メールマガジン / MAIL MAGAZINE

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第57号(2008年5月28日発行)(2008年05月28日発行)

===== NII メールマガジン ============================ 2008/05/28
第57号           https://www.nii.ac.jp/

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NIIメールマガジンは、国立情報学研究所関連のイベント、サービスや出版物
などの最新情報を適宜まとめて月1回程度電子メールでお届けするものです。
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-目 次-

1.イベント案内
2.募集
3.教員の出版物
4.サービス

★★★★★★★★★★★★★ イベント案内 ★★★★★★★★★★★★★

■オープンハウス2008「未来を感じる。」

日 時: 6月5日(木)〜6日(金)
場 所: 学術総合センター 中会議場、一橋記念講堂ほか
申込み: 講演、市民講座、ワークショップについては、事前申込みを
お願いいたします。ワークショップを除き、当日参加も可能です。

参加登録は下記URLからお願いします。
https://www.nii.ac.jp/openhouse/

参加費: 無料

プログラム:
両日  研究成果発表 デモ・ポスター展示
プレゼンテーション
会場: 中会議場ほか(学術総合センター 2F)

6月5日(木)
会場: 一橋記念講堂(学術総合センター 2F)
13:30〜14:00 開会挨拶 研究所、大学院紹介
坂内 正夫(国立情報学研究所長)

14:00〜15:00 基調講演
「脳科学の社会へのインパクト」
川人 光男((株)国際電気通信基礎技術研究所
脳情報研究所 所長・ATRフェロー)
要旨:
脳科学は、近年の急激な進歩によって、コミュニケーション技術、
経済活動、先端医療などに大きく貢献する可能性が示され、
応用科学としての側面を持つようになりました。
本講演では、最近の脳科学の潮流について解説いたします。

16:00〜17:00 基調講演
「量子情報社会の可能性を探る」
山本 喜久(国立情報学研究所 教授 /スタンフォード大学 教授)

    要旨:
量子情報技術は物理学と情報科学が100年以上の歳月をかけて
共通の概念と言語を確立することにより発展してきた学際的研究
分野です。本講演では、この最先端の知識と技術が作り出す
未来社会の予想図を描いてみたいと思います。

19:00〜20:30 市民講座
「画像情報と電子透かし
-インターネットで画像や映像の権利を保護するための技術とは?-」
越前 功(国立情報学研究所 准教授)
<詳細は下記の「■国立情報学研究所市民講座」をご覧ください>

会場: 特別会議室(学術総合センター 1F)
16:00〜18:00 大学院入試説明会

6月6日(金)
13:00〜15:30 シンポジウム
「NAREGI成果報告会〜 動き出したサイエンスグリッドNAREGI 〜」

  会場:一橋記念講堂(学術総合センター 2F)
定員:500名

  大学等のスーパーコンピュータを連携させ、リサーチグリッド環境を実現する
「NAREGIミドルウェアVersion 1.0」を、平成20年5月9日(金)から、
オープンソース・ソフトウェアとして公開・配布しています。
5年間にわたる研究開発プロジェクトの成果であるNAREGIミドルウェアを
ご紹介し、今後の展開についてご説明します。
● NAREGI総合報告
● NAREGIミドルウェアのアーキテクチャ
● NAREGIミドルウェアの利用環境
● 分子科学研究所実証研究報告
● 大規模連携実証実験報告
● NAREGIミドルウェアの展開

10:30〜12:30 次世代学術コンテンツ基盤ワークショップ
「次世代の目録所在情報サービスを考える」

  会場:特別会議室(学術総合センター 1F)
定員:70名(※定員に達しましたので、受付を終了しました)

  国立情報学研究所では、次世代目録WGでの検討結果として、平成20年3月に
「次世代目録所在情報サービスの在り方について(中間報告)」を
公開しました。
このワークショップでは、「中間報告」についてご説明した上で,研究者や
図書館職員の視点による中長期的な展望や「中間報告」に対するご意見など
を受け、会場全体で意見交換を行います。
● 「次世代目録所在情報サービスの在り方について(中間報告)」のご紹介
〜 趣旨説明、テーマごとの解説、パブリックコメントの紹介
● パネルディスカッション

14:00〜16:00 次世代学術コンテンツ基盤ワークショップ
「CiNiiのいま、これから」

  会場:特別会議室(学術総合センター 1F)
定員:70名

  CiNii(NII論文情報ナビゲータ)は、正式公開後3年が経過しました。
これまで、抄録の無料公開、画面の大幅なリニューアル、Googleとの連携など
の改善を重ねることにより、CiNiiの利用は年々飛躍的に増加しています。
このワークショップでは、今後CiNiiをさらに進化させていくため、ユーザの方
からの活用事例紹介、NIIからの新たなシステム構想のご紹介などとともに、
会場全体で意見交換を行います。
● 研究者や図書館職員など、それぞれの立場での活用事例
● CiNiiのユーザビリティ
● 新たなCiNiiシステム開発の構想
● パネルディスカッション 

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■国立情報学研究所 市民講座
第1回:画像情報と電子透かし
-インターネットで画像や映像の権利を保護するための技術とは?-

講 師: 越前 功(国立情報学研究所 准教授)

日 時: 6月5日(木)19:00-20:30 
*NIIオープンハウスと同日開催のため、
通常の市民講座とは時間が変更となっています。
19:00まではオープンハウスの展示もご覧いただけます。
場 所: 学術総合センター内 一橋記念講堂
https://www.nii.ac.jp/introduce/access1-j.shtml
(千代田区一ツ橋2-1-2 神保町駅A8出口、
竹橋駅1b出口より徒歩3〜5分)

