NIIテクニカル・レポート (NII-2005-007J)

タイトル 科学研究費補助金採択研究課題数による大学の研究活性度の調査研究
−2003年度(平成15年度)版− IV.総合・新領域系および大型研究費編
著者名 野村浩康、前田正史、光田好孝、前橋 至、
根岸正光、柴山盛生、西澤正己、孫 媛、杉田茂樹
概要    科学研究費補助金は、わが国で最も古い大学等の研究者に対する研究費の提案・公募型の研究費配分制度であり、申請領域においてピアレビューにより割り当てられる。
   学術研究・科学技術の発展により、科学研究費の申請分野細目表は5年ごとに見直されることになっている。2002年度の中期には細目表の大改訂がおこなわれ、2003年度の申請より適用されている。
   本編は細目表改訂後にあたる2003年度版の第4篇、総合・新領域系および大型研究費編である。他の分野に関しては、第1編で人文社会系、第2編で理工系編、第3編で生物系編を公表しており、残りの編についても引き続き公表予定である。
   2003年度の採択課題数は大学および研究所ごとに総合・新領域系の新しい細目表に従ってまとめ、以前に報告した1998-2002年度の旧細目分野との比較を行った。ここでは各々の分野で国立基幹大学および大規模私立大学の優位が目立つという結果になっている。
   一方、大型研究費は特別推進研究、特定領域研究、特別研究促進費、学術創成研究費を含むが、これらの研究種目では細目表の改訂の影響を受けていない。それゆえ大型研究費採択課題数における大学のランキングの傾向は、2004年に公表した1998年から2002年までの結果とほぼ変化がない。
言語 日本語
公開日 2005年3月24日
ページ数 57頁
PDFファイル 05-007J.pdf



ISSN:1346-5597
NIIテクニカル・レポート
国立情報学研究所