委託事業
委託事業
平成24年度委託事業
平成24年度は,領域1:34機関,領域2:7プロジェクト,領域3:4プロジェクトと委託事業を推進しています。
平成24年度委託機関リスト
領域1 継続委託機関リスト(28機関)
弘前大学(共同)
茨城大学
新潟大学(共同)
(連携機関:長岡工業高等専門学校 新潟県立大学 国際大学 新潟国際情報大学 新潟産業大学 新潟工科大学 新潟青陵大学 新潟医療福祉大 敬和学園大学 長岡造形大学 新潟経営大学 明倫短期大学)
上越教育大学
福井大学(共同)
(連携機関:福井県立大学 福井工業大学 仁愛大学 仁愛女子短期大学 敦賀短期大学 福井医療短期大学 福井工業高等専門学校)
信州大学(共同)
(連携機関:飯田女子短期大学 上田女子短期大学 佐久大学 信州豊南短期大学 清泉女学院大学 長野県看護大学 長野県短期大学 長野工業高等専門学校 長野女子短期大学 長野大学 松本歯科大学 松本大学 松本短期大学)
滋賀大学
京都教育大学
札幌医科大学
青森県立保健大学
山梨県立大学
大阪市立大学
文教大学(共同)
(連携機関:淑徳大学 跡見学園女子大学)
聖学院大学
専修大学
神奈川大学
中部大学
大阪女学院大学
奈良大学
広島経済大学(共同)
(連携機関:尾道大学 広島国際大学 広島国際学院大学 広島女学院大学 広島工業大学 広島市立大学 広島文化学園大学 広島文教女子大学 日本赤十字広島看護大学 比治山大学 県立広島大学 呉工業高等専門学校)
別府大学
核融合科学研究所
国立民族学博物館
香川大学(共同)
(連携機関:高松大学 高松短期大学)
琉球大学(共同)
(連携機関:沖縄大学 沖縄県立看護大学 名桜大学 沖縄キリスト教学院大学)
椙山女学園大学
京都ノートルダム女子大学
志學館大学
▲ページTOPへ戻る
領域1 追加委託機関リスト(6機関)
愛媛大学
名古屋市立大学
神戸市外国語大学
東京医科大学
東洋大学
麻布大学
6機関の応募があり,うち6機関に委託しました。
▲ページTOPへ戻る
領域2 プロジェクト一覧(7プロジェクト)
数学ポータル構築
機関リポジトリアウトプット評価の標準化と高度化
博士論文発信支援パッケージ開発プロジェクト
オープンアクセス環境下における同定機能導入のための恒久識別子実証実験
全国遺跡資料リポジトリ・プロジェクト
文献自動収集・登録ワークフローシステムの開発
新 XooNIps の開発 /Library モジュールの開発と普及
プロジェクト名:
数学ポータル構築
sparc1.math.sci.hokudai.ac.jp/dmljp/
代表機関: 北海道大学
(業務の目的及び内容):
目的:国内で発行される数学系ジャーナルおよび大学紀要を集約することで,国際的に展開するDigital Mathematics Library(DML)の日本パート(DML-JP)を展開する。
内容:複数のデジタルリポジトリからサブジェクトベースのセントラルなリポジトリを構築する。特に,数学系ジャーナルに特化した部分と一般的に適用できる部分を明確に分割して実装する。
(業務の実施計画):
昨年度構築したOAI-PMHの拡張とAuthor's Profileの取り込みに対応し,以下の二点を実装する(役務費による外注)。
 1. OAI-PMHを利用したクライアントベースのオーバーレイ機能
 2. Author's Profileの自動取得機能の強化と機関リポジトリへ格納する機構の調査,実験
また,米数学会の年会にて資料収集と調査を行い(外国旅費),バックアップ機器を補充する(消耗品費)。最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
プロジェクト名:
機関リポジトリアウトプット評価の標準化と高度化
代表機関: 千葉大学
(業務の目的及び内容):
ROAT (Repositry Output Assessmennt Tool) を構築・運用してきた成果を前提として,従来の統計処理の妥当性の検証と改良方策の提案,多様な分析を可能とするためのレコード処理機能の検証およびシステム更新,カウント方法の統一基準に関する国際連携の推進,ROATの利用促進ならびに利用機関に対する技術支援などを通じて,機関リポジトリへのアクセスの統計処理に関する標準的な方法の確立を目的とする。
最終的な成果については報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
