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Interview
次世代ネット「SINET5」の役割
日米欧による国際共同プロジェクト
NII が構築・運用する日本の学術情報ネットワーク(Science Information Network:SINET)が、4月からさらに進化した「SINET5」となって運用を開始した。大学や研究所など約850の機関が利用するネットワークで、これまで地域によってバラツキがあった通信速度を全国的に100Gbps[1]に引き上げた。利用が広がるクラウドコンピューティングにも対応し、セキュリティや情報共有などの面でも大幅に機能を高めている。米国や欧州では学術情報ネットワークの高速化が先行しており、今回のSINET5移行で日本もようやく肩を並べたことになる。SINETの運用を長年担ってきた学術基盤推進部長の漆谷重雄教授に、SINET5への移行の狙いと今後の利用の仕方について聞いた。
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SINET5が提供する新サービスの二本柱 - 解説
クラウドを積極活用できる環境を新たに提供する
SINET5は、全国100Gbpsという通信速度をはじめ、さまざまな点で大きく進化している。その一つがクラウドサービスに対する大幅な機能強化と使い勝手の向上。そしてもう一つが、より安心してネットワークを活用するためのセキュリティへの取り組みである。SINET5が提供するクラウド活用のためのサービスとセキュリティへの取り組みについて、NIIのクラウド基盤研究開発センター センター長の合田憲人教授と、サイバーセキュリティ研究開発センター センター長の高倉弘喜教授にそれぞれ聞いた。
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SINET5とは - 解説
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ユーザが語るSINET5移行の意義
プロジェクトの成否のカギはネットワークの力
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"究極の電波望遠鏡"からのデータ転送に貢献
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「アドレナリンの出るアルゴリズム研究」 NIIの人々 vol.1
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Essay
情報技術は大学革命の砦
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