決問題も解決できました。
龍田 真
507人間の言語を数学的にとらえるには
●型付きラムダ計算に基づく包括的な文法モデルの構築

人間の言語の科学的研究には文法の形式的モデルに関する数学的基礎理論が必要だが、これまでの形式的モデルは人間の文法の一部の側面しかとらえられていない。本研究では、型付きラムダ計算に基づく「抽象的範疇文法」と呼ばれる文法フォーマリズムについて、その形式的性質を明らかにし、解析・生成・学習に関する効率的アルゴリズムを提示することによって、人間の文法の多様な側面をカバーした包括的な形式的モデルを構築することを目指す。
金沢 誠
508計算のコストを数学的に考える
●計算量理論の論理的基礎付け

計算量理論は、通常チューリング機械などの機械モデル(“コンピュータ”)に基づいて展開される。機械モデルは直感的にはわかりやすいが、数学的にクリーンであるとは言い難い。本研究では、代わりに論理と型付きラムダ計算を用いて計算量理論を展開する。それによって、計算コストにまつわる様々な現象(線形加速、メモリ圧縮、logspace関数の合成可能性)を、具体的なコンピュータから離れて、抽象的なレベルで論理的に説明することができるようになる。
照井 一成
509式の数が未知数よりも多い(少ない)方程式を解くには?
●最小二乗問題の反復解法

方程式の数が未知数よりも多い(少ない)連立一次方程式を最小二乗問題として解くことを考えます。大規模(で疎)な問題に対しては反復解法が必要となります。我々は最小二乗問題を適切な前処理法を用いて連立一次方程式に変換し、GMRES(一般化最小残差)法という反復法で解く方法を開発しました。ここでは、その正当性、収束の速さを数学的に説明します。
速水 謙
Dr. Jun-Feng YIN
510A Family of Numerical Iterative Methods for Solving the Large-scale Rectangular System of Linear Equations
●Preconditioned Krylov Subspace Methods for the Solution of Least-Squares Problems

We proposed the GMRES methods for the solution of large sparse least-squares problems by utilizing a mapping and preconditioning matrix B. Theoretical analyses give a sufficient and necessary condition concerning B for the proposed GMRES methods to give a least squares solution without breakdown for arbitrary right hand vector, and for over-determined, under-determined and possibly rank-deficient problems. Further, we implement matrix B by robust incomplete factorization and incomplete QR factorization based on the Givens rotations. Numerical experiments show that the preconditioned GMRES method is the fastest method for ill-conditioned problem.
Jun-Feng YIN
511量子の奇妙な性質を利用して安全な通信をするために
●ハイブリッドな量子中継システム

常識はずれな性質を示す量子力学的な世界。気まぐれとも言われる量子の振る舞いが、どうして安全な通信や高速な計算など、厳密さを要求される情報処理の世界で役に立つのか。量子的だからこそ実現可能な新しい情報処理の優位点に焦点をあて、最近の研究成果を紹介します。
根本 香絵
512計算機科学の視点で量子力学の不思議に迫る
●エンタングルメントと量子力学の非局所性

エンタングルメントとは、量子力学特有の不思議な相関である。その特性の解明は、量子力学の本質を理解するための鍵になるであろう。また、量子情報技術にはエンタングルメントの特性を利用したものがとても多い。本発表では、この問題を計算機科学の視点から考察する。特に、Bellの不等式や多証明者対話証明の問題を中心に紹介する。
松本 啓史
伊藤 剛史
513人工量子結晶を作って量子多体系を探る
●量子シミュレーションとは
●半導体を使った量子シミュレータ

量子力学により支配されるミクロな世界では、通常私たちが経験することのない不思議な現象が起こる。例えば電子は、同時に二ヶ所に存在したり、小さな球のようなものではなく、波の形をして動いているものだと知られている。そのような粒子がたくさん集まると全体の性質を計算するのはスーパーコンピュータなどを使っても非常に困難である。我々の研究では、量子力学的な相互作用を持った粒子を人工的に結晶状にし、その性質を調べることによりこのような多体系について調べている。
山本 喜久
Tim BYRNES
Shoko UTSUNOMIYA
Kenichiro KUSUDO
514確率的な因果関係を効率的に推測する
●パラメータ空間の幾何構造を考慮した確率推論アルゴリズム

ベイジアンネットワーク上の確率推論に関して、周辺事後分布からなる統計多様体を導入し、その上の情報計量を用いて次の性質をもつコスト関数を構成した: (1) 確率伝播アルゴリズムの停留点において最小値をとる、(2) 収束点の近くで相対エントロピーに漸近する、(3) アルゴリズムの収束点を知らなくても値を計算できる。このコスト関数を用いて周辺事後分布の空間において超一次収束する推論アルゴリズムを構成した。
渡辺 曜大
プロジェクト、サービス・事業
展示番号概 要発表者
601
計算科学とグリッドでこれからの研究環境はどのように変わるか
●NAREGIプログラム:サイエンスグリッド研究開発