(業務の実施計画):
国内外の動向を注視しつつ「アウトプット評価のための機関リポジトリガイドライン」を改訂し,アウトプット評価のプロジェクトで得られた成果をまとめた報告書を和英で作成し,公開する。
連携機関: 東北大学 筑波大学
プロジェクト名:
博士論文発信支援パッケージ開発プロジェクト
http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ut-repository/
代表機関: 東京大学
(業務の目的及び内容):
本事業は,これまで東京大学が培ってきた経験を活かし,博士論文を収集・発信するために必要とされる制度化と,デジタルで受け入れて発信する仕組みについて,その具体的な実現手法を他大学と共有できるようにするプロジェクトである。
博士論文の収集・発信への準備・制度化に着手してから,具体的な成果発信に至るまでを想定し,各段階で必要とされる手法をテンプレートのかたちで順次公開していく。具体的には,博士論文登録システム,博士論文検索インターフェース,許諾ノウハウ,電子化仕様書のパッケージ化とその公開を考えている。
(業務の実施計画):
博士論文の発信に取組もうとする機関を支援するために,博士論文検索インターフェースについて試用結果をフィードバックした改修(検索結果のソート,ファイル出力等)を行う。また,実際にコンテンツ構築を行いその実効性を確認した汎用性のある電子化仕様書を作成する。また,その過程で得られた知見をもとに許諾のノウハウのレポートも作成する。また,最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。なお,以上の作業は全て役務費により行う。
プロジェクト名:
オープンアクセス環境下における同定機能導入のための恒久識別子実証実験
http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/kura/maiidentity/index.html
代表機関: 金沢大学
(業務の目的及び内容):
2年間の実証実験の分析結果をもとに,識別子を導入した大学に対する識別子の実装効果や,未導入大学に対する導入意欲を探るための調査を行い,これまでの本学の事業について,課題を含めた報告書にまとめる。
あわせて,今後の著者識別子のあり方と普及にむけてどのような対処をしていくべきかの展望も示したい。
(業務の実施計画):
(1) 昨年導入した4大学の実情に関するアンケート調査を実施し,導入効果,利用実例等を考察する。
(2) 未導入校へのアンケートを実施し,導入への意欲,導入への問題や障害等を調査し,改善点等を検証する。
(3) 本実施計画に関しては,必要に応じて NII との連絡調整等を行う。
(4) 最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
プロジェクト名:
全国遺跡資料リポジトリ
http://rarcom.lib.shimane-u.ac.jp/
代表機関: 島根大学
(業務の目的及び内容):
本事業は,国内の考古学・歴史学分野における基本資料である遺跡の発掘調査報告書を電子化し,リポジトリシステムによって公開することで,当該分野における学術情報流通基盤整備を図ることを目的としている。
CSI委託事業終了後を見据えて,遺跡資料リポジトリへの参加都道府県を持続的に拡大するとともに,安定的な運営を実現するためのシステム開発,関係機関等への認知度を高めるためのシンポジウムの開催,参加府県の報告書の遡及的な電子化と公開を実施する。
(業務の実施計画):
・リポジトリ間連携機能及びリカバリー機能等を中心とした「集積遺跡クラウド」システムを開発するとともに,セルフアーカイブを進める上で必要なユーザインターフェイスの改良,マニュアルの整備等を行う。(役務費)
・参加府県の報告書(約1,800冊,約21,500ページ)の遡及的な電子化を外注作業によって実施する。(役務費,消耗品費)
・自治体担当者や研究者,学生,一般市民を対象としたシンポジウムを開催する。また,プロジェクト連携大学の担当者が今後のプロジェクトの方向性を確認し,今年度の事業計画を協議する実務者連絡・調整会議を開催する。(国内旅費,消耗品費)
