イベント / EVENT

平成28年度 情報セキュリティセミナー

 昨今のサイバー攻撃手法の高度化、巧妙化に伴い、文部科学省関係機関が有する情報資産に対する脅威は日々増加しており、全ての攻撃を100%防御することは不可能な状況にあります。
 本年度のセミナーは、「現場とCISOを繋ぐ-インシデント対応のあるべき姿とは-」をテーマとして、セキュリティインシデントの発生を前提とし、インシデントに対応する教職員が、迅速かつ的確に被害を最小限に留める対応を行うとともに、機関全体としての再発防止に繋げてくための知識を共有することを目的として開催致します。
 なお、本セミナーは、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が例年実施する「サイバーセキュリティ月間(毎年2月1日~3月18日)」関連行事として開催するものです。

開催概要
日時: 平成29年2月27日(月)13:00-16:30(12:00開場)
場所: 国立大学法人一橋大学 一橋講堂
(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内)
http://www.hit-u.ac.jp/hall/file/menu-016/file_01.pdf
主催: 文部科学省
共催: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所
後援: サイバーセキュリティ戦略本部
参加対象者: 国公私立大学、公私立短期大学、国公私立高等専門学校、大学共同利用機関法人、 独立行政法人(研究開発法人を含む)、特別の機関、施設等機関、私立学校振興・共済事業団、 公立学校共済組合、放送大学学園に勤務するサイバーセキュリティ又は危機管理を担当とする教職員等
定員: 500名(定員に達し次第締め切り)
※できる限り多くの機関の方に参加頂きたいため、1機関あたりの募集人数を2名以内とします。なお、1機関で3名以上申込登録があった場合は調整させて頂くことがありますので予めご了承願います。
現場とCISOを繋ぐ~インシデント対応の在るべき姿とは~
13:00-13:10 開会の挨拶
文部科学省大臣官房サイバーセキュリティ・政策評価審議官 中川 健朗
13:10-14:10
(60分)
「そのセキュリティ対応、間違っていませんか?」
ソフトバンク・テクノロジー株式会社
技術総括 セキュリティソリューション本部
脅威情報調査室 シニアセキュリティリサーチャー 辻 伸弘

【講演内容】
 実際のインシデントの対応の具体例を交えながら、現場としてセキュリティ対応はどうあるべきだったのか、組織としてどのように公表すべきだったか、また、個人としてどのように常日頃のセキュリティを考えていくべきか、といった幅広い視点からセキュリティ対応について分り易く御講演いただきます。
14:10-15:10
(60分)
「CSIRTにおける基本の「キ」とは?」
CSIRT研究家
(JPCERT/CC専門委員、日本シーサート協議会専門委員) 山賀 正人

【講演内容】
 組織に応じて「様々なCSIRT」の形がありますが、CSIRTはインシデント対応を行うだけでなく、組織の事業継続のために必須な存在となりつつあります。では、そもそもCSIRTとは何なのか、情報セキュリティの組織と何が違うのか、といったCSIRTの基本から実践まで御講演いただきます。
15:10-15:25 休憩(15分)
15:25-16:25
(60分)
「CISOがつくる現場のための情報セキュリティガバナンス」
株式会社ディアイティ
クラウドセキュリティ研究所 所長 河野 省二

【講演内容】
 セキュリティを強化するためには、インシデント発生時のみならず、常日頃から現場担当者とCISOとの間で有用なコミュニケーションが実現されなくてはなりません。ここでは、CISOが求める報告の視点、また現場担当者が求められる情報を伝えるために必要な観点について御講演いただきます。
16:25-16:30 閉会の挨拶
国立情報学研究所 学術基盤推進部長 漆谷 重雄
申込方法

以下のWebサイトより参加申込をして下さい。
このリンクより文部科学省が運営する申込サイトに移動します。

  • 平成28年度文部科学省情報セキュリティセミナー参加申込サイト

※定員に達し次第締め切らせて頂きます。
※事前の申込みのない方の当日会場での受付は行いません。

問い合わせ先

〇情報セキュリティセミナーの講演内容・申込等に関すること
文部科学省 大臣官房政策課 情報システム企画室 情報セキュリティ係
TEL: 03-5253-4111(内線:2248,3040,3060)

〇このホームページに関すること
国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術基盤課 情報セキュリティセミナー担当
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
E-Mail: secsem2015[at]nii.ac.jp [at]を@に変更してください。

secsem 2016-index page2463

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