学術研究を始め産業界の研究開発に計算科学が重要な手法となっています。スパコンを意識せずに利用し、誰でもどこでも計算科学を駆使して世界の研究者と連携し、研究開発を進める研究環境がこれからの時代には不可欠です。国立情報学研究所はNAREGIのサイエンスグリッド技術を中核に、学術研究環境のインフラとして最先端学術情報基盤(CSI: Cyber Science Infrastructure)の立ち上げを進めています。
リサーチグリッド
研究開発センター
602
大学が持つ情報資源を安全・安心に共有する
●大学間連携のための全国共同電子認証基盤(UPKI)構築事業

大学等が保有する、教育用計算機、電子コンテンツ、ネットワーク及び事務システムなどを、安全・安心かつ有効に活用する大学間連携を実現するため、全国大学共同電子認証基盤(UPKI)の構築を進めています。 UPKI構築事業では、大学間の認証連携を容易に実現する「UPKI共通仕様」の策定やUPKIを利用したアプリケーションの開発を行い、大学間の認証連携を推進しています。
学術基盤推進部
基盤企画課
603NIIのデータベースでさまざまな学術情報を探す
●NII学術コンテンツ・ポータル“GeNii”体験

GeNii(ジーニイ)は、さまざまな学術情報コンテンツを検索・表示するためのサービスです。検索できる情報は、(1)論文情報、(2)図書・雑誌情報、(3)研究成果情報、(4)専門学術情報、(5)大学の教育・研究成果情報の5種類があり、それぞれ、(1)CiNii(サイニイ)、(2)Webcat Plus(ウェブキャット プラス)、(3)KAKEN(カケン)、(4)NII-DBR(データベースリポジトリ)、(5)JuNii+(ジュニイ プラス)という名前のデータベースとして提供しています。これらを統合して検索できるサービスがGeNiiです。多くの情報をインターネット上で無料公開していますので、ぜひこの機会にご体験ください。
学術基盤推進部
学術コンテンツ課
604学術コミュニティを支える次世代のコンテンツ基盤を構築する
●次世代学術コンテンツ基盤の構築

学術コミュニティにとって不可欠なコンテンツを、大学とNIIとの密接な連携により形成・確保し、付加価値を付けて広く発信するための情報基盤を構築しています。具体的なサービスとして、学術コンテンツを統合的に提供するポータル“GeNii”のほか、各大学等で生産される研究成果を収集・保存し発信する「学術機関リポジトリ構築支援」、全国の大学図書館の蔵書目録・所在情報を構築・提供する“NACSIS-CAT/ILL”などがあります。
学術基盤推進部
学術コンテンツ課
605
多様なネットワークサービスで研究者の要求に柔軟に応える
●SINET3運用開始 〜学術情報ネットワークの新展開〜

平成19年4月から、従来の学術情報ネットワーク基盤であるSINETとスーパーSINETを統合した“SINET3”の運用を開始しました。SINET3は最先端学術情報基盤(CSI)構想の中核として位置付けられています。SINET3では、従来に比べ格段に豊富なネットワークサービスを利用可能とし、かつ大容量トラフィックをより効率よく柔軟に転送できるようにするため、最先端のネットワークアーキテクチャ(光IPハイブリッドアーキテクチャ)を採用しています。
学術情報ネットワーク
研究開発センター/
学術基盤推進部
学術ネットワーク課
その他
展示番号概 要発表者
701大学院紹介 総合研究大学院大学:千代田キャンパス
●複合科学研究科情報学専攻 概要紹介及び平成19年度入試案内

国立情報学研究所は、総合研究大学院大学複合科学研究科に情報学専攻を開設し、5年一貫制博士課程と博士後期課程を設置しています。これら2つの課程では、情報学の先駆的な国際的研究機関である本研究所の専門性を活かし、21世紀の「知識社会」をリードする優れた人材の育成を目指しています。 情報学専攻は、都心に位置した好立地条件にあり、社会人の方も仕事をしながら学び、研究することが可能です。
情報学専攻には、約60名の学生が在籍し、三割が留学生、また半数が社会人学生です。 本コーナーでは、情報学専攻の概要、及び、平成19年10月及び平成20年4月入学に対する入試について案内を行います。
総務部
研究教育促進課
702「研究者への知的財産支援活動」
●知的財産本部の支援活動

知的財産本部は、NIIと同じ学術総合センターにあり、その研究成果が社会に役立つように知的財産の面から研究者を支援する活動を行っています。例えば、共同研究等の契約支援、世の中を変える発明の権利化、知的財産の利用支援、商標によるサービス名称保護、知的財産管理のルール作り、啓発活動等です。また、4つの大学共同利用機関が連携して活動する大学知的財産本部整備事業の代表機関としても活動しています。
知的財産本部
特別展示
展示番号概 要発表者
801本と電子情報空間を「連想」でつなぐ図書館リファレンス

新千代田図書館のリファレンス・コーナーでは、1000テーマ7000冊の新書を発想支援の道具として、世界一の本の街・神保町の所蔵書DBや多様な情報源を自在に関連づけます。リアルな本や古書街が電子情報空間へ自然に接続される未来的な電子リファレンス環境を体験してください。
高野 明彦
千代田区立
千代田図書館
802
明治大学図書館所蔵「木版挿絵入西洋初期印刷本零葉コレクション」電子展示