参 加: どなたでも参加できます。事前に申込みをしてください。
参加費: 無料
詳細・参加申込み: https://www.nii.ac.jp/shimin/index-j.shtml

概 要:
インターネットの普及により、携帯電話やパソコンから場所や時間
を選ばずに映画や音楽などのデジタルコンテンツを楽しめる便利な
世の中になりました。デジタルコンテンツは、フィルムや印刷物な
どのアナログコンテンツに比べて、加工、複製、配布が容易なため、
いつでもどこでも自由にコンテンツを利用できる便利な環境を提供
していますが、コンテンツの不正な加工、複製、配布もまた容易な
ため、コンテンツの作成者やその流通に関わる人たちの権利を侵害
する可能性があります。本講座では、デジタルコンテンツの権利保
護技術として近年注目されている電子透かしについて解説いたします。

講演後の質疑応答では、芸団協・日本シンセサイザープログラマー協会
の松武 秀樹氏にご参加いただき、本技術に関連する様々なご質問に
お答えいたします。

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■総合研究大学院大学 複合科学研究科 情報学専攻
大学院入試説明会【平成20年10月入学・平成21年4月入学(第1回)】

日 時:6月 5日(木)16:00〜18:00(NIIオープンハウス同時開催)
会 場:学術総合センター 1階特別会議室
内 容:出願方法、所内見学、学生生活紹介、個別相談会(予定)
対 象:5年一貫制博士課程(学部卒業者及び卒見込者)/博士後期課程
(修士課程修了者及び修了見込者)
※詳細はHPをご覧ください。
https://www.nii.ac.jp/education/info_2008/event_1.shtml

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■平成19年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)申込受付中
機関リポジトリ(IR)から広がる学術情報発信・流通:
最新動向から課題解決まで

最先端学術情報基盤(CSI)構築推進委託事業として、各機関が平成19年
度に実施した研究開発及び調査等の結果について情報共有を図るとともに、
その成果をCSI構築のために活用する方策等を検討するイベントです。

各種図書館、学会、出版社等、学術情報流通関係者の方や、研究者の方、
学生さんなど、本事業に関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
皆さまのご参加をお待ちしております。

プログラム、詳細情報は、平成19年度CSI委託事業報告交流会のページを
ご覧ください。
https://www.nii.ac.jp/irp/event/2008/debrief/

日時:
報告交流会(参加費無料):
平成20年6月12日(木) 10:30-17:30
平成20年6月13日(金) 9:30-12:00
懇親会(参加費4,000円):
平成20年6月12日(木) 18:00-20:00

場所:
学術総合センター 2階 一橋記念講堂(定員:500名)、中会議場 
https://www.nii.ac.jp/introduce/access1-j.shtml

参加申込:
以下のサイトにあるWebの申し込みフォームからお申し込みください。
https://www.nii.ac.jp/irp/

申込締切:平成20年6月2日(月)

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■平成20年度 軽井沢土曜懇話会
第1回 6月28日(土) 『人工知能 -ロボットの情報学-』
(1) 「ワールドカップでロボットは人間に勝てるか」
講師: 松原 仁氏
(公立はこだて未来大学 情報アーキテクチャ学科教授)
(2) 「言語と動作を学ぶロボット」
講師: 岩橋 直人氏
(情報通信研究機構 知識創成コミュニケーション研究センター)

会場: 国立情報学研究所 国際高等セミナーハウス(軽井沢)
https://www.nii.ac.jp/introduce/seminar1-j.shtml

時間: 14:00-16:40

詳細、参加申込み: https://www.nii.ac.jp/karuizawa/

★★★★★★★★★★★★★★★ 募集 ★★★★★★★★★★★★★★★

■ "Progress in Informatics "
No.6 の投稿募集中です。 (締切:平成20年8月末)
特集: Leading ICT Technologies in the Information Explosion
*一般論文の投稿も可能です
https://www.nii.ac.jp/pi/

★★★★★★★★★★★★★ 教員の出版物 ★★★★★★★★★★★★★

■『SPINモデル検査 - 検証モデリング技法』
中島 震教授 著、近代科学社
http://spinroot.com/spin/whatispin.html

■『大学はなぜ必要か』
学術研究フォーラム 編、NTT出版
http://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/4181.html

■『人間とロボットの<間>をデザインする』
山田 誠二教授 監著、東京電機大学出版局
http://www.tdupress.jp/cgi-bin/html.cgi?i=ISBN978-4-501-54380-8

★★★★★★★★★★★★★★ サービス ★★★★★★★★★★★★★★

■科学研究費成果公開サービス(KAKEN)試行版および研究者リゾルバー
試行版の公開について

 国立情報学研究所学術コンテンツサービス研究開発センターでは
科学研究費成果公開サービス(KAKEN)の機能強化を行った
サービス試行版(β版)として公開しました。
今回の機能強化では論文同定および研究者同定の機能を追加しています。
成果報告書の文献からCiNii等の文献サイトに飛ぶことができ、
また個別の研究者の成果を集約してみることができるようになりました。
また、この研究者同定機能をもとに新たに研究者リゾルバーというサービスの
試行版(α版)を公開します。このサービスでは様々なサイトにある個別の
研究者の情報を集約して閲覧、アクセスできるようにしています。

 ○詳細は以下のページをご覧ください。
リリースノート:https://www.nii.ac.jp/cscenter/kaken-rns.html

  科学研究費成果公開サービス(KAKEN)試行版サイト:
http://seikaplus.csc.nii.ac.jp/

研究者リゾルバー試行版サイト:http://rns.csc.nii.ac.jp/

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-編集後記-
NII メールマガジン 第57号をお届けしました。
ご意見、ご感想は、[kouhou@nii.ac.jp]までお願いいたします。

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