・最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
プロジェクト名:
文献自動収集・登録ワークフローシステムの開発
代表機関: 九州大学
(業務の目的及び内容):
本事業は,連携機関(一橋大学,筑波大学,三重大学)と協力し,研究者(=登録者)への負担の少ないセルフアーカイビングを実現すると同時に,リポジトリ担当者のワークフローを標準化・システム化することで,リポジトリの登録を促進することを目的としている。具体的には,この目的を満たすシステム群を開発し,様々な機関で活用出来るよう汎用化を行い公開する。
(業務の実施計画):
(1)システムの検証・評価(運営費‐役務費,人件費‐事務職員)
本事業で昨年度までに開発したシステムを導入・試験運用し,検証・評価を行う。導入作業は業者へ委託する。また,九州大学にてアルバイトを雇用し,試験運用に伴うリポジトリ登録作業と有用性評価のための調査を実施する。
(2)システムの改善・汎用化(運営費‐役務費)
検証・評価から浮き彫りになる課題の改善と汎用化を実施する。
(3) 意見調整のためのミーティング(運営費‐国内旅費)
開発システムの評価・改善について,連携機関との意見調整のためのミーティングを九州大学にて2回,図書館総合展会場(横浜)にて1回開催する。
(4)国際会議等での成果発表(運営費‐国内旅費,その他)
九州大学にて開催される国際会議(ESKM2012)にて本事業の成果発表を行う。なお,最終的な成果については報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
(5)その他(運営費‐消耗品)
本事業の合理的遂行に不可欠な消耗品等を購入する。
連携機関: 一橋大学 筑波大学 三重大学
プロジェクト名:
新XooNIps の開発/Library モジュールの開発と普及
http://xoonips-library.sourceforge.jp/project/
代表機関: 慶應義塾大学
(業務の目的及び内容):
・新XooNIs開発への参画と普及
XooNIpsの開発元である理化学研究所による新XooNIps設計・開発に参画し,機関リポジトリとして新規構築支援,XooNIpsを既に利用している機関のサポートを目指す。
Libraryモジュールとして持たせていた機能に関しては本体へ組み込む方向で計画されており,その機能についても開発元と調整・開発を進め,公開版がより機関リポジトリとして利用しやすくなることを目的とする。
・ワークショップの開催
主に新XooNIpsの新機能を紹介すること,また機関リポジトリ未構築大学へ構築促進を促すことも目的として委託期間中に計2回のワークショップを開催する。
(業務の実施計画):
・新XooNIs開発への参画
連携機関と共に理化学研究所との打合せを実施し,仕様の確認,開発への要望を行う。また,利用機関への情報提供を依頼し,ワークショップでの情報公開,移行方法についての要望を挙げる。
・新XooNIpsへの移行のための手順の作成と公開
新XooNIpsの開発については大幅な機能見直しが行われているため,バージョンアップというよりも移行作業が必要となる予定とのことである。利用機関への支援として手順について理化学研究所と協力しわかりやすくまとめる作業を実施する。
・ワークショップの開催
関東で1回,関西で1回のワークショップ開催を計画している。会場候補は検討・交渉中であるが,理化学研究所と香川大学を計画している。講師は開発元の理化学研究所や慶應だけではなく,利用機関からも選任する。内容としては機関リポジトリ構築の促進を目指し,新XooNIpsへの情報提供,構築・運用までの容易性を活かした未構築機関でもわかりやすいものとする。詳細な内容は講師陣で検討する予定であるが,マニュアルの整備と公開,デモを交えた構築・運用手順の情報提供などを予定している。
最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
連携機関: 別府大学 奈良大学 近畿大学 熊本学園大学
▲ページTOPへ戻る
領域3 プロジェクト一覧(4プロジェクト)
機関リポジトリコミュニティ活性化のための情報共有
機関リポジトリ担当者の人材育成
オープンアクセスとセルフ・アーカイビングに関する著作権マネジメント・プロジェクト(SCPJ プロジェクト3)
名古屋・東海地区における機関リポジトリコミュニティ形成の支援