明治大学図書館所蔵「木版挿絵入西洋初期印刷本零葉コレクション」は、15世紀のインキュナブラを中心とした書物の木版挿絵のコレクションです。明治大学図書館では、2005年よりこのコレクションのデジタル化を進めてきました。その成果として、高精細デジタル画像によるコレクションの電子展示を行います。
明治大学図書館
803
ロボットの支援で快適な手術環境を実現する
●内視鏡・腹腔鏡下手術支援用Scrub Nurse Robotの開発

本研究プロジェクトでは東京電機大学21世紀COEプログラム「操作能力熟達に適応するメカトロニクス」の一環として、内視鏡・腹腔鏡下外科手術を対象した熟練器械出し看護師(英語ではScrub Nurseという)の代替として手術野における外科操作の進行状況、執刀医としての技量や経験の有無などに適応し、次に執刀医が必要とする器具を予測した上で、すばやい器具の交換作業を遂行できるScrub Nurse Robot (SNR)システムを提案し、その開発を行っている。
東京電機大学
804研究データベースの宝庫 古書(古本)検索サイト「日本の古本屋」

古書組合では1998年には古書販売のデータベースを立ち上げ、以後全国の研究者や愛書家から重宝されてきました。当面の課題は豊富な文献学的知識を持ち合わせた古書店とPCを駆使できる若い世代の協力関係であり、さらなる発展の途上にあります。
東京都古書籍商業共同組合
805国立公文書館デジタルアーカイブの紹介
—未来を拓く歴史資料—

国立公文書館は、一昨年より、当館所蔵資料のデジタルアーカイブである「国立公文書館デジタルアーカイブ」を運営しております。当館所蔵の公文書から大判絵図に至る多様な歴史資料を、高精細なJPEG2000形式画像データでデジタル化し、EAD/XMLデータベースと連携させて提供するものです。これまで推進してきたアジア歴史資料に関するデジタルアーカイブ事業と共に、そのコンテンツとシステム、利用方法の概要について展示します。
独立行政法人国立公文書館
806Web 2.0に向けた新たな情報技術の研究をバックアップ
「Yahoo!知恵袋」の研究利用による情報アクセスの新展開

「Yahoo!知恵袋」とは、質問したい人と回答したい人をむすび、知恵と知識を参加者同士で共有することを目的とする、日本最大の知識検索サービスです。国立情報学研究所とヤフー株式会社は、このデータのうち、2004年4月から2005年10月に投稿された質問311万件と回答約1347万件を研究者に提供します。これによりWeb2.0に向けた新たな情報アクセス技術の研究が加速されるものと期待されます。
大山 敬三
NIIテキストデータ
コレクション
グループ
東倉洋一
神門典子
板橋秀一
大須賀智子
山川仁子(NII)
岡本真
木戸冬子
(ヤフージャパン)
CSIワークショップ
 概 要発表者
 「全国大学共同電子認証基盤(UPKI)の構築と大学内システムへの応用
●大学間連携のための認証アプリケーション開発状況の説明と、
大学内のシステム(機関リポジトリ等)への応用について意見交換を行う

(1)易しいPKI:なぜ安全なのか
(2)身近なPKI:サーバ証明書の重要性
(3)これからのPKI:さまざまな大学内サービスの認証・認可の統合

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客員教授 谷本茂明
特任准教授 島岡政基
特任准教授 片岡俊幸
 「図書館目録の将来:ユーザの視点から、図書館の視点から」
●図書館目録の将来像について、ユーザの期待と図書館が目指すものの両面から各パネリストに語っていただき、参加者と共にディスカッションを行う

Part1 レクチャー
・図書館目録の将来:ユーザの視点から
・図書館目録の将来:ユーザの視点から
・図書館目録の将来:図書館の視点から

Part2 パネルディスカッション
図書館目録の将来展望

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岡本真 氏
(ACADEMIC
RESOURCE GUIDE)
篠原稔和 氏
(ソシオメディア
株式会社
代表取締役社長)
片岡真 氏
(九州大学
附属図書館)
パネルディスカッション
司会:相原雪乃
(国立情報学研究所
学術コンテンツ
課副課長)
 「はじめての学術機関リポジトリ
● 学術機関リポジトリの構築にこれから取り組む大学等の教職員に対して、概要と導入に関する解説を行う

Part1 レクチャー
(1)世界の学術情報流通は、今
(2)学術機関リポジトリの意義
(3)付加価値を加えたサブジェクト・ポータル的な取り組み
(4)これから始めるリポジトリ

Part2 パネルディスカッション
司会:尾城 孝一(国立情報学研究所 学術コンテンツ課長)日本の機関リポジトリは何をめざすのか:学術情報流通に果たす役割

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三根慎二 氏
(慶應義塾大学
(非常勤講師))
岩井雅史 氏
(信州大学
附属図書館)
林賢紀 氏
(農林水産研究
情報センター)
大平依理子 氏
(帯広畜産大学
附属図書館)