| 回 | 開催日/講演テーマ | 講 師 | 講義映像
【収録時間】 |
| 1 | 2009年6月11日(木) *オープンハウス
攻撃に強いソフトウェアをいかにして作るか?
セキュリティとコンピュータ | (みずほ情報総研(株)) | 
【 1:35:13 】 |
近年、ネットバンクやネットショップの充実など、便利なサービスが日常化しつつあります。しかし、一方で、クレジットカード情報の悪用など、セキュリティが社会問題化しており、その利便性を阻害しています。
そこで、今回は、安心して便利なサービスが使えるようにするために、攻撃に強いソフトウェアの作り方を解説します。 |
| 2 | 2009年7月15日(水)
大量の音声データから見えてくるものは?
音声から情報を得る | 板橋 秀一 | 
【 0:59:36 】 |
同じように「こんにちは」と話しても、人によって音声の特徴は異なり、男性・女性・子供の声の性質はかなり違っています。カーナビ等で使われている音声認識や音声合成の研究を進めるためには各種・大量の音声データ(音声コーパス)が必要です。そのため共通利用可能な音声コーパスを作成し、その利用体制を整備することが世界的に進められています。本講座では、まず音声認識・合成の概要を紹介してその難しさがどこにあるかを述べます。次いで音声コーパスの必要性やその設計・構築・利用上の問題点について述べ、さらに音声コーパス利用者がコーパスを選択する際に助けとなる方法を紹介します。 |
| 3 | 2009年8月6日(木)
新聞記事の科学面はどのようにつくられるか?
科学ジャーナリズム | 中村 雅美 | 
【 1:05:10 】 |
新聞の科学・技術面は日頃あまり読まれない面であるが、医療や食品など生活に密接に関係する話題が多くなってきており、加えて、落ち着いた報道姿勢をとることが多いことから注目する読者も増えてきている。こうした科学・技術面がどのようにして作られているかを新型インフルエンザなど最近の話題を材料にしてみるとともに、書き手である記者(科学記者)の悩みなどについても考察する。また、科学・技術面に限らず一般の新聞記事がどのようにして生まれてくるかをみる。 |
| 4 | 2009年9月2日(水)
インターネットは地域社会をどう変えるのか?
ネット時代の社会心理 | 小林 哲郎 | 
【 1:00:34 】 |
地域社会では、一人ではなかなか解決できない問題や、住民が協力しあうことで解決しやすくなる問題がしばしば発生する。しかし、ライフスタイルや雇用形態が多様化した現代では地域住民が一堂に会して話し合いをすることは困難になりつつある。そこで、インターネットをうまく利用することで、こうした地域社会での問題をよりよく解決することができないだろうかという期待が生じている。 しかし、そもそもインターネットというメディアは、人々のコミュニケーションを地理的な制約から解放する点にこそ、その特徴とメリットがあったのではなかったのか。こうした疑問は地域社会におけるインターネット利用への期待と矛盾するものだろうか。 この講座では、インターネット利用と地域社会のかかわりについて、近年の社会科学で重要な論点となっている社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)をキーワードに、国内外の研究成果を読み解いていく。 |
| 5 | 2009年9月30日(水)
快適な情報通信はいかに実現されるか?
通信の品質保証 | 計 宇生 | 
【 1:11:48 】 |
私たちはネットワークを使って、物理的に隔てられた人やコンピュータとの間で情報のやりとりをしています。快適な情報通信を実現するためには、情報を速く正確に伝えるという通信の品質保証が必要であり、その実現の方法について考えます。通信に求められる品質は、通信手段や目的によって違ってきます。データ通信やEメールでは、情報が確実に届くことが重要であり、電話のようなリアルタイムの通信では、音声が遅れると不快感を持ちます。さまざまなアプリケーションやサービスをネットワーク上で提供する場合、求められる品質に応じて必要な資源を割り当てたり、どの情報から先に送るかという優先順位を決めてやる必要があります。こうした品質保証のための制御方法や手順について解説します。 |
| 6 | 2009年12月14日(月)
物忘れがなくなる社会は実現するか?
生活を見守るライフログ | 相原 健郎 | 
【 1:04:01 】 |
日常生活におけるITは、ネット検索やオンライン通販などを自宅のPCで利用するという固定された利用環境から、携帯機器や街中の端末を使って「いつでも」「どこでも」活用される形態に拡張され始めています。あなた自身の携帯電話や、街中に設置されたセンサなどがあなたの行動を見守りサポートしてくれる情報技術に関し、その取り組みや問題点などについて解説します。 |
| 7 | 2010年1月19日(火)
あなたの体質や生物の進化をゲノムから知る方法とは?
ゲノムと情報学 | 隈 啓一 |  【 0:59:59 】 |
今年は進化論で有名なダーウィンの生誕からちょうど200年、また、彼の著書「種の起原」第1版が発表されてから150年になります。昔は、生物の形をもとに進化を研究していましたが、最近ではゲノム(生物がもつ遺伝情報全体のこと。大量のDNAの並びからなる)から進化を探ることが可能になり、さまざまな新しい事実がわかってきました。その方法や、得られた結果について、まず最初にお話したいと思います。 また、人によっては、たとえば太りやすかったり、ある病気にかかりやすかったりしますが、そのような、いわゆる「体質」もゲノムからある程度推測できることがわかってきました。本講演では、そのような研究について簡単に触れるとともに、このような情報が健康管理などに有益である一方で、きわめて取り扱いに注意を要するものであることをお話ししたいと思います。 |
| 8 | 2010年2月17日(水)
テキストの山を斬って見えてくるものは?
膨大な文書の処理技術 | 高須 淳宏 |
【 1:06:43 】 |
現在、私たちは、インターネットを介して膨大な量のテキストにアクセスできるようになっています。また、電子メールやオンラインニュースなど、日々生成されるテキストの量も多く、これらのテキスト情報を上手に活用することが求められています。本講座では、まず、大量テキストデータを処理するための、最新のテキストマイニング技術を紹介します。インターネット上のテキスト情報の特徴のひとつに、大量の類似情報が含まれていることがあげられます。そしてこれらの最新技術の紹介に続いて、これらの類似テキスト情報を効率良く検出するための私たちの取り組みとその技術の応用事例を紹介します。 |