プロジェクト名:
機関リポジトリコミュニティ活性化のための情報共有
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/
代表機関: 北海道大学
(業務の目的及び内容):
各機関における機関リポジトリ運営に資することを目的とし,機関リポジトリ構築及びオープンアクセス思潮に係る情報共有,国際連携活動を通じて国内の機関リポジトリコミュニティの活性化を推進する。
(業務の実施計画):
以下の活動を通じてコミュニティを活性化し,国内の機関リポジトリ設置数及び公開論文数の増加に資する。
(1) 海外文献の翻訳・国内活動の英訳(運営費−役務費)
オープンアクセスに関する海外論文の英文和訳(1件)によって海外情報を入手しやすくする。また,国内活動等の和文英訳(3件)によって日本の活動を海外へ紹介する。
(2) 海外関連団体との国際的情報共有(運営費−役務費,外国旅費,国内旅費,その他)
海外関連団体COARへ継続して加盟し,COARの各ワーキンググループの活動に参加する(年会費2,500EUR)。また,海外(英国RSP/UKCoRRおよびオーストラリアCAIRSSを想定)から講師2名を招聘し,最新情報を得て国内コミュニティに還元する。
(3) 全国ワークショップ,テーマ別ワークショップ(運営費−役務費,国内旅費,消耗品,その他)
全国ワークショップおよび教員とのつながりの強化をテーマとしたワークショップを各1回開催し,機関リポジトリ・オープンアクセスについて情報共有を促進し,コミュニティの活性化を図る。(講師・スタッフ派遣旅費2回計9名,資料送付等経費など)
(4) 機関リポジトリの今後に関する検討(運営費−国内旅費)
検討・連絡調整会議を開催(1回3名)し,機関リポジトリの今後に関して検討を行う。 関連機関を訪問するなどして,機関リポジトリの最新の技術動向に関して情報収集・意見交換を行う。(のべ4名)
最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
連携機関: 大阪大学 小樽商科大学 広島大学 千葉大学
プロジェクト名:
機関リポジトリ担当者の人材育成
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
代表機関: 広島大学
(業務の目的及び内容):
国内各機関における機関リポジトリの発展に資することを目的とし,研修事業やワークショップの開催,同イベントへの講師派遣等を行うことで,機関リポジトリ担当者のスキルアップを図る。広島大学は全体計画・管理と基礎研修,大阪大学は専門研修,千葉大学はワークショップを主に担当する。連携機関,各種協議会,DRF等との連携のもとに次項業務を行う。なお,最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
(業務の実施計画):
1. 機関リポジトリ新任担当者研修の開催 (人件費,運営費)
日程・会場
 第1回 平成24年8月23日(木)〜24日(金) 筑波大学
 第2回 平成24年9月6日(木)〜7日(金) 岡山大学
 第3回 平成24年10月18日(木)〜19日(金) 国立情報学研究所
講師また開催・運営スタッフの派遣。旅費事務・開催補助要員の雇用。資料印刷外注,用品の購入等。
2. ワークショップの開催(人件費,運営費)
香川大学で開催する。講師また開催・運営スタッフの派遣。用品の購入等。
分担機関: 大阪大学
(業務の目的及び内容):
国内各機関における機関リポジトリの発展に資することを目的とし,研修事業やワークショップの開催,同イベントへの講師派遣等を行うことで,機関リポジトリ担当者のスキルアップを図る。広島大学は全体計画・管理と基礎研修,大阪大学は専門研修,千葉大学はワークショップを主に担当する。連携機関,各種協議会,DRF等との連携のもとに業務を行う。なお,最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
(業務の実施計画):
1. 機関リポジトリ医学ワークショップの開催(国内旅費,消耗品費)
講師および運営スタッフを派遣する。
日程・会場: 平成24年8月26日(聖路加看護大学)
2. 機関リポジトリワークショップ近畿の開催(国内旅費,消耗品費)
講師および運営スタッフを派遣する。
日程・会場: 平成24年9月21日(神戸松蔭女子学院大学)
3. 機関リポジトリ中堅担当者研修の開催(国内旅費,消耗品費)
講師および開催・運営スタッフを派遣する。
日程・会場: 平成24年9月26日-9月28日(国立女性教育会館)
分担機関: 千葉大学
(業務の目的及び内容):
国内各機関における機関リポジトリの発展に資することを目的とし,研修事業やワークショップの開催,同イベントへの講師派遣等を行うことで,機関リポジトリ担当者のスキルアップを図る。広島大学は全体計画・管理と基礎研修,大阪大学は専門研修,千葉大学はワークショップを主に担当する。連携機関,各種協議会,DRF等との連携のもとに業務を行う。最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
(業務の実施計画):
・ワークショップの講師派遣,運営
・福島大学でワークショップ開催。(謝金,国内旅費,消耗品)
・人材育成に係るワークショップを開催する。(謝金,国内旅費,消耗品)
プロジェクト名:
オープンアクセスとセルフ・アーカイビングに関する著作権マネジメント・プロジェクト (SCPJ プロジェクト3)
http://scpj.tulips.tsukuba.ac.jp/
代表機関: 筑波大学
(業務の目的及び内容):
機関リポジトリのコンテンツ拡充及び日本の学術情報流通の基礎データを提供するために,「学協会著作権ポリシーデータベース」(以下,SCPJデータベース)のデータ更新及び機能拡充を行うとともに,関連団体及び学協会との情報共有・意見交換を行い,オープンアクセス(以下,OA)への理解を促進し,各学協会の OA方針検討を支援する。
(業務の実施計画):
1. SCPJデータベースのNII Cloudへのシステム移行とプロジェクト展開の検討
SCPJデータベースを同研究所のシステム環境に移行し,稼働を検証する 。これに伴い,システムの部分改修・調整を行う。また,機関リポジトリ構築機関等に改めてSCPJデータベースの重要性を広報し,CSI委託事業終了後の継続的な運用への理解と協力を得るために,デジタルリポジトリ連合と共同でワークショップの開催等プロモーションを行う。併せて,国立情報学研究所,国公私立大学図書館協力委員会等,大学図書館関連諸組織の協力を得て,本事業終了後のSCPJデータベースの維持管理について検討する。(運営費:役務費,国内旅費)
2. 学協会関係者との意見交換・情報共有
SPARC Japan,大学図書館関連団体,学協会関連団体等と連携し,説明や懇談の場を持ち情報共有を図るとともに,オープンアクセスと著作権ポリシーの検討の必要性について情報を提供する。(運営費:国内旅費)
3. SCPJデータベースのデータ更新
 学協会への定期的な調査を実施する。国立大学図書館協会,デジタルリポジトリ連合を通してリポジトリ構築機関に対する,データ更新の協力を依頼する。学協会に対しても引き続き,自身の手によるOA方針の編集促進を呼び掛ける。(人件費:事務職員,運営費:消耗品)
連携機関: 千葉大学 東京工業大学 神戸大学
プロジェクト名:
名古屋・東海地区における機関リポジトリコミュニティ形成の支援
http://cont.library.osaka-u.ac.jp/kinki3/
代表機関: 名古屋大学
(業務の目的及び内容):
名古屋・東海地域において,機関リポジトリの既設・未設機関の区別なく,相互に気軽に情報交換できる活きた機関リポジトリの担当者コミュニティの形成を主目的とする。参加希望の担当者を集め,CSI委託事業の他の機関リポジトリ研修プロジェクトと連携して,連続的に計3回の研修会を開催する。
最終的な成果については,報告書としてまとめ,国立情報学研究所と協議の上,公開する。
(業務の実施計画):
1. 機関リポジトリの導入を推奨し,また運営上の問題点を議論し情報を共有することを目的とする連続研修会を名古屋・東海地区で3回,開催する。(運営費-国内旅費)
2. 個別の機関の独自事情について相談を受けることを目的とする近隣大学訪問を名古屋・東海地区で2回程度,実施する。(運営費-国内旅費)
3. 連続研修会等その他本プロジェクトを遂行するために必要な消耗品を購入する。また資料等を送付する。(運営費-消耗品,その他)
《平成24年度委託事業のページへ戻る
▲ページTOPへ戻る
最終更新日: 2013年02